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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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(第3弾)アフリカにおける有機農法普及の課題と可能性を考える

昨年12月3日と今年1月28日に「(特活動法人)TICAD市民社会フォーラ
ム(TCSF)」の研究センターが主催した「アフリカにおける有機農法普
及の課題と可能性を考える」勉強会が好評につき、続々編を開催する
ことになりました。 なお、TCSFは今年3月31日で解散しましたので、
勉強会に参加した有志の企画となります。

第1回勉強会では、最近アフリカ農民の間で高まりつつある有機農業へ
の関心を受けて、その普及の可能性や限界について話し合いました。
特に、長年にわたってアフリカで有機農業に取り組んできたNGO―JVC
(南ア)と緑のサヘル(チャド・ブルキナファソ)―の具体的な経験
をお話ししてもらった上で、NGO・研究者・専門家・学生など多様な
参加者の間で議論を深めました。

アフリカで有機農業に取り組むNGO関係者が一堂に会する最初の機会
となり、参加者の皆さんからも継続して勉強会をしたいという希望が
出されました。 そこで企画された第2回勉強会では、日本での有機農
業研修を通じて、アジア・アフリカでの有機農業普及に尽力してきた
アジア学院の田坂興亜元校長を講師としてお迎えし、アフリカ人研修
生の研修後の活動の様子などをお話ししていただいたほか、政府や国
際機関関係者もお呼びして、政策面での議論も深めました。

第3回の今回は、出版されたばかりの『有機農業と国際協力』(有機
農業学会編・コモンズ)を手がかりに、アフリカにおける有機農業の
可能性を考えたいと思います。

講師は、同書の第1章で「日本の有機農業を開発途上国に伝える意義」
を執筆された西川芳昭先生です。ブルキナファソでの現地調査に基づ
き、以下の点についてお話していただきます。

投入財の安定的確保が困難な状況下の農業における品種選択のアクター
とその役割を明確化することによって、農業における生物多様性管理を
通じた農開発のための社会的能力構築の方策を探る。
  
そのうえで、農業技術としての有機農法ではなく、人々が主体となる
農業としての有機農業の可能性について語っていただく予定です。
どうぞ、ふるってご参加ください。

■2009年5月8日(金)18時半~20時半
■講師:西川 芳昭氏(名古屋大学大学院国際開発研究科教授  
   農村・地域開発プログラムディレクター)
■講演タイトル:
「人々が主体となる農業とは? 農業の本質とブルキナファソにおける
参加型研究による在来品種の再評価」
■場所:
東京外国語大学本郷サテライト 8階
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10
TEL&FAX:03-5805-3254(18 時まで)

■アクセス、参加申し込みについては「続きはこちら」へ


■アクセス(初めての方は必ず迷うので事前に以下のURLで地図をプリント
アウトの上お越しください。なお、キャンパスではなく一つの細長いビル
なので駅前の地図等には載っていませんのでご注意を。):
    * 都営バス: 本郷二丁目停留所 徒歩1分
    * 東京メトロ丸ノ内線: 本郷三丁目駅(M21) 1番出口下車徒歩3分
    * 都営地下鉄大江戸線: 本郷三丁目駅(E08) 5番出口下車徒歩4分
    * 都営地下鉄三田線: 水道橋駅(I11) A1出口下車徒歩6分
    * JR線: 御茶ノ水駅 お茶の水橋口下車徒歩7分
地図
    * http://www.tufs.ac.jp/info/hongou.html
      <http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html>
    * 非常に分かりづらいので、必ず地図をプリントアウトして確認の上
   お越しください。

■参加お申込:
5月1日までに事前にお申し込みの上、直接会場にお越しください。
(返信はしませんので、メールを送られたらそのまま会場へお越
しください。)

お名前・ご所属・ご連絡先をお願いします。
受付:africa.seminar(at)gmail.com

■お問い合わせ
連絡:舩田クラーセン研究室
電話・FAX:042-330-5260(直通)

■過去の勉強会の報告
TICAD市民社会フォーラム「研究センター」のページから
http://www.ticad-csf.net
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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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