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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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2007年度の授業シラバス


大航海時代から18世紀までのポルトガル、世界、アフリカ

 

【授業の目的】

15世紀のポルトガルによる大航海時代の幕開けが、世界およびアフリカに及ぼしたインパクトを押さえつつ、何ゆえヨーロッパの一小国がここまでの大事業をなしえたのかについて明らかにする。また、海外進出に伴って黄金時代を築いたポルトガルが衰退していく過程と要因も検討する。

 

【授業の概要】

現代世界に大きな影響を及ぼすことになる資本主義世界経済の形成に重要な役割を果たしたポルトガルの大航海時代を、ポルトガル・アフリカ・世界の文脈の中に位置づけて再検討する。

 

 

日程

メインテーマ

利用教材

参考図書

1015

「世界で使用されるポルトガル語」「授業の狙い」

世界に広がるポルトガル語圏(大航海との関連)

ゲーム・音楽・ビデオ

教科書世界史

1022

14世紀から15世紀にかけての世界状況―欧州にとってのアフリカとは(1

パワーポイント(地図)

ビデオ

 

『ダ・ガマ』

 

1029

休講

115

14世紀から15世紀にかけての世界状況-欧州にとってのアフリカ(2

ビデオ

『ダ・ガマ』

1112

非欧州世界にとっての15世紀のインド洋世界―中国とアフリカ

ビデオ

1421

1119

非欧州世界にとっての15世紀のインド洋世界  地域の発展

地図・パワーポイント

ザンジバル歴史博物館・音楽・PP

『新書アフリカ史』『ザンジバルの笛』

1126

学園祭

123

ポルトガルの海外進出の国内要因

パワーポイント

バーミンガム

金七

1210

ポルトガルの海外進出(大航海前)

パワーポイント

同上

1217

ポルトガル大航海による世界的インパクト(1)

パワーポイント

ウォーラスティン

『奴隷・スパイス・象牙』

1218

ポルトガル大航海による世界的インパクト(2)

パワーポイント

同上

1219

(振替え)

ポルトガル大航海による日本へのインパクト

ビデオ

 

121

ポルトガルの衰退

パワーポイント

バーミンガム

金七

市之瀬

128

総括

 

 

24

期末試験

 

 

 

 

評価:

出席、感想文、期末試験から総合的に判断する。

 

参考文献:

Ø  金七紀男『エンリケ航海王子―大航海時代の先駆者とその時代』刀水書房

Ø  ――――『ポルトガル史』彩流社

Ø  市之瀬敦『ポルトガルの世界』社会評論社

Ø  デービッド・バーミングガム『ポルトガルの歴史』創土社

Ø  BoxerThe Portuguese Seaborne Empire 1415-1825Carcanet1969

Ø  Gavin Menzies, 1421: The Year China Discovered America

Ø    http://www.1421.tv/

Ø  Abdul Sheriff, Slaves, Spices and Ivory in Zanzibar (James Currey:2002)

Ø  宮本&松田『新書アフリカ史』講談社現代新書

Ø  14世紀半ばのイブン・バットゥータの旅行記

Ø  富永智津子『ザンジバルの笛:東アフリカ・スワヒリ世界の歴史と文化』未来社

 

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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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