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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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ということで、私がアフリカの農業、有機農業の可能性について
考えるようになった原点には、2002年から2004年までの2KRネット
の活動が関わっています。(詳しくは、ブログの前の記事の「続き
はこちら」へ)

今日は、東京外大の本郷サテライトで以下の催しを開催します。
参加は閉め切りましたが、直接来てもらってもOKです。

=============================
(第3弾)アフリカにおける有機農法普及の課題と可能性を考える
=============================
第3回の今回は、出版されたばかりの『有機農業と国際協力』(有
機農業学会編・コモンズ)を手がかりに、アフリカにおける有機農
業の可能性を考えたいと思います。

講師は、同書の第1章で「日本の有機農業を開発途上国に伝える意
義」を執筆された西川芳昭先生です。ブルキナファソでの現地調査
に基づき、以下の点についてお話していただきます。

投入財の安定的確保が困難な状況下の農業における品種選択
とアクター
その役割を明確化することによって、農業における生物多様性管
理を通じた農開発のための社会的能力構築の方策を探る。
  
そのうえで、農業技術としての有機農法ではなく、人々が主体と
なる農業としての有機農業の可能性について語っていただく予定
です。どうぞ、ふるってご参加ください。

■2009年5月8日(金)18時半~20時半
■講師:西川 芳昭氏(名古屋大学大学院国際開発研究科教授  
   農村・地域開発プログラムディレクター)
■講演タイトル:
「人々が主体となる農業とは? 農業の本質とブルキナファソにお
ける参加型研究による在来品種の再評価」
■場所:
東京外国語大学本郷サテライト 8階
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10
TEL&FAX:03-5805-3254(18 時まで)

昨年12月3日と今年1月28日に「(特活動法人)TICAD市民社会フォーラ
ム(TCSF)」の研究センターが主催した「アフリカにおける有機農法普
及の課題と可能性を考える」勉強会が好評につき、続々編を開催する
ことになりました。 なお、TCSFは今年3月31日で解散しましたので、
勉強会に参加した有志の企画となります。

第1回勉強会では、最近アフリカ農民の間で高まりつつある有機農業へ
の関心を受けて、その普及の可能性や限界について話し合いました。
特に、長年にわたってアフリカで有機農業に取り組んできたNGO―JVC
(南ア)と緑のサヘル(チャド・ブルキナファソ)―の具体的な経験
をお話ししてもらった上で、NGO・研究者・専門家・学生など多様な
参加者の間で議論を深めました。

アフリカで有機農業に取り組むNGO関係者が一堂に会する最初の機会
となり、参加者の皆さんからも継続して勉強会をしたいという希望が
出されました。 そこで企画された第2回勉強会では、日本での有機農
業研修を通じて、アジア・アフリカでの有機農業普及に尽力してきた
アジア学院の田坂興亜元校長を講師としてお迎えし、アフリカ人研修
生の研修後の活動の様子などをお話ししていただいたほか、政府や国
際機関関係者もお呼びして、政策面での議論も深めました。

■アクセス(初めての方は必ず迷うので事前に以下のURLで地図をプリント
アウトの上お越しください。なお、キャンパスではなく一つの細長いビル
なので駅前の地図等には載っていませんのでご注意を。):
    * 都営バス: 本郷二丁目停留所 徒歩1分
    * 東京メトロ丸ノ内線: 本郷三丁目駅(M21) 1番出口下車徒歩3分
    * 都営地下鉄大江戸線: 本郷三丁目駅(E08) 5番出口下車徒歩4分
    * 都営地下鉄三田線: 水道橋駅(I11) A1出口下車徒歩6分
    * JR線: 御茶ノ水駅 お茶の水橋口下車徒歩7分
地図
    * http://www.tufs.ac.jp/info/hongou.html
      <http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html>
    * 非常に分かりづらいので、必ず地図をプリントアウトして確認の上
   お越しください。
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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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