東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。
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現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。
「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ
をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/
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This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University
of Foreign Studies (TUFS).
The following info. is about events & classes on
Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues.
English/Portuguese sites are not yet available...
Sorry, but please study Japanese!
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10月11日~12日、アフリカ・ゼミ合宿に行ってきました。
訪問したのは、山梨県須玉町黒森という「増富温泉」があるところ。
アフリカでよく見られるような石山がランドマークです。
黒森集落は、60歳以上の方が住民の6割を占める「限界集落」で、農地も日帰り温泉
も放置されている状態でした。そこに、NPO法人「えがおつなげて」がはいっていって、
都市と農村をつなぐ様々な活動を通じて「村おこし」をしています。
http://www.npo-egao.net/
日本の農村問題からアフリカの農村問題・食料問題にも思いをはせるという趣旨で、
ゼミ生・卒業生・他大学の学生・家族・友人(元UNHCR職員)の総勢19名で行って
きました。
しかし、そこは「アフリカ・ゼミ」なぜか爆笑に次ぐ爆笑の連続・・・。
まずはこれから行く場所を確認しようと、ビジターセンターの手書きの地図を眺めて
いました・・・。
むむむ、下のほうに奇異な絵が。増富温泉は日本一のラジウム含量だそう。しかし、
この絵はあまりに傑作。是非、身体の奥から悪いものを追い出そう!温泉も楽しみだ。
今夜のお宿は民宿「大熊荘」。まさか・・・。と思いきや。そうだったんです。玄関に
でーんといました。大きなクマが。「レンジャー(野生動物の保護者)」になることを
夢見ている我が子がショックを受けないといいけど・・・とぶつぶつ言いながら、階段
を上がっていくと。大きな笑い声が炸裂。
どうしたの?とふすまを開けて、私も絶句。
「かわいい」んだろうけど、これ本物、だよね。死んでるんだよね。目もクリクリ輝い
ているところを、どうにかして活かしたかったんだよね。愛情だよね・・・。そう言いな
がら自分たちの部屋に移動して、もっと絶句。
なにげなく上着をかけようと思ってみたら・・・これなんだか変。洋服掛けなんだけど、
毛むくじゃら。よく見ると蹄???これは、もしやシカの前脚・・・ですね。しかも、直角。
「箸が転げても可笑しい年齢」ではないものの、箸が転げるどころのおかしさでは
なく、さっそくみんなの期待が高まります。(なんのきたいや!)
笑いすぎてお腹をすかせた皆は、地元のおばあちゃんたちの「手打ちそばの店」に
向かいます。
http://www.npo-egao.net/operation/operation7.html
14人がぞろぞろ入ってくるのを見て、お店のおばあちゃんたちが絶句。
しかし、そこからがすごかった。気を取り直し、おもむろにソバをそのばで打ち始めた。
失礼ながら、どう見ても「おばあちゃん」といっても、かなりの年齢に見える。
そこは職人技。あっという間に二人で14人分のソバを仕上げてくれた。
「限界集落」などと言うけれど、ここで出会ったおじいちゃん・おばあちゃんの現役として
元気な様子に、私たちが元気をもらいました。
お腹が満ち足りると人間眠くなる。みよ、後に控える3年生のけだるーい様子を。
しかし、そこはアフリカ・ゼミ。3時間の厳しいやりとりを経て、やっと終了。
4年生の卒論の進捗確認のための合宿だが、先が思いやられる展開であること
間違いなし。
朝4時まで騒いでいたそうですが、そこは若さですね。翌日の農作業には全員が集合。
東京からICUの学生さんも駆けつけ(途中ヒッチハイク)、19人でいも掘りをします。
指導してくれるのは、NPOの小黒さん。世界を自転車でまわった後、このNPOを手伝って
いた奥さんのさやかさんと、横浜から移住してきたそうです。だから、この村に親戚がい
るわけではないという言葉に、皆驚いていました。御二人は近くの広場でFARM Wedding
なるものをしたそうです。
芋を掘ると、今度は食べる分だけ川に洗いに行きます。清流の水は飲めるということで、
ぐいぐいとみんな水を飲みました。そのうち、いも掘りそっちのけで川遊びを始めてしま
った・・・・みんなでした。
どんな集団にもみなが遊んでいるときにも、一生懸命働く人がいるんですよね。そうで
ないと集団は成り立たないのですが、いました。伊佐治さんたち、3年チーム。一生懸命
火を起こしています。
おかげで無事美味しい御芋を食べることができました。
ゼミ合宿はこれにて終了。なぜか民宿の屋根の上でくつろいでいるゼミ生たち。
さすが「アフリカ・ゼミ」。大いに笑って、大いに働いて、大いに遊んだ1泊二日でした。
来年は、ゼミの畑を借りて、外語祭の屋台でふるまうアフリカ料理の原料となるトウモロ
コシから、この黒森で育てて、「100%自給アフリカ料理」を出したいね、という夢もふくら
みました。
種まき→草刈り→草刈り→収穫を、シフトを組んでやってみようか、と考えています。
外大生だけでなく、関心がある人たちみんなでやれると良いね、と話しています。
今年は学園祭で出店はしませんが、ゼミ生の参加するサークルの発表などもあります。
世界中の料理が食べられる外語祭、ぜひお越しください。11月20日~
http://www.gaigosai.com/
訪問したのは、山梨県須玉町黒森という「増富温泉」があるところ。
アフリカでよく見られるような石山がランドマークです。
黒森集落は、60歳以上の方が住民の6割を占める「限界集落」で、農地も日帰り温泉
も放置されている状態でした。そこに、NPO法人「えがおつなげて」がはいっていって、
都市と農村をつなぐ様々な活動を通じて「村おこし」をしています。
http://www.npo-egao.net/
日本の農村問題からアフリカの農村問題・食料問題にも思いをはせるという趣旨で、
ゼミ生・卒業生・他大学の学生・家族・友人(元UNHCR職員)の総勢19名で行って
きました。
しかし、そこは「アフリカ・ゼミ」なぜか爆笑に次ぐ爆笑の連続・・・。
まずはこれから行く場所を確認しようと、ビジターセンターの手書きの地図を眺めて
いました・・・。
むむむ、下のほうに奇異な絵が。増富温泉は日本一のラジウム含量だそう。しかし、
この絵はあまりに傑作。是非、身体の奥から悪いものを追い出そう!温泉も楽しみだ。
今夜のお宿は民宿「大熊荘」。まさか・・・。と思いきや。そうだったんです。玄関に
でーんといました。大きなクマが。「レンジャー(野生動物の保護者)」になることを
夢見ている我が子がショックを受けないといいけど・・・とぶつぶつ言いながら、階段
を上がっていくと。大きな笑い声が炸裂。
どうしたの?とふすまを開けて、私も絶句。
「かわいい」んだろうけど、これ本物、だよね。死んでるんだよね。目もクリクリ輝い
ているところを、どうにかして活かしたかったんだよね。愛情だよね・・・。そう言いな
がら自分たちの部屋に移動して、もっと絶句。
なにげなく上着をかけようと思ってみたら・・・これなんだか変。洋服掛けなんだけど、
毛むくじゃら。よく見ると蹄???これは、もしやシカの前脚・・・ですね。しかも、直角。
「箸が転げても可笑しい年齢」ではないものの、箸が転げるどころのおかしさでは
なく、さっそくみんなの期待が高まります。(なんのきたいや!)
笑いすぎてお腹をすかせた皆は、地元のおばあちゃんたちの「手打ちそばの店」に
向かいます。
http://www.npo-egao.net/operation/operation7.html
14人がぞろぞろ入ってくるのを見て、お店のおばあちゃんたちが絶句。
しかし、そこからがすごかった。気を取り直し、おもむろにソバをそのばで打ち始めた。
失礼ながら、どう見ても「おばあちゃん」といっても、かなりの年齢に見える。
そこは職人技。あっという間に二人で14人分のソバを仕上げてくれた。
「限界集落」などと言うけれど、ここで出会ったおじいちゃん・おばあちゃんの現役として
元気な様子に、私たちが元気をもらいました。
お腹が満ち足りると人間眠くなる。みよ、後に控える3年生のけだるーい様子を。
しかし、そこはアフリカ・ゼミ。3時間の厳しいやりとりを経て、やっと終了。
4年生の卒論の進捗確認のための合宿だが、先が思いやられる展開であること
間違いなし。
朝4時まで騒いでいたそうですが、そこは若さですね。翌日の農作業には全員が集合。
東京からICUの学生さんも駆けつけ(途中ヒッチハイク)、19人でいも掘りをします。
指導してくれるのは、NPOの小黒さん。世界を自転車でまわった後、このNPOを手伝って
いた奥さんのさやかさんと、横浜から移住してきたそうです。だから、この村に親戚がい
るわけではないという言葉に、皆驚いていました。御二人は近くの広場でFARM Wedding
なるものをしたそうです。
芋を掘ると、今度は食べる分だけ川に洗いに行きます。清流の水は飲めるということで、
ぐいぐいとみんな水を飲みました。そのうち、いも掘りそっちのけで川遊びを始めてしま
った・・・・みんなでした。
どんな集団にもみなが遊んでいるときにも、一生懸命働く人がいるんですよね。そうで
ないと集団は成り立たないのですが、いました。伊佐治さんたち、3年チーム。一生懸命
火を起こしています。
おかげで無事美味しい御芋を食べることができました。
ゼミ合宿はこれにて終了。なぜか民宿の屋根の上でくつろいでいるゼミ生たち。
さすが「アフリカ・ゼミ」。大いに笑って、大いに働いて、大いに遊んだ1泊二日でした。
来年は、ゼミの畑を借りて、外語祭の屋台でふるまうアフリカ料理の原料となるトウモロ
コシから、この黒森で育てて、「100%自給アフリカ料理」を出したいね、という夢もふくら
みました。
種まき→草刈り→草刈り→収穫を、シフトを組んでやってみようか、と考えています。
外大生だけでなく、関心がある人たちみんなでやれると良いね、と話しています。
今年は学園祭で出店はしませんが、ゼミ生の参加するサークルの発表などもあります。
世界中の料理が食べられる外語祭、ぜひお越しください。11月20日~
http://www.gaigosai.com/
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プロフィール
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舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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