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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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アフリカと日本の市民間交流を推進する団体が立ち上がろうとしています。
私がやっていたNGO・TICAD市民社会フォーラムの海外フェローだった吉田
美樹さんが、イニシアティブをとってくれています。特に、アフリカのNG
Oへの学生のインターンシップを奨励することが重要な軸の一つとなって
います。まだ何も決まっていないので、皆さんのニーズや皆さんがインタ
ーンとしてアフリカに行ってみてのコメントなど、ぜひインプトしてあげ
てください。

さっそく、スカイぷ会議を、アフリカにいるジョセフさん(PELUMの事務
局長だった人で、元ゼミ生でインターンに行った人の何人かはお世話にな
っています。また、ウガンダの大学生と日本の大学生の交流を奥さんが推
進しようとしています)と日本の関心のある人たちでやろうということで
す。

参加されたい方は、4月30日18時ー20時にスカイぷ会議に参加してくださ
い。その際は、吉田さんにメール入れてください。 
miki.nakagawa.yoshida(アット)gmail.com
(吉田さんのスカイプ名はlink.africa.japanです。)
スカイぷに参加できないけれど、メーリングリストに参加したいという方
も吉田さんにメールしてください。(携帯ではなくPCのメールアドレスが
好さそうです)
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今、大阪大学大学院の峯先生(人間の安全保障の専門家)に聞きました。
元ゼミ生の内山さんの修論が人間科学研究科の優秀論文賞を受賞
したそうです!おめでとう!これからJOCV(青年海外協力隊)でセネガル
に行くとのことです。
http://www.hus.osaka-u.ac.jp/

それと、4年生で卒業間近の原ちゃんがザンビアのPELUMでのNGO
インターンシップから昨日帰国しました。本当に楽しくて帰ってくるのがい
やだったらしい。(単位が足りなくて卒業できなかったら、それはそれでよ
いかも・・・アフリカにいられるので、の一言にさすがの私も絶句!)

他方、半年前にベナンのNGOでインターン中の4年生のさかきとさんとは
昨日1時間ほど電話で話しました。(1時間も話たのに、スカイぷ電話だった
ので900円でした。便利な世の中です。)いろいろ苦労しているようです。
が、これも経験ですね。

ケニアのたまちゃんはどうだろう。日本のNGO(CanDO)のケニアの現場
にインターンに行きました。そろそろなれたころでしょうか。
伊佐治さんは、今日?明日のウガンダ出発。

ということで、だんだん把握しきれないほどゼミ生・元ゼミ生の皆さん、活躍中。
ザンビアにいる間、農民・有機農業推進のNGOネットワークPELUM Association
のリージョナルオフィスをベースとしていた。

PELUMには、南東部・中部アフリカの10ヵ国の200の団体が加盟している。
ゼミ生と元ゼミ生の2名が、マラウィとウガンダのPELUM事務所で、半年のインタ
ーンシップを実施している。

特に、PELUMマラウィは立ち上げたばかりで、事務所もフルタイムが一人もいな
い状態・・・で、フルタイムでいるのは元ゼミ生の「ともみちゃん」だけ。
ともみちゃんの性格の最も特徴的なところは「我慢強い」「奥ゆかしい」ところ。
これは、もしかしてとっても辛いんじゃないか、と胸騒ぎがしてともみちゃんに
ラブコール。

たった2泊3日だったけれど、ともみちゃんがザンビアに来てくれたので、いろいろ
と話し合い、PELUM Zambia事務所の仕事ぶりやリージョナルデスクとのつなぎ
をお手伝いした。


加盟団体へのサービスをどう提供するのか、絆を深めるにはどうすれば良いか
PELUM Zambiaのコーディネイターに突撃質問中

そんなともみちゃんが一番喜んでくれたのが、着いて早々に一緒に行った
「有機農法研修センター」。写真を撮りまくっていた。センター長の神父さん(70年代
からずっとここにいる。最初は近代農法だけを教えようとしたのが、農民の現実には
有機農法が何より答えだと考え、今は有機農法だけを教えているそう)に、自分も
農民と一緒に研修を受けに来たい!と伝えるほどに。



実は、パーマカルチャーの専門家はPELUM Malawiにいるのだよ、と教えてもらい、
ともみちゃん、マラウィ帰国後の手がかりを何かつかんだよう。

がんばれ、ともみちゃん!
元ゼミ生のモハメド・オマル・アブディン君が、2008年度の
「人間力大賞」を受賞しました。

http://www.ningenryoku.org/m1/index.html
(右後方に写っていますが、若干居心地悪そう・・・。)

アブディン君は、今東京外国語大学の大学院で紛争予防・平和構築
コースに所属し、母国スーダンの南北和平とダルフール問題の連関性
について研究しています。

全盲のため、日本には針きゅうを学ぶためで来日しましたが、本当はもっと
勉強がしたかったということで、本大学の日本語専攻で日本語をかなり
極めた後、母国の紛争についてもっと学問的に考えたいということで、
「アフリカ・ゼミ」に入ってきてくれました。

もうあれから4年が経つのかと思うと、時が経つのは早いですね。
最初はNGOなるものに懐疑的だったアブディン君も、そのうちNGOを
つくりたいと言いはじめ、本当にNPO法人をつくってしまいました。

http://capeds.org/sudan.aspx

スーダン障害者教育支援の会


この活動のいいところは、当事者自身が立ち上がって、同じ障害
を持つ後輩たちの支援を行おうとしている点にあります。

アブディン君に出会って、私のゼミ生たちの多くが、人として大きく成長
しました。(照れくさいから、絶対認めないと思うけど。なんといっても、
お互いを鋭く突っ込みあうのが我がゼミ生たちの哀しい・楽しい癖なんで)
このNGOもまた、スーダンの若者だけでなく、日本の若者をも元気にして
いると思います。

目下の問題は、事務所がないこと・・・。
手伝いたい人たちがいても、事務所スペースがないことには始まらない。
お金はなるべく現地で必要としていることに使いたい。
ジレンマです。

都内での事務所スペース、机一個でもよいのでお心当たりのある方は、
ぜひご協力ください!(あるいはカンパでも!)

連絡先は、並木さん。(がんばってるね)
namiki@capeds.org

この人間力大賞申請も、もとはといえば、事務所をなんとかしたいという
気持ちから来ているのです。ご検討くださ~い。

なお、各種の講演会の参加の依頼もぼちぼち来ているようです。
教師としては、あと半年で仕上げてもらわねばならない修士論文が気に
なるところではありますが、そういう機会も重要ですので並木さんに相談を。

今年3月に卒業したばかりのゼミ生が、就職の時期を遅らせて、12月までNGOでインターンをす
るために、マラウィに向かいました。無事着いたとの連絡が先ほどありました。

インターン先は、南東部アフリカで160の農民組合やNGOを束ねるPELUM Association。
マラウィ事務所は設立したばかりだそうで、たくさんの仕事が待っているようです。

http://www.pelumrd.org/

既に、現役ゼミ生の1人はウガンダのPELUMにインターンで行っています。
PELUMは、ボツワナでも日本からのインターンを受け入れたいそうです。
関心がある人は、連絡を。

国内NGOでインターン・勤務の経験のある、しっかり者なので大丈夫だろうと思いますが、
がんばってね!

舩田
本学に来て5年。
アフリカ・ゼミの卒業生のかずもずいぶん増えました。
アフリカには関係ない就職をする人がほとんどなのに、なぜか不思議な現象が。
毎年1名、某有名メーカーに3年連続で就職するゼミ生がいるのです。
1学年10名までしかゼミ生をとっていないので、10名中1人が同じ会社に入り続ける摩訶不思議。
どうしてなんでしょうか・・・。人事部にアフリカ好きがいるのかしら?(とは思えない会社です)

また、アフリカに暮らすゼミ生・元ゼミ生も増えてきました。
今年は、初代ゼミ生が某国のJICAで頑張っています。
現ゼミ生の1人は、某国の在外公館で。
4年生の1人は、ウガンダのNGOでインターン中(6か月の予定)

後元ゼミ生が半年間、マラウィのNGOでインターンの予定です。
さらに!、現ゼミ生は秋から1年間の予定で、ベナンにNGOインターンに行きます。

そういえば、去年はNHKのテレビ番組でカイロからケープタウンまで3か月をかけてバス
で縦断した学生もおりました。

さらに思い起こすに、アフリカの大学に1年間留学した学生もいたのでした。

最初は大人しい学生たちだと思っていましたが、自分でどんどんフロンティアを拡大中。
頼もしい限りです。


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プロフィール
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舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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