東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。
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現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。
「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ
をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/
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This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University
of Foreign Studies (TUFS).
The following info. is about events & classes on
Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues.
English/Portuguese sites are not yet available...
Sorry, but please study Japanese!
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本日、去年TICADの最終日にやったアフリカ特集on朝日新聞の 続編としてアフリカ小特集が企画されています。 これまで主宰してきた有機農業の勉強会ネタも記事になり、 9ページ目に「実り始めた日本発の有機農法」として紹介され ています。アジア学院で有機農法を学んだウガンダ農村の教会 関係者が地域住民やコンゴからの難民2000人とともに有機農業 で食料生産をしている、という話です。 今週末、ゼミ生・元ゼミ生・院生・家族と一緒に、栃木県 西那須野にある上記アジア学院にゼミ合宿に向かいます。 農作業をする一方、同団体で農業研修の補助をされている ガーナ人の方と懇談をしてきます。晴れると良いのですが!
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恩師の小倉充夫先生が代表を務める科研の最終報告書が完成しました。
第一章が拙稿「アフリカにおける市民社会の現況~ザンビアの事例から」
となります。
去年のザンビア出張報告となるので、学術論文としての完成度は十分で
はないのですが、これまで活動としてのみ関わってきたアフリカ市民社会
を学術的な検討対象として初めて見て書いたものなので、自分としては
とても良い経験になりました。大変な試行錯誤ではありましたが・・・。
今後は、もっと学術的な完成度をアップさせていきたいと思います。
なお、小倉先生は、つい最近東大出版会から以下の本を出版されています。
南部アフリカ社会の百年―植民地支配・冷戦・市場経済
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4130561049.html
活動をしている間は、極力「活動」と「研究」をマゼコゼにしないように気を
使っていました。今から思うとそこまでストイックにする必要がなかったのに
と思う反面、だからこそ両方とも思いっきりできたのだという気もします。
研究者として活動を客観視しながらやっていたら、できないことがたくさんあ
りました。例えば、アフリカや日本政府・議員との応対など。
活動を少しばかりお休みすることができる今日この頃においては、両方に
橋をかけてみてもよいな、と思うようになりました。
「続きはこちら」へ
第一章が拙稿「アフリカにおける市民社会の現況~ザンビアの事例から」
となります。
去年のザンビア出張報告となるので、学術論文としての完成度は十分で
はないのですが、これまで活動としてのみ関わってきたアフリカ市民社会
を学術的な検討対象として初めて見て書いたものなので、自分としては
とても良い経験になりました。大変な試行錯誤ではありましたが・・・。
今後は、もっと学術的な完成度をアップさせていきたいと思います。
なお、小倉先生は、つい最近東大出版会から以下の本を出版されています。
南部アフリカ社会の百年―植民地支配・冷戦・市場経済
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4130561049.html
活動をしている間は、極力「活動」と「研究」をマゼコゼにしないように気を
使っていました。今から思うとそこまでストイックにする必要がなかったのに
と思う反面、だからこそ両方とも思いっきりできたのだという気もします。
研究者として活動を客観視しながらやっていたら、できないことがたくさんあ
りました。例えば、アフリカや日本政府・議員との応対など。
活動を少しばかりお休みすることができる今日この頃においては、両方に
橋をかけてみてもよいな、と思うようになりました。
「続きはこちら」へ
今年の日本アフリカ学会奨励賞は、松本尚之氏の『アフリカの王を生み出す人々』
でした。ナイジェリアに留学した松本さんは、教科書的には「無頭制」であるはずの
人びとが、「王制」に強い関心を持っていることに触発され、丹念な現地調査を通じ
て、ナイジェリア研究に新しい視点をもたらしました。学会で買って、帰りのバスの中
で楽しく読ませていただきました。
去年の奨励賞は、拙書『モザンビーク解放闘争史~「統一」と「分裂」の起源を求めて』
でした。アフリカ学会の直前に送られてきたジャーナル『アフリカ研究』に、峯陽一さん
が書評を書いてくださっていたことを、学会に行って初めて知りました。(忙しくて、
学会から送られてきた封筒を開けていなかったのです・・・。)
書評は、私の本の書評としては、もったいないぐらい素晴らしく、感動的なものでした。
モザンビーク解放闘争と反アパルトヘイト運動に関わった峯さんを始めとする皆さん
の気持ちが、痛いほどに伝わってくる文章でした。「鬼の目にも涙(by朝日新聞M記者)
」で、不覚にも泣いてしまいました。
実は、解放闘争を批判的に論じることそのものの問題は、津田の大学院でも朝鮮現代
史のL先生から常々指摘されたことでした。その先生も峯さんも、私が徹底して「農村の
人びと」に視点を置き続けているという点には共感してくださったものの、構造に挑戦し
た運動への視線が厳しすぎやしないか、と示唆されました。
そうかもしれません。しかし、私が本の中で目指したのは、もう少し違うことでした。
解放闘争を徹底的に批判的に解体することは本の目的ではなく、運動が置かれた
諸条件(国際的、歴史的、主体形成における)が、いかに運動の可能性と限界を
規定してしまうものなのかを、描きたかったのです。つまり、解放運動を、より大きな
世界史の変動とアフリカ社会の変動の中に位置づけたい、そのことによって社会変
革の困難と可能性を一緒に考えたい、と思ったのです。つまり、批判の最終的ター
ゲットは、運動そのものではなく、それを取り巻く構造「国際関係」であり、自分を含
む「人間ひとりひとり」の主体性でした。
それは、私自身がこれまで様々な運動や活動に関わってきたことと密接に関係し
ています。私たちは、日常を営みながら、社会の現状に対して不条理を感じること
が多々あります。そして、その不条理は、長い時間をかけて歴史的に権力との関係
で育まれたものです。だから、容易に変えることは難しい。変えられるとしたら、
ひとりひとりが立ち上がる時・・・だと思います。でも、私たちは立ち上がっているで
しょうか?連帯しているでしょうか?立ち上がっている人はいます。連帯している人
も。しかし、それは「一部の人」ではなかったか?これは自戒を込めて思っているの
です。10年を運動に費やした身として。職場でも、「変えようとする」ことが無残な結
果を導いていくのを目の当たりにした身として。なぜ、変革の運動は成功しないのか、
成功するには何が必要か?これらの問いは、今でも私の中に残っています。
21世紀の私たちの社会ですらこの状態です。主体の形成も途上です。圧倒的な重
層関係が複雑に築かれた現在の世界において、アフリカの人々(民衆)が置かれて
きた条件は、我々が想像する100倍も1000倍も厳しいものです。その彼らが立ち上
がって、己の運命を己の手で変えようとした。そして、確実にそれは成功した。でも、
その後(独立後)のアフリカを見たときに、本当にそう言えるだろうか。もちろん、この
成功を潰す力の方が大きかった。潰そうとする側は、資金も武器も策略も、なんでも
持っていた。特に、冷戦構造とアパルトヘイト体制の結託は、立ち上がった人々の努
力を吹き飛ばしてしまうほとの力をもっていた。そして、モザンビークでは百万人が命
を失った。
西側諸国の一員として、日本が果たした役割は、人々の独立や自立を支援するもの
ではなく、支配構造(すなわち人びとの命を奪う戦争)を支えるものであり、その背景
と結果には私たちの豊な生活がある。そのことの責任は大きい。そのこと自身を、日
本の皆さんに訴えたかった。だから、この本を日本語で書き、この点にかなりのペー
ジを割いたつもりでした。
(続きはこちらへ)
でした。ナイジェリアに留学した松本さんは、教科書的には「無頭制」であるはずの
人びとが、「王制」に強い関心を持っていることに触発され、丹念な現地調査を通じ
て、ナイジェリア研究に新しい視点をもたらしました。学会で買って、帰りのバスの中
で楽しく読ませていただきました。
去年の奨励賞は、拙書『モザンビーク解放闘争史~「統一」と「分裂」の起源を求めて』
でした。アフリカ学会の直前に送られてきたジャーナル『アフリカ研究』に、峯陽一さん
が書評を書いてくださっていたことを、学会に行って初めて知りました。(忙しくて、
学会から送られてきた封筒を開けていなかったのです・・・。)
書評は、私の本の書評としては、もったいないぐらい素晴らしく、感動的なものでした。
モザンビーク解放闘争と反アパルトヘイト運動に関わった峯さんを始めとする皆さん
の気持ちが、痛いほどに伝わってくる文章でした。「鬼の目にも涙(by朝日新聞M記者)
」で、不覚にも泣いてしまいました。
実は、解放闘争を批判的に論じることそのものの問題は、津田の大学院でも朝鮮現代
史のL先生から常々指摘されたことでした。その先生も峯さんも、私が徹底して「農村の
人びと」に視点を置き続けているという点には共感してくださったものの、構造に挑戦し
た運動への視線が厳しすぎやしないか、と示唆されました。
そうかもしれません。しかし、私が本の中で目指したのは、もう少し違うことでした。
解放闘争を徹底的に批判的に解体することは本の目的ではなく、運動が置かれた
諸条件(国際的、歴史的、主体形成における)が、いかに運動の可能性と限界を
規定してしまうものなのかを、描きたかったのです。つまり、解放運動を、より大きな
世界史の変動とアフリカ社会の変動の中に位置づけたい、そのことによって社会変
革の困難と可能性を一緒に考えたい、と思ったのです。つまり、批判の最終的ター
ゲットは、運動そのものではなく、それを取り巻く構造「国際関係」であり、自分を含
む「人間ひとりひとり」の主体性でした。
それは、私自身がこれまで様々な運動や活動に関わってきたことと密接に関係し
ています。私たちは、日常を営みながら、社会の現状に対して不条理を感じること
が多々あります。そして、その不条理は、長い時間をかけて歴史的に権力との関係
で育まれたものです。だから、容易に変えることは難しい。変えられるとしたら、
ひとりひとりが立ち上がる時・・・だと思います。でも、私たちは立ち上がっているで
しょうか?連帯しているでしょうか?立ち上がっている人はいます。連帯している人
も。しかし、それは「一部の人」ではなかったか?これは自戒を込めて思っているの
です。10年を運動に費やした身として。職場でも、「変えようとする」ことが無残な結
果を導いていくのを目の当たりにした身として。なぜ、変革の運動は成功しないのか、
成功するには何が必要か?これらの問いは、今でも私の中に残っています。
21世紀の私たちの社会ですらこの状態です。主体の形成も途上です。圧倒的な重
層関係が複雑に築かれた現在の世界において、アフリカの人々(民衆)が置かれて
きた条件は、我々が想像する100倍も1000倍も厳しいものです。その彼らが立ち上
がって、己の運命を己の手で変えようとした。そして、確実にそれは成功した。でも、
その後(独立後)のアフリカを見たときに、本当にそう言えるだろうか。もちろん、この
成功を潰す力の方が大きかった。潰そうとする側は、資金も武器も策略も、なんでも
持っていた。特に、冷戦構造とアパルトヘイト体制の結託は、立ち上がった人々の努
力を吹き飛ばしてしまうほとの力をもっていた。そして、モザンビークでは百万人が命
を失った。
西側諸国の一員として、日本が果たした役割は、人々の独立や自立を支援するもの
ではなく、支配構造(すなわち人びとの命を奪う戦争)を支えるものであり、その背景
と結果には私たちの豊な生活がある。そのことの責任は大きい。そのこと自身を、日
本の皆さんに訴えたかった。だから、この本を日本語で書き、この点にかなりのペー
ジを割いたつもりでした。
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朝日新聞のウェブ版(asahi.com)の連載が更新されました。ご笑覧あれ。
ベジタリアンも喜ぶ料理 変わりゆくアフリカ最前線(14)
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/TKY200903270409.html
アサヒ・コムのアフリカページ(モザイク・アフリカ)の連載、最新号が
アップされました。ご笑覧ください。
農村ステイの魅力 変わりゆくアフリカ最前線
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/
いつまで続くの?・・・ですが、後6回分ぐらいあります。
この連載がある間は、モザイク・アフリカのページも続けてくれるということで、
なんとも申し訳ない状態ですが、実はこの連載記事、アフリカから帰ってきて
10日ほどで書きあげ、写真をアレンジした55ページ(A4)ぐらいの原稿を、切り
分けて、修正して使っております。(毎回、少しずつ書いているのだと思われてい
るようですが、実は一気に書いたものなのでした。)
もうしばらくお付き合いくださいませ・・・。
アップされました。ご笑覧ください。
農村ステイの魅力 変わりゆくアフリカ最前線
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/
いつまで続くの?・・・ですが、後6回分ぐらいあります。
この連載がある間は、モザイク・アフリカのページも続けてくれるということで、
なんとも申し訳ない状態ですが、実はこの連載記事、アフリカから帰ってきて
10日ほどで書きあげ、写真をアレンジした55ページ(A4)ぐらいの原稿を、切り
分けて、修正して使っております。(毎回、少しずつ書いているのだと思われてい
るようですが、実は一気に書いたものなのでした。)
もうしばらくお付き合いくださいませ・・・。
大学生時代からお世話になっている毎日新聞の城島さんと今をときめく勝間和代
さんのアフリカについてのスペシャル・トークが毎日新聞のウェブにアップされました。
城島さんに内緒で宣伝してしまいます。
(1)ということはシリーズであるようですね。嬉しいです。米川正子さん(元UNHCR
東部コンゴ・ゴマ事務所所長)的には、スーダン南部の次は勝間さんにコンゴ東部に
行ってほしい(この戦争は資源戦争の様相があるから経済評論家の出番)ようです
が、直撃質問した際にはあまり乗りがよくなかった・・・ということでした。米川さん、
めげずにアタックしましょう。
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/k-info/2008/11/post-3.html
さんのアフリカについてのスペシャル・トークが毎日新聞のウェブにアップされました。
城島さんに内緒で宣伝してしまいます。
(1)ということはシリーズであるようですね。嬉しいです。米川正子さん(元UNHCR
東部コンゴ・ゴマ事務所所長)的には、スーダン南部の次は勝間さんにコンゴ東部に
行ってほしい(この戦争は資源戦争の様相があるから経済評論家の出番)ようです
が、直撃質問した際にはあまり乗りがよくなかった・・・ということでした。米川さん、
めげずにアタックしましょう。
対談「アフリカ入門」(1):世界から置き去りに
NHK衛星第一放送(BS-1)BS世界のドキュメンタリー
<シリーズ 和解への苦悩>
「“償い”への家造り ~ルワンダ・集団殺戮からの模索~(仮)」
11月27日(木) 午後9:10-10:00
12月11日(木) 午前10:10-11:00(再放送)
詳細はhttp://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.htmlをご覧ください。
<シリーズ 和解への苦悩>
「“償い”への家造り ~ルワンダ・集団殺戮からの模索~(仮)」
11月27日(木) 午後9:10-10:00
12月11日(木) 午前10:10-11:00(再放送)
詳細はhttp://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.htmlをご覧ください。
2年間にわたってアジア経済研究所で実施してきた共同研究の成果が本になり
ました。
武内進一(編)『戦争と平和の間~紛争勃発後のアフリカと国際社会』です。
第9章「モザンビークにおける平和構築の課題~国家レベルの共存と地域社会
内部での対立の深化」を書いています。
著者割(3割引)で購入可能です。希望者はご一報ください。
ました。
武内進一(編)『戦争と平和の間~紛争勃発後のアフリカと国際社会』です。
第9章「モザンビークにおける平和構築の課題~国家レベルの共存と地域社会
内部での対立の深化」を書いています。
著者割(3割引)で購入可能です。希望者はご一報ください。
TICAD IVや洞爺湖サミットに向けてアフリカ報道促進に協力してくださったメ ディア関係者の皆さん。お祭は終わりましたが、継続して地道な努力を続け てくださっています。 以下、そんな皆さんから届いた情報です。ぜひ、テレビ・ウェブ等でご覧くだ さい! ■TBS「報道の魂」11月17日(月)24時50分~25時20分 http://www.tbs.co.jp/houtama/ 「世界最貧国は訴える~食糧危機の深層」 *ブルキナファソの若者を通じて気候変動・貧困問題が農村にどのような破 壊的インパクトを及ぼしているか抉った番組です。 *洞爺湖サミット直前にNEW23で報道され、高い評価を受けましたが、15分 ぐらいの枠だったため、30分番組に編集しなおされています。 ■日経ビジネスOnline 「吉田鈴香の世界の中の日本」 「なぜ日本の援助は『顔が見えないのか』」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20081031/175910/?P=2 *日経ウーマンで「国際協力を仕事にした女たち」連載の吉田さんの 記事です。全文を読むには登録が必要ですが、簡単で無料なので是非登録 してお読みの上、コメントをバンバン送ってください。
朝日新聞のウェブ「アサヒ.コム」の「魅惑大陸アフリカ」のページをご存じ
でしょうか?このページの「モザイクアフリカ」のコーナーに私のザンビア
訪問記が連載で掲載されることになりました。
第一記事が、昨日(10月29日)掲載されました。
アフリカ社会の変貌ぶりを市民社会・農村に視点をおいて紹介していきます。
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/TKY200810290151.html
「国民が愛した「キャベツ」逝く シリーズ・ザンビア(1)」
となっています。是非ご一読を。
でしょうか?このページの「モザイクアフリカ」のコーナーに私のザンビア
訪問記が連載で掲載されることになりました。
第一記事が、昨日(10月29日)掲載されました。
アフリカ社会の変貌ぶりを市民社会・農村に視点をおいて紹介していきます。
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/TKY200810290151.html
「国民が愛した「キャベツ」逝く シリーズ・ザンビア(1)」
となっています。是非ご一読を。
先週末発行された『アフリカNOW』最新号への寄稿文です。
大学教員の傍ら参加してきたNGO活動の記録。
**
TICADⅢからTICADⅣへ 奔走した一参加者のつぶやき
日本とアフリカの市民社会のパートナーシップの発展
この原稿依頼が来たとき、正直とても悩んだ。
悩んだ理由は、私はどこに立ってこれについて語るべきか……、と考え込んだからだ。最初はTICADIV・NGOネットワーク (TNnet)の運営委員として書こうと考えたが、依頼された内容はTNnet結成以前のTICAD市民社会フォーラム(TCSF)発足の経緯も含めたものであった。TCSFといっても、最初からあった団体ではなく、これまたプロセスの中で誕生し、プロセスの中で活動を形成していったもので、それを短い原稿で総括することなど出来そうになかった。
そうこうしている間に、原稿締め切り日もとっくに過ぎてしまった。編集長の困った顔がチラホラし始めた。結局、あくまでも2003年のTICADⅢから今年のTICADⅣまでの5年間のプロセスに関わった一個人として、この原稿を書くことに心を決めた。従って、この原稿の内容は、かなり私個人の見方や経験に基づいたものとなってしまった。書きはじめたら、これまで一NGOの副代表という責任ある立場を背負ってきた者として書けなかったことも、活動が終了するにあたって書きたい気持ちが湧いてきた。
ということで、なるべく標題の中身について全体的な流れを追う努力はしているが、この5年間を「アフリカ市民社会がアフリカ開発やTICADプロセスの主役となる」ために捧げた一日本市民としての経験を皆さんと共有できればと思う。
**
それは、2003年9月、TICADⅢの直前に開催されたシンポジウム会場で、アフリカのNGOから突きつけられた問いから始まった。
「TICADや日本政府が問題だ問題だというけれど、こんなTICADを許してきたのは主催国の日本の市民社会の責任ではないのか? 私たちは、毎回会議が近づくと急に呼び出され、会議が終わるとその後何の音沙汰もないままに何年も過ぎ、また呼び出されることの繰り返しである。これでは、本当にアフリカの市民社会の声を日本に届けようとしているとは思えない。日本の市民社会は、アフリカに来て活動をすることよりも、自分の国の政府・社会を変えることからやってほしい」。
大学教員の傍ら参加してきたNGO活動の記録。
**
TICADⅢからTICADⅣへ 奔走した一参加者のつぶやき
日本とアフリカの市民社会のパートナーシップの発展
この原稿依頼が来たとき、正直とても悩んだ。
悩んだ理由は、私はどこに立ってこれについて語るべきか……、と考え込んだからだ。最初はTICADIV・NGOネットワーク (TNnet)の運営委員として書こうと考えたが、依頼された内容はTNnet結成以前のTICAD市民社会フォーラム(TCSF)発足の経緯も含めたものであった。TCSFといっても、最初からあった団体ではなく、これまたプロセスの中で誕生し、プロセスの中で活動を形成していったもので、それを短い原稿で総括することなど出来そうになかった。
そうこうしている間に、原稿締め切り日もとっくに過ぎてしまった。編集長の困った顔がチラホラし始めた。結局、あくまでも2003年のTICADⅢから今年のTICADⅣまでの5年間のプロセスに関わった一個人として、この原稿を書くことに心を決めた。従って、この原稿の内容は、かなり私個人の見方や経験に基づいたものとなってしまった。書きはじめたら、これまで一NGOの副代表という責任ある立場を背負ってきた者として書けなかったことも、活動が終了するにあたって書きたい気持ちが湧いてきた。
ということで、なるべく標題の中身について全体的な流れを追う努力はしているが、この5年間を「アフリカ市民社会がアフリカ開発やTICADプロセスの主役となる」ために捧げた一日本市民としての経験を皆さんと共有できればと思う。
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それは、2003年9月、TICADⅢの直前に開催されたシンポジウム会場で、アフリカのNGOから突きつけられた問いから始まった。
「TICADや日本政府が問題だ問題だというけれど、こんなTICADを許してきたのは主催国の日本の市民社会の責任ではないのか? 私たちは、毎回会議が近づくと急に呼び出され、会議が終わるとその後何の音沙汰もないままに何年も過ぎ、また呼び出されることの繰り返しである。これでは、本当にアフリカの市民社会の声を日本に届けようとしているとは思えない。日本の市民社会は、アフリカに来て活動をすることよりも、自分の国の政府・社会を変えることからやってほしい」。
投稿記事一覧
■朝日中学生ウィークリー
2008年2月17日
「アフリカを考えよう」(p.19)
インタビュー記事一覧
■女性たちの21世紀 特集「危機と希望の『食』」
2008年9月号 No.55
「アフリカの食料危機:出口の鍵は女性たちが握っている」
http://www.ajwrc.org
■国際開発ジャーナル
2008年8月号 621号
http://www.idj.co.jp
NEWS&TOPICS
インタビュー「アフリカ開発会議、NGOはこうみる」
58-59
■朝日新聞「アフリカ特集号」1日編集長
ボブ・ゲルドフ&ボノ
2008年5月31日朝刊
「もっと知りたい」
「アフリカに足を運ぶ機会はなかなかありませんが、
身の回りにはアフリカを知るヒントがたくさんあります。
東京外国語大学のアフリカ現代史ゼミ(舩田クラーセン
さやか準教授)の学生が、身近な物や風景からアフリカ
の現状を探りました。(12p.)」
■月刊 国際協力新聞
2008年5月9日 164号
Zoom Up
「アフリカと日本をつなぐNGO活動現場から」
「アフリカ市民の声をTICADに」(p.9)
■朝日中学生ウィークリー
2008年2月17日
「アフリカを考えよう」(p.19)
インタビュー記事一覧
■女性たちの21世紀 特集「危機と希望の『食』」
2008年9月号 No.55
「アフリカの食料危機:出口の鍵は女性たちが握っている」
http://www.ajwrc.org
■国際開発ジャーナル
2008年8月号 621号
http://www.idj.co.jp
NEWS&TOPICS
インタビュー「アフリカ開発会議、NGOはこうみる」
58-59
■朝日新聞「アフリカ特集号」1日編集長
ボブ・ゲルドフ&ボノ
2008年5月31日朝刊
「もっと知りたい」
「アフリカに足を運ぶ機会はなかなかありませんが、
身の回りにはアフリカを知るヒントがたくさんあります。
東京外国語大学のアフリカ現代史ゼミ(舩田クラーセン
さやか準教授)の学生が、身近な物や風景からアフリカ
の現状を探りました。(12p.)」
■月刊 国際協力新聞
2008年5月9日 164号
Zoom Up
「アフリカと日本をつなぐNGO活動現場から」
「アフリカ市民の声をTICADに」(p.9)
MOZAMBIQUE 135
DEVELOPMENT
GUEBUZA: Poverty has declined
Debate on 7 million
Crackdown on unused land
Mphanda Nkuwa dam
Chickens
PRESS FREEDOM
Journalists convicted in secret trial
Media expands, but harassment increases
=========
DEVELOPMENT ISSUES
GUEBUZA INSISTS POVERTY HAS DECLINED
Those who say that poverty has not declined in Mozambique
suffer from “adeficit of information”, that does not allow them to
have a full view of what has been done over the past 16 years
of peace and reconstruction, according to President Armando
Guebuza. Speaking at a press conference in Dondo on 22
August, he said the idea that there has been no real reduction,
or even an increase, in poverty, is completely wrong.
Instead, the country had changed dramatically from the scenario
of desolation and absolute penury that marked the end of the
war in 1992. Many Mozambicans had been pulled out of the pit
of poverty to which the war had condemned them, and there
could be no doubt that Mozambique was in much better shape
now than16 years ago.
Guebuza cited the expansion in the education and health
services, in the national electricity grid, and in the fixed and
mobile telecommunications networks clearly showed that
“the Mozambique of today is much better than theMozambique
of yesterday. Previously, we scarcely had any of this, and this is
all proof that we are overcoming poverty, that we are improving
our lives, that poverty is on the decline”.
7 mn MT TO DISTRICTS - 1
GUEBUZA DEMANDS
MORE TRANSPARENCY
“Consultative councils should give more information to the public,
including the amount of money provided for each project, the
repayment period, and the list of people lent money,” Noticias
reported on 30 August, as the recommendation of President
Armando Guebuza at the conclusion of his tour of Inhambane.
The paper added that he warned that sometimes results need
more time, and that “repayment could only be demanded after
verifying … that agricultural produce had been sold.”
7 mn MT TO DISTRICTS - 2
CALL FOR EXPERT HELP
The 7 million meticais going to each district annually is doomed
to fail without more expert help, writes Gustavo Mavie, director
of the government news agency AIM, in Noticias (29 August,
attached). It is a “laudable initiative”,he writes, but there are
few people with the skills and ability to use the money well.
“It is obvious that the risk of failure is particularly high for our
compatriots in the countryside, where illiteracy reigns, meaning
those who analyse, select and approve the projects, as well
as the beneficiaries of the funds, are, for the most part, people
with little or no knowledge of economics,and even less of book
-keeping and management.” It is not to criticise the
consultative councils to say this is the “blind leading the blind”.
The answer, he argues, is training for the use of the 7 million.
In particular,he argues for “experts whose mission is to give t
echnical assistance to new investors until the time they can
continue on their own.” They would surely need to be accompanied
closely until the first loans were repaid.
Another proposal (which has been increasingly widely proposed i
n rural areas) is to create machinery parks, which lease out machinery
to the farmers or actually do the heavy work. This reduces both the
investment needs of individual farmers and also means they do not
need to become skilled at using and maintaining the machinery.
Mavie writes that he has seen this system working well in Germany, a
nd that it is used in other countries.
CRACKDOWN ON UNUSED LAND
More that 5 million hectares of land will be inspected to see if it is
being used according to the licences granted, declared Agriculture
Minister SoaresNhaca. (Noticias 26 August, 1 September)
Under Mozambican law, land belongs to the state and cannot be
sold ormortgaged. But people can obtain long leases (DUAT, Directo
de Uso e Aproveitamento de Terra). Individuals and communities who
have used land for more than a decade can obtain permanent use
rights (which also carry the right to negotiate with investors).
Outside investors, foreign and national, can obtain 50 year leases
(renewable once), which must be based on development plans.
Mozambique’s land area is 78 million hectares, of which 36 mn ha
is considered arable. Formal leases have been issued for 12 mn ha,
according to the Ministry of Agriculture.
“We have situations in which, for example, people have been given
10,000 ha based on a plan, but a decade later than have not succeeded
in using more than 100 ha,” Nhaca said. In that situation, the landholders
will be fined or have their land area reduced, he said.
Over the past two decades, substantial tracts of land have been given
to senior and even junior government and party officials. Often this land
is left unused, and is being held purely for speculation, hoping that a
foreign investor might lease it. Pressure is growing for farmland,
particularly for biofuel, and outside investors are unwilling to pay the high
rents being demanded. The new crackdown should force officials to
lower the rent they demand, or force them to give up some of the unused
land.
MPHANDA NKUWA DAM
TO START NEXT YEAR
Mozambique hopes to start work next year on the Mphanda Nkuwa
dam on theZambeze river, downstream from the Cahora Bassa dam.
The project will cost$1.65 bn and generate 1500 MW. (Noticias 20
August)
The project will be run by a consortium of the state electricity company
Electricidade de Moçambique (EDM), the Brazlian firm Camargo
Correia, and a new Mozambican company Energia Capital. Work
will start as soon as funding can be organised, and the consortium
hopes to obtain some of the money from the World Bank.
The project is linked to a new 1400 km power line to be built from
Tete to Maputo. It will draw on electricity from Cahora Bassa, Mphanda
Nkuwa, and a new coal-fired power station at Moatize. At present there
is no north-south power line; Cahora Bassa electricity is mostly exported
directly to South Africa and then re-imported for Maputo and the south
of Mozambique.
ELECTRCITY GRID
REACHES 73 DISTRICTS
The national electricity grid has reached 73 of 128 districts, and should
be extended to 80 districts by the end of the year, according to
Electricidade de Moçambique (EDM). (Noticias 29 and 30 August)
TIGHTER CUSTOMS
CONTROL PROMOTES
LOCAL CHICKENS
Tighter controls on imported (largely Brazilian) chickens have
created space for Mozambican chicken producers to expand.
Commercial chicken production is up four-fold in four years,
according to Jake Walter of Tecnoserve. (Noticias 25 August,
attached)
After 20 years of support by the Brazilian development bank,
Brazilian small scale producers now have the lowest costs,
and Brazil has become the world’slargest exporter of frozen
chickens. But there has been a problem that shiploads of
chickens are bought for resale in the middle East, and if they
arenot sold as they get close to the end of their shelf-life, they
are dumped at low prices in east Africa.
To beat this, Mozambican customs now only allows import
of frozen chickens within 80 days of their being killed, and
ensures that all customs duties are paid. This pushes up the
price enough to make local chickens competitive. This has been
matched with government help on animal health and units to
produce day-old chicks, as well as campaigns to eat national
rather than imported chickens.
But Walker warns that the Mozambican chicken industry still f
aces a problem of lack of government support -- both with help
to invest in production of feed and other inputs and construction
of slaughterhouses. Very high interest rates also restrict growth,
he says.
PRESS FREEDOM
JOURNALISTS CONVICTED
IN SECRET TRIAL
Three journalists from the weekly Zambeze were convicted on
29 August of libeling Prime Minister Luis Diogo and sentenced
to six months imprisonment, converted into a fine at the rate
of 30 meticais a day -- 5,400 meticais ($220) each. Fernando
Veloso, Luis Nhachote and Alvarito de Carvalho were tried under
a clause in 1991 state security legislation that had never been
used before, which says that libelling certain high figures of
state constitutes a security offence.
The trial was controversial on two grounds. First, instead of
waiting for Diogo to bring a libel suit, the Maputo branch of the
Public Prosecutor’s Office brought the case under the security l
aw, and rushed it to the front of the queue, so the case was
heard in weeks instead of years. Second, it was held insecret
until provisions of the 1926 fascist Portuguese penal code and
a 2007 Mozambican law which permit trials to be held in secret
in limited circumstances. (Journalists have also been tried in
secret in Pemba and Beira.)
The weekly Savana reported that President Armando Guebuza
first heard about the case on television, and was annoyed
about the Maputo prosecutors using national security legislation
without first talking to central government. Earlier this year, Maputo
prosecutors were criticised for interrogating a popular rapartist,
Edson da Luz (who uses the stage name Azagaia) about the
supposedly violent lyrics he had written in a song about the riots
against minibus fare rises on 5 February.
The offending article accused Diogo of not being Mozambican, a
nd was blatantlyfalse. It was part of a long running campaign by
Zambeze against Diogo’shusband, lawyer Albano Silva, and
in defence of some criminals he helped tojail, including the
murderer of investigative journalist Carlos Cardoso.
The article was based on the nationality law introduced afte
independence. It stated that people born outside Mozambique
but who had lived more than half their lives in Mozambique
were entitled to Mozambican nationality, if they applied within
three months of the proclamation of independence. But a
discriminatory clause in the law stated that Mozambican
women who married foreigners lost their Mozambican n
ationality (no such penalty was suffered by Mozambican men
who took foreign wives). Silva was born in northern Portugal,
and Zambeze claimed that by marrying him in 1981, Diogo
lost her Mozambican nationality. In fact, Silva applied for
Mozambican nationality in September 1975 and was granted
it two years later.
MEDIA EXPANDING,
BUT PRESSURE ON
JOURNALISTS
INCREASING, SAYS MISA
Independent media is expanding rapidly. There are now
over 60 radio and television stations in the public, private
and community sectors, and over 25 regular publications.
Over 900 people work on the editorial side of the media,
ranging from volunteer producers in local community radios
to professional journalists on the national media.
In Maputo, there has been an “enormous opening” to the
press. However, the Mozambican media is also facing
increasing harassment from the courts, prosecutors
and district administrators, particularly as one moves
away from Maputo, according to Tomas Vieira Mario,
recently re-elected chair of the Mozambican chapter of
the regional press freedom body, MISA (Media Institute of
Southern Africa).
“In the districts, freedom of the press is still something
strange for the great majority of local public authorities”,
he said. Both district administrators and provincial branches
of the Public Prosecutor’s Office were
violating the fundamental rights of journalists.
The figure of the district administrator, Vieira Mario argued,
had so far escaped all the reforms that have reshaped the
Mozambican state, and “he continues, essentially, to be the
leader of the colonial state -- the chief of the village.” The a
dministrator “is still a centralizing figure … who believes
that he is the centre of power. This is reflected in everything
that goes on in the district. Sometimes a simple survey in the
district can be stopped if the administrator has not been
informed. He can order the survey stopped to find
out who the people are, where have they come from, and
why are they doing this work. As for freedom of the press,
basically he doesn’t know about it”.
=
DEVELOPMENT
GUEBUZA: Poverty has declined
Debate on 7 million
Crackdown on unused land
Mphanda Nkuwa dam
Chickens
PRESS FREEDOM
Journalists convicted in secret trial
Media expands, but harassment increases
=========
DEVELOPMENT ISSUES
GUEBUZA INSISTS POVERTY HAS DECLINED
Those who say that poverty has not declined in Mozambique
suffer from “adeficit of information”, that does not allow them to
have a full view of what has been done over the past 16 years
of peace and reconstruction, according to President Armando
Guebuza. Speaking at a press conference in Dondo on 22
August, he said the idea that there has been no real reduction,
or even an increase, in poverty, is completely wrong.
Instead, the country had changed dramatically from the scenario
of desolation and absolute penury that marked the end of the
war in 1992. Many Mozambicans had been pulled out of the pit
of poverty to which the war had condemned them, and there
could be no doubt that Mozambique was in much better shape
now than16 years ago.
Guebuza cited the expansion in the education and health
services, in the national electricity grid, and in the fixed and
mobile telecommunications networks clearly showed that
“the Mozambique of today is much better than theMozambique
of yesterday. Previously, we scarcely had any of this, and this is
all proof that we are overcoming poverty, that we are improving
our lives, that poverty is on the decline”.
7 mn MT TO DISTRICTS - 1
GUEBUZA DEMANDS
MORE TRANSPARENCY
“Consultative councils should give more information to the public,
including the amount of money provided for each project, the
repayment period, and the list of people lent money,” Noticias
reported on 30 August, as the recommendation of President
Armando Guebuza at the conclusion of his tour of Inhambane.
The paper added that he warned that sometimes results need
more time, and that “repayment could only be demanded after
verifying … that agricultural produce had been sold.”
7 mn MT TO DISTRICTS - 2
CALL FOR EXPERT HELP
The 7 million meticais going to each district annually is doomed
to fail without more expert help, writes Gustavo Mavie, director
of the government news agency AIM, in Noticias (29 August,
attached). It is a “laudable initiative”,he writes, but there are
few people with the skills and ability to use the money well.
“It is obvious that the risk of failure is particularly high for our
compatriots in the countryside, where illiteracy reigns, meaning
those who analyse, select and approve the projects, as well
as the beneficiaries of the funds, are, for the most part, people
with little or no knowledge of economics,and even less of book
-keeping and management.” It is not to criticise the
consultative councils to say this is the “blind leading the blind”.
The answer, he argues, is training for the use of the 7 million.
In particular,he argues for “experts whose mission is to give t
echnical assistance to new investors until the time they can
continue on their own.” They would surely need to be accompanied
closely until the first loans were repaid.
Another proposal (which has been increasingly widely proposed i
n rural areas) is to create machinery parks, which lease out machinery
to the farmers or actually do the heavy work. This reduces both the
investment needs of individual farmers and also means they do not
need to become skilled at using and maintaining the machinery.
Mavie writes that he has seen this system working well in Germany, a
nd that it is used in other countries.
CRACKDOWN ON UNUSED LAND
More that 5 million hectares of land will be inspected to see if it is
being used according to the licences granted, declared Agriculture
Minister SoaresNhaca. (Noticias 26 August, 1 September)
Under Mozambican law, land belongs to the state and cannot be
sold ormortgaged. But people can obtain long leases (DUAT, Directo
de Uso e Aproveitamento de Terra). Individuals and communities who
have used land for more than a decade can obtain permanent use
rights (which also carry the right to negotiate with investors).
Outside investors, foreign and national, can obtain 50 year leases
(renewable once), which must be based on development plans.
Mozambique’s land area is 78 million hectares, of which 36 mn ha
is considered arable. Formal leases have been issued for 12 mn ha,
according to the Ministry of Agriculture.
“We have situations in which, for example, people have been given
10,000 ha based on a plan, but a decade later than have not succeeded
in using more than 100 ha,” Nhaca said. In that situation, the landholders
will be fined or have their land area reduced, he said.
Over the past two decades, substantial tracts of land have been given
to senior and even junior government and party officials. Often this land
is left unused, and is being held purely for speculation, hoping that a
foreign investor might lease it. Pressure is growing for farmland,
particularly for biofuel, and outside investors are unwilling to pay the high
rents being demanded. The new crackdown should force officials to
lower the rent they demand, or force them to give up some of the unused
land.
MPHANDA NKUWA DAM
TO START NEXT YEAR
Mozambique hopes to start work next year on the Mphanda Nkuwa
dam on theZambeze river, downstream from the Cahora Bassa dam.
The project will cost$1.65 bn and generate 1500 MW. (Noticias 20
August)
The project will be run by a consortium of the state electricity company
Electricidade de Moçambique (EDM), the Brazlian firm Camargo
Correia, and a new Mozambican company Energia Capital. Work
will start as soon as funding can be organised, and the consortium
hopes to obtain some of the money from the World Bank.
The project is linked to a new 1400 km power line to be built from
Tete to Maputo. It will draw on electricity from Cahora Bassa, Mphanda
Nkuwa, and a new coal-fired power station at Moatize. At present there
is no north-south power line; Cahora Bassa electricity is mostly exported
directly to South Africa and then re-imported for Maputo and the south
of Mozambique.
ELECTRCITY GRID
REACHES 73 DISTRICTS
The national electricity grid has reached 73 of 128 districts, and should
be extended to 80 districts by the end of the year, according to
Electricidade de Moçambique (EDM). (Noticias 29 and 30 August)
TIGHTER CUSTOMS
CONTROL PROMOTES
LOCAL CHICKENS
Tighter controls on imported (largely Brazilian) chickens have
created space for Mozambican chicken producers to expand.
Commercial chicken production is up four-fold in four years,
according to Jake Walter of Tecnoserve. (Noticias 25 August,
attached)
After 20 years of support by the Brazilian development bank,
Brazilian small scale producers now have the lowest costs,
and Brazil has become the world’slargest exporter of frozen
chickens. But there has been a problem that shiploads of
chickens are bought for resale in the middle East, and if they
arenot sold as they get close to the end of their shelf-life, they
are dumped at low prices in east Africa.
To beat this, Mozambican customs now only allows import
of frozen chickens within 80 days of their being killed, and
ensures that all customs duties are paid. This pushes up the
price enough to make local chickens competitive. This has been
matched with government help on animal health and units to
produce day-old chicks, as well as campaigns to eat national
rather than imported chickens.
But Walker warns that the Mozambican chicken industry still f
aces a problem of lack of government support -- both with help
to invest in production of feed and other inputs and construction
of slaughterhouses. Very high interest rates also restrict growth,
he says.
PRESS FREEDOM
JOURNALISTS CONVICTED
IN SECRET TRIAL
Three journalists from the weekly Zambeze were convicted on
29 August of libeling Prime Minister Luis Diogo and sentenced
to six months imprisonment, converted into a fine at the rate
of 30 meticais a day -- 5,400 meticais ($220) each. Fernando
Veloso, Luis Nhachote and Alvarito de Carvalho were tried under
a clause in 1991 state security legislation that had never been
used before, which says that libelling certain high figures of
state constitutes a security offence.
The trial was controversial on two grounds. First, instead of
waiting for Diogo to bring a libel suit, the Maputo branch of the
Public Prosecutor’s Office brought the case under the security l
aw, and rushed it to the front of the queue, so the case was
heard in weeks instead of years. Second, it was held insecret
until provisions of the 1926 fascist Portuguese penal code and
a 2007 Mozambican law which permit trials to be held in secret
in limited circumstances. (Journalists have also been tried in
secret in Pemba and Beira.)
The weekly Savana reported that President Armando Guebuza
first heard about the case on television, and was annoyed
about the Maputo prosecutors using national security legislation
without first talking to central government. Earlier this year, Maputo
prosecutors were criticised for interrogating a popular rapartist,
Edson da Luz (who uses the stage name Azagaia) about the
supposedly violent lyrics he had written in a song about the riots
against minibus fare rises on 5 February.
The offending article accused Diogo of not being Mozambican, a
nd was blatantlyfalse. It was part of a long running campaign by
Zambeze against Diogo’shusband, lawyer Albano Silva, and
in defence of some criminals he helped tojail, including the
murderer of investigative journalist Carlos Cardoso.
The article was based on the nationality law introduced afte
independence. It stated that people born outside Mozambique
but who had lived more than half their lives in Mozambique
were entitled to Mozambican nationality, if they applied within
three months of the proclamation of independence. But a
discriminatory clause in the law stated that Mozambican
women who married foreigners lost their Mozambican n
ationality (no such penalty was suffered by Mozambican men
who took foreign wives). Silva was born in northern Portugal,
and Zambeze claimed that by marrying him in 1981, Diogo
lost her Mozambican nationality. In fact, Silva applied for
Mozambican nationality in September 1975 and was granted
it two years later.
MEDIA EXPANDING,
BUT PRESSURE ON
JOURNALISTS
INCREASING, SAYS MISA
Independent media is expanding rapidly. There are now
over 60 radio and television stations in the public, private
and community sectors, and over 25 regular publications.
Over 900 people work on the editorial side of the media,
ranging from volunteer producers in local community radios
to professional journalists on the national media.
In Maputo, there has been an “enormous opening” to the
press. However, the Mozambican media is also facing
increasing harassment from the courts, prosecutors
and district administrators, particularly as one moves
away from Maputo, according to Tomas Vieira Mario,
recently re-elected chair of the Mozambican chapter of
the regional press freedom body, MISA (Media Institute of
Southern Africa).
“In the districts, freedom of the press is still something
strange for the great majority of local public authorities”,
he said. Both district administrators and provincial branches
of the Public Prosecutor’s Office were
violating the fundamental rights of journalists.
The figure of the district administrator, Vieira Mario argued,
had so far escaped all the reforms that have reshaped the
Mozambican state, and “he continues, essentially, to be the
leader of the colonial state -- the chief of the village.” The a
dministrator “is still a centralizing figure … who believes
that he is the centre of power. This is reflected in everything
that goes on in the district. Sometimes a simple survey in the
district can be stopped if the administrator has not been
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舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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