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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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学生の皆さん、特に月曜3限の「アフリカ地域と国際関係」が主専攻語の授業
と被って履修できないゼミ希望の2年生の皆さんへ

例年水曜日2限に開講していた「アフリカ地域と国際関係」を月曜日に変更する際に、
部屋の関係で3限にしたのですが、履修できない(!)と2年生の皆さんが嘆いてく
ださったので、2学期(後期)の「アフリカ紛争論」の授業を2年生も履修できるように
変更しました。

<=2010年度アフリカ・ゼミ生希望者で、月曜3限が履修出来ない人は、
後期の月曜4限の「アフリカ紛争論」を必ず履修してください!!!

====以下、教務からの連絡です=============
ご連絡いただいた「アフリカ地域研究(履修コード:7296、月曜4限
学期開講)」ですが、2年生も聴講出来る旨、教務課前の「履修関係」
の掲示板に掲示いたしましたので、取り急ぎご報告いたします。
============================
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新学年が始まりました!アフリカ関係の授業を紹介しておきます。
シラバスは授業の最初に配りますのでご心配なく。


  ■ゼミは、火曜日4・5限@742号室です
(3年生は両方、4年生は5限のみですが出られる人は出てね)

■アフリカ地域研究の入門が、前期月・3限「アフリカ地域と国際関係」
@115号室です。必ず履修するようにしてください。

■入学したばかりの大学院生でアフリカ地域を研究する人は必ず
「アフリカ地域と国際関係」「アフリカ紛争論」を履修してください。


その他のアフリカ関係授業は以下の通りです。

1.       地域基礎 欧米第二課程 「ポルトガル・アフリカ研究入門ⅠⅡ」
(前期・後期)(舩田)(
114号室)

2.       専修専門

(ア) グローバルガバナンス研究「人間の安全保障と開発」
(峯陽一先生
/大阪大学)(後期集中)

開発経済学者であり南アフリカ研究者の峯先生の授業。
大変お勧めです。

(イ) アフリカ地域研究「現代アフリカ紛争論」(後期月4限)
115号室)

来年度以降隔年で開講としますので、今年度中に履修を。
レポートの書き方・プレゼンの仕方も教えているので、演習のつ
もりの人に履修してもらえればと思います。また、後期のアフリ
カ関係の公開講座をこの授業で行います。ゼミ生は必修。

(ウ) アフリカ地域研究「アフリカ文化論」(鈴木裕之先生/
国士舘大学)(後期金
2限)(101号室)

伝説になったほど人気の授業です。階段に座って受講した人が
出たほど面白い授業です。

あっという間に3月も終わり(つまり春休みも終わり)そうで、片付いて
いない今年度の仕事の山(原稿)を眺め途方に暮れています。

そんな間もなく、来年度の授業準備も音を立てて迫ってきていますが、
嬉しいことに今年度の「国際関係とアフリカ地域」(月曜3限に移動)が
パワーアップできそうです。以下に、決定している公開講演会の一覧
を貼り付けます。

どれも、なかなか聞けないこれまでにないラインアップです。卒業する
皆さん、ごめんなさい・・・。でも公開なんでウェルカムです。


420日(月)「奮闘!コミュニティトレードの実現を目指
して~ガーナ・エチオピア・そしてケニア…アフリカでの体験
から」宇田川僚一氏(株式会社 生活の木 専務取締役)

427日(月)「アフリカの田舎に暮らして~13年間のモザ
ンビークとの関わりで考えたこと」 
下平明子氏(元外務省専門調査員・元JICA専門員・現モザ
ンビーク在住)

518日(月)「私の夫はマサイ戦士~マサイの暮らしか
ら学ぶこと~」早川千晶氏(ナイロビ在住ライター)&永松
真紀氏(マサイの花嫁)

76日(月)「アフリカの手話を通して開発を考える」
亀井伸孝氏(
本学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員)


公開講座(アフリカ紛争論1218日)の学生からの質問・コメント
への回答が
小峯茂嗣さん(アフリカ平和再建委員会事務局長)から
届きました。是非お読みください。

 

ウガンダ北部紛争、子ども兵士問題について

「続きはこちら」をクリック

 

映画について

Q.彼らの「ビッグなプロジェクト」とは何だったのか?

A.映画の題名である「Invisible Children」という団体を設立しま
した
http://www.invisiblechildren.com/home.php)。映画上映
の収益、
DVDの売上、寄付をもとに、ウガンダのこども支援活動
を行っています。
 

Q.この映画がアメリカで反響があって何か変わったか?「知る」こ
とが紛争にどういう影響があるのか?

A.映画の冒頭でアメリカの青年が、「メディアが僕らの世界観を作
る」と言っていました。私たちは主に新聞、テレビといったメディ
アから世界のことを知りますが、ウガンダ紛争のように大きくは取
り上げられないものも数多くあります。では取り上げられない物事
とは無意味で無価値なことなのでしょうか?人の命という点ではイ
ラクもウガンダも重みに変わりはありません。でもメディアに多く
出るイラクには莫大な金や関心が向き、ウガンダにはいかない。
「知らせる」作業はその不公正の是正方法の一つともいえます。そ
してそれによって知った人たちの力で、紛争停止のための圧力を作
るという動きを起こせます。スーダンのダルフール紛争については
アメリカの俳優のジョージ・クルーニーが紛争への関心喚起を行い
つつ、自身が現地を視察し、難民支援に多額の寄付をし、政府や国
際機関に紛争停止を働きかけるようになりました。誰もができるこ
とではないですが、知らせる、広める活動が、そういう人を動かし、
より大きな力にすることもできるという可能性を秘めているのだと
思います。

「ウガンダ北部紛争の子ども兵士~映画Invisible Childrenを通して」
アフリカ平和再建委員会の小峯さんの講演会が終了しました。

アメリカの若者が制作した映画を見ながら、世界の子ども兵の問題、ウガンダ北部
紛争の問題などについて詳しく話してもらいました。立命館大学や上智大学などか
らも見にきた学生がいました。

かなりの反響がありました。ARCではこの映画の上映会を各地で開催したいと思っ
ていますので、上映会を希望する方は以下のサイトで詳細を見てください。
http://www.arc-japan.org



学生からの感想:
醜い、辛い、何かしたい。機会があればボランティアにも参加させていただきたいです。

子どもたちの表情が印象的だった。夢を語る子供や踊ったり歌ったりする子供の笑顔と辛い状況
を説明するときの表情のギャップに考えさせられた。でも自分は何をすればいいのか分からない。

「まず知る」ということが大事だと思い知らされた。Invisibleとは私たちのことだ。

感想の続きはこちら→小峯先生からは、年明けにコメントをもらいブログに掲載します。

【外大で開講されているアフリカ関連授業】

*外大で専攻できる極めて貴重なアフリカ関連授業となりますので、必ず受講してください。

 

1学期 月曜3限:遠藤貢 「アフリカ政治学」107号室

                            *アフリカ政治学の第一人者

1学期 火曜1限:壽賀一仁 「NGOと市民社会」107号室 *総合科目

*アフリカ開発の専門家

2学期 集中講義:峯陽一 「人間の安全保障」

*アフリカ開発経済学の第一人者

2学期 水曜日2限:伊勢崎賢治・林 「平和構築論入門」朝日新聞寄附講座 *総合科目

                            *アフリカ紛争・平和構築の現場

2学期 月4限:舩田クラーセンさやか「現代アフリカ紛争論」115号室

【アフリカ関連授業】

1学期 月曜3限:遠藤貢 「アフリカ政治学」

1学期 水曜1限:壽賀一仁 「アフリカと参加型農村開発」

2学期 金曜2限:鈴木裕之 「アフリカの文化」

*外大で専攻できる極めて貴重なアフリカ関連授業となりますので、必ず受講してください。

 

【参考文献一覧】

     大林稔・石田洋子『アフリカ政策市民白書2005~貧困と不平等を超えて~』晃洋書房

     同上『アフリカ政策市民白書2006』晃洋書房

     北川勝彦・高橋基樹『アフリカ経済論』ミネルヴァ書房

     宮本正興・松田素二『新書アフリカ史』講談社(読み終えておくこと)

     勝俣誠『アフリカは本当に貧しいのかー西アフリカで考えたこと』朝日新聞社

     平野克己『図説アフリカ経済』日本評論社

     宇佐美久美子『アフリカ史の意味』世界史リブレット 山川出版

     アイリス・バーガー&フランシス・ホワイト『アフリカ史再考―女性・ジェンダーの視点から』未来社

     岩田拓夫『アフリカの民主化移行と市民社会論国民会議研究を通して』  

     青木澄夫『日本人のアフリカ「発見」』山川出版

     青木澄夫『アフリカに渡った日本人』時事通信

      藤田千枝『ジェンダーの世界地図』大月書店

     天木直人『マンデラの南アフリカ』展望社

     『世界地図2003年版』成美堂出版

     アフリカ理解プロジェクト『アフリカンドレス』明石書店

     国連開発計画UDNP『人間開発報告書2002年』

     『世界60カ国価値観データブック』

     『世界遺産第6巻アフリカ大陸』講談社

英国アフリカ委員会報告書 http://www.commissionforafrica.org/

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プロフィール
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舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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