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NHKのディレクター・大森淳郎さんにお越しいただきます。大森
さんは本学のヒンドゥー語の出身で、ポルトガルの大航海時代
を切り拓いたヴァスコ・ダ・ガマの番組制作を通じて、モザンビーク
の子供兵のことを知り、番組を作られています。
その後、2005年のアフリカ特集製作の際に、モザンビークの子供
兵問題を再び取り上げられました。そのとき、製作に協力した縁で
いろいろお世話になってきました。本学の西谷先生たちのプロジェ
クトで、映画「ダーウィンの悪夢」の監督ザウパーさんが来校した
際も、コメンテイターとして参加されています。
授業は公開にしますので、履修生以外の方で参加されたい方は
是非どうぞ。ただ急な話となってしまったので、パワーポイントな
どの準備はありませんが!
日時:6月24日(水)10時40分~12時10分
場所:研究講義棟 114号室
講演者:大森淳郎氏(本学ウルドゥー語専攻、NHKディレクター)
日程 |
メインテーマ |
詳細(利用教材) |
参考図書 |
4月15日 |
オリエンテーション |
クイズ・音楽・地図 |
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4月22日 |
大学で学ぶということ ~高校教科書リサーチ(世界史と日本史) |
1. 個別分析 2. グループ分析 3. 課題の提示 |
・朝日新聞記事 ・高校の教科書「世界史」「日本史」 |
4月29日 |
祝日 <課題①に取り組むこと> |
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5月6日 |
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5月13日 |
大学で学ぶということ ~高校教科書リサーチ(地理) |
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・課題①提出 ・高校教科書「地理」 |
5月20日 |
14世紀から15世紀にかけての世界状況―欧州にとってのアフリカ(1) |
パワーポイント ビデオ |
NHKスペシャル『ダ・ガマ』 |
5月27日 |
ボート大会 <課題②に取り組むこと> |
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6月3日 |
14世紀から15世紀にかけての世界状況-欧州にとってのアフリカ(2) |
ビデオ |
・課題②提出 ・NHKスペシャル『ダ・ガマ』 |
6月10日 |
非欧州世界にとっての15世紀のインド洋世界―中国とアフリカ |
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6月17日 |
非欧州世界にとっての15世紀のインド洋世界 – 地域の発展 |
地図・パワーポイントザンジバル歴史博物館・音楽 |
『新書アフリカ史』『ザンジバルの笛』 |
6月24日 |
ポルトガルの海外進出の背景 |
パワーポイント |
バーミンガム 金七 |
7月1日 |
ポルトガル大航海による世界的インパクト |
パワーポイント |
ウォーラスティン 『奴隷・スパイス・象牙』 |
7月8日 |
ポルトガル衰退の背景(1) |
パワーポイント |
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7月15日 |
ポルトガル衰退の背景(2) |
パワーポイント |
|
7月22日 |
期末試験 |
パワーポイント |
同上 |
7月24日 |
ポルトガル大航海による日本へのインパクト |
ビデオ |
|
【地域基礎】ポルトガル・アフリカ研究
大航海時代から18世紀までのポルトガル、世界、
そしてアフリカ
1. 内容に入る前に「大学で社会科学を学ぶこと」について
参加型で取り組みます。
2. 内容については、15世紀のポルトガルによる大航海時
代の幕開けが、世界およびアフリカに及ぼしたイン
パクトを押さえつつ、何ゆえヨーロッパの一小国がこ
こまでの大事業をなしえたのかについて明らかにします。
また、海外進出に伴って黄金時代を築いたポルトガルが
衰退していく過程と要因も検討します。
【授業の概要】
現代世界に大きな影響を及ぼすことになる資本主義世界経
済の形成に重要な役割を果たしたポルトガルの大航海時代
を、ポルトガル・アフリカ・世界の文脈の中に位置づけて
再検討します。
【評価】
出席・参加(25%)、課題(10%)、感想文(20%)、期
末試験(45%)で判断します。
【参考文献】
「続きはこちら」参照。
今のところ申し込み順・希望の国と分野をかけあわせて、以下の通りとなています。
順番が遅くて希望どおりとならなかった人は、希望の「国」「分野」にあわせて、
選んでいます。
担当どおりとしてください。
残りの人は連絡ください。
sayakafc@tufs.ac.jp
国名 |
分野 |
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モザンビーク |
歴史 |
政治 |
音楽 |
スポーツ |
料理 |
文学 |
荒瀬 |
関 |
内村 |
福重 |
薄井 |
佐藤(翔) |
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アンゴラ |
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佐野 |
中西 |
安藤 |
阿倍 |
安田 |
西村 |
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ギニアビサウ |
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田中(め) |
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カーボベルデ |
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花野 |
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小川 |
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高橋 |
林下 |
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サントメイプリンシペ |
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佐藤(春) |
赤堀 |
林 |
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東チモール |
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小山 |
瓦 |
田中(紀) |
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小木曽 |
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お勧めのポルトガル語圏アフリカの音楽を紹介します。
No1! Tcheka!
大西洋に浮かぶカーボ・デルデのミュージシャン(1973年生まれ)
特に、アルバム"Lonji"は、本当にお勧め!!
http://www.tchekaonline.com/
実は、ポルトガル語Ⅱの授業で学生全員に世界のポルトガル語圏諸国の
文化・歴史を調べてもらった際に、カーボベルデを担当した学生が紹介し
てくれました。
Cesaria Evora(アカデミー賞受賞)や彼女の代表されるようなゆっくり
としたリズムの音楽しか知らなかったことを恥ずかしく思いました。
ブラジルで録音されたこのCDは特に、そのテンポの良さにうれしくなり
ます。
ポルトガルで買った"Lonji"のアルバムには、実はおまけアルバムがくっつ
いていて、そのCDのほうが私はお気に入りです。"Live Tcheka"
彼のギター演奏の素晴らしさがよくわかる一品です。
先日都内のフレンチ・アフリカバー"Tribes"に行ったら、その際にかけら
れていたのが、このLive TchekaのDVD! さすが、石川店長!
http://www.tribes.jp/index.php
(昨日もお世話になりました!)
しかし、ここだけの話、Tcheka・・・元ゼミ生の某君にそっくり!です。
Tchekaの紹介で力尽きました・・・。
http://www.myspace.com/tchekacaboverde
チェカのコンサートの一覧が掲載されています。
舩田
2007年度の授業シラバス
大航海時代から18世紀までのポルトガル、世界、アフリカ
15世紀のポルトガルによる大航海時代の幕開けが、世界およびアフリカに及ぼしたインパクトを押さえつつ、何ゆえヨーロッパの一小国がここまでの大事業をなしえたのかについて明らかにする。また、海外進出に伴って黄金時代を築いたポルトガルが衰退していく過程と要因も検討する。
【授業の概要】
現代世界に大きな影響を及ぼすことになる資本主義世界経済の形成に重要な役割を果たしたポルトガルの大航海時代を、ポルトガル・アフリカ・世界の文脈の中に位置づけて再検討する。
日程 |
メインテーマ |
利用教材 |
参考図書 |
10月15日 |
「世界で使用されるポルトガル語」「授業の狙い」 世界に広がるポルトガル語圏(大航海との関連) |
ゲーム・音楽・ビデオ |
教科書世界史 |
10月22日 |
14世紀から15世紀にかけての世界状況―欧州にとってのアフリカとは(1) |
パワーポイント(地図) ビデオ |
『ダ・ガマ』 |
10月29日 |
休講 |
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11月5日 |
14世紀から15世紀にかけての世界状況-欧州にとってのアフリカ(2) |
ビデオ |
『ダ・ガマ』 |
11月12日 |
非欧州世界にとっての15世紀のインド洋世界―中国とアフリカ |
ビデオ |
『1421』 |
11月19日 |
非欧州世界にとっての15世紀のインド洋世界 – 地域の発展 |
地図・パワーポイント ザンジバル歴史博物館・音楽・PP |
『新書アフリカ史』『ザンジバルの笛』 |
11月26日 |
学園祭 |
||
12月3日 |
ポルトガルの海外進出の国内要因 |
パワーポイント |
バーミンガム 金七 |
12月10日 |
ポルトガルの海外進出(大航海前) |
パワーポイント |
同上 |
12月17日 |
ポルトガル大航海による世界的インパクト(1) |
パワーポイント |
ウォーラスティン 『奴隷・スパイス・象牙』 |
12月18日 |
ポルトガル大航海による世界的インパクト(2) |
パワーポイント |
同上 |
12月19日 (振替え) |
ポルトガル大航海による日本へのインパクト |
ビデオ |
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1月21日 |
ポルトガルの衰退 |
パワーポイント |
バーミンガム 金七 市之瀬 |
1月28日 |
総括 |
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2月4日 |
期末試験 |
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評価:
出席、感想文、期末試験から総合的に判断する。
参考文献:
Ø 金七紀男『エンリケ航海王子―大航海時代の先駆者とその時代』刀水書房
Ø ――――『ポルトガル史』彩流社
Ø 市之瀬敦『ポルトガルの世界』社会評論社
Ø デービッド・バーミングガム『ポルトガルの歴史』創土社
Ø Boxer,The Portuguese Seaborne Empire 1415-1825(Carcanet:1969)
Ø Gavin Menzies, 1421: The Year China Discovered America)
Ø Abdul Sheriff, Slaves, Spices and Ivory in
Ø 宮本&松田『新書アフリカ史』講談社現代新書
Ø 14世紀半ばのイブン・バットゥータの旅行記
Ø 富永智津子『ザンジバルの笛:東アフリカ・スワヒリ世界の歴史と文化』未来社
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東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.