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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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私の関わっているNGOの勉強会のご案内です。

12月20日に予定されていた第5回勉強会が1月17日(土)の開催となります。
1月28日(水)に有機農法の第二回勉強会、1月29日(木)にガバナンス勉
強会が開催されます。詳しくは、以下の案内文をご覧ください。

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第5回TCSF研究センター勉強会
「アフリカ援助における現金移転の可能性について考える 」
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アフリカの貧困国への社会保障導入を目指して、極貧層への現金移転が試
みられています。現金移転は、メキシコで実績を挙げたのを皮切りに中南
米13カ国に広がり、すでに3000万世帯がその対象となっています。

一方、アフリカでも、現金移転が南部アフリカ、さらに西アフリカにも広
がりつつあります。また緊急援助でもモノや食料ではなく現金移転への転
換が始まっています。

制度的能力が十分でないアフリカの貧困国で、現金移転は可能なのか。そ
の長所と問題点はなにか。現金移転は「救貧手段」を越えて貧困削減に役
立つのか。さらに援助は「国際的社会保障」へと転換していくのか。また
現金移転は援助のあり方を根本的に転換するのか。など、現金移転は大き
な挑戦です。

アフリカ低所得国での最初の試み、ザンビアのプロジェクト紹介を通じて、
現金移転の謎と可能性を考えます。

現金移転特集(Development policy review, sept. 2006)
http://www3.interscience.wiley.com/journal/118583613/issue?CRETRY=1&SRETRY=0
ザンビアの現金移転(ザンビア政府の公的サイト)
http://www.socialcashtransfers-zambia.org/social_cash_transfers_zambia.php

■問題提起者:大林稔氏(TICAD市民社会フォーラム代表/龍谷大学経済学部教授)
■日時:1月17日(土)13時ー15時
■場所:早稲田大学19号館 7階 710号室
(アクセス)JR高田馬場駅より早大正門行きバスで「西早稲田」下車(5分)
地下鉄東西線「早稲田」駅より徒歩10分
*西早稲田のメインキャンパスから少し離れております。
必ず以下のURLで場所のご確認の上、お越しください。
http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html
■参加予約(無料):(申込はつづきはこちらをご覧ください)
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第6回TCSF研究センター勉強会
「(続編)アフリカにおける有機農法普及の課題と可能性を考える 」
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12月3日に開催された第3回TCSF研究センター勉強会が好評につき、続編を開催
することになりました。

前回勉強会では、最近アフリカ農民の間で高まりつつある有機農業への関心を
受けて、その普及の可能性や限界について話し合いました。特に、長年にわた
ってアフリカで有機農業に取り組んできたNGO-JVC(南ア)と緑のサヘル(チャ
ド・ブルキナファソ)-の具体的な経験をお話ししてもらった上で、NGO・研究
者・専門家・学生など多様な参加者の間で議論を深めました。

アフリカで有機農業に取り組むNGO関係者が一同に会する最初の機会となり、
参加者の皆さんからも継続して勉強会をしたいという希望が出されました。

そこで、今度は、日本での有機農業研修を通じて、アジア・アフリカでの有
機農業普及に尽力してきたアジア学院の田坂興亜元校長を講師としてお迎えし
、アフリカ人研修生の研修後の活動の様子などをお話ししていただく他、政府
や国際機関関係者もお呼びして、政策面での議論も深めたいと考えています。

問題提起者:舩田クラーセンさやか氏 (TCSF副代表/東京外国語大学准教授)
発表者:
・田坂興亜氏(アジア学院元校長/2KRネット代表/国際基督教大学ICU元教授)
http://www.ari-edu.org
ゲスト:
・岡本敏樹氏(緑のサヘル代表)
http://www.jca.apc.org/~sahel/
・渡辺直子氏((特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)南ア事業担当)
 http://www.ngo-jvc.net/ 

■日時:1月28日(水)18:30~20:30 
■場所:早稲田大学19号館 3階309号室 (アクセスは第5回勉強会と同様)
■参加予約(無料):申込はつづきはこちらをご覧ください。
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第7回TCSF研究センター勉強会
「新しいガバナンス・スキームの可能性について考える」
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依然問題の多い援助・投資におけるガバナンスですが、これはアフリカ政府だ
けの問題ではなく、援助・投資する側の問題が大きいことも事実です。市民社
会の役割をより重視することによって、新しいガバナンス・スキームを考えよ
うという動きが、日本でも起きつつあります。

今年6月20日、「特定活動法人 市民によるガバナンス推進会議」を立ち上げ
た廣野良吉代表をお招きして、アフリカ開発におけるガバナンス、市民社会の
役割を考えます。

問題提起者:笹岡雄一氏(TCSF理事/JICA研究所上席研究員)
ゲスト:廣野良吉氏(TCSF会員/(特活)市民によるガバナンス
推進会議代表)
■日時:1月29日(木)18:30~20:30 
■場所:早稲田大学19号館 3階309号室
(アクセスは第5回勉強会と同様)
■参加予約(無料):申込はつづきはこちらをご覧ください。

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(特活)TICAD市民社会フォーラム事務局
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-21-1
早大西早稲田ビル7F プロジェクト室613-6
早稲田大学アジア太平洋研究センター気付
Tel & Fax : 03-5286-8261
URL :http://www.ticad-csf.net
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申込み方法

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第5回TCSF研究センター勉強会
「アフリカ援助における現金移転の可能性について考える 」
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1月14日(水)正午までにお申込み後、直接会場にお越し
ください。(氏名・所属・連絡先を明記) 
E-mail:aruga(アット)ticad-csf.net(担当:有賀)
TEL/Fax: 03-5286-8261(TICAD市民社会フォーラム事務局)
*同日は土曜日のため、正面玄関ではなく後ろの通用口をご利用ください。

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第6回TCSF研究センター勉強会
「(続編)アフリカにおける有機農法普及の課題と可能性を考える 」
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1月26日(月)正午までに以上のメールアドレスにお申込み後、
直接会場にお越しください。
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第7回TCSF研究センター勉強会
「新しいガバナンス・スキームの可能性について考える」
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1月26日(月)正午までに以上のメールアドレスにお申込み後、
直接会場にお越しください。


<プロフィール>
笹岡雄一氏:
JICA研究所上席研究員。1981年、JICA入社、1985-87エクアドル
勤務、1996-98JICA専門家(ウガンダ財務計画省)、1998-2001、
2007-国際協力専門員(客員)、2001-02企画調査員(タンザニ
ア)、2004-06 政策研究大学院大学教授。

廣野良吉氏:
成蹊大学名誉教授、1990年から埼玉大学大学院政策科学研究科
(現在は政策研究大学院へ改称)客員教授
国連開発計画(UNDP)をはじめ多くの国際機関で勤務、サセックス
大学をはじめ海外の多くの大学で客員教授
対外経済協力審議会をはじめ、日本政府各省庁で審議会委員を務める
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(特活)TICAD市民社会フォーラム事務局
有  賀    礼  香 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-21-1
早大西早稲田ビル7F プロジェクト室613-6
早稲田大学アジア太平洋研究センター気付
Tel & Fax : 03-5286-8261
e-mail:aruga(アット)ticad-csf.net
URL :http://www.ticad-csf.net
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□■□(特活)TICAD市民社会フォーラムとは―――――
(特活)TICAD市民社会フォーラム(TCSF)は、2003年秋に
開催されたTICAD III (第3回アフリカ開発会議)をきっかけに、
アフリカのNGOとともに、日本の研究者や開発実務者、市民
によって結成されました。
アフリカの草の根の民衆へ届く政策の実現を目指して、調査
・研究・政策提言活動を行っています。
――――――――――――――――――――――□■□
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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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