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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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NGO活動の終了にあたって・・・。

この5年間活動をしてきて、今何かが変わろうとしていることを肌身
で感じています。いくつかの変化は我々自身が生み出したものだと
いう自負もあります。が、それを担うのは1団体ではなく、新しい担
い手も含め沢山の組織の形、新しいネットワークがやっていくべき
ことだと思っています。そのさいには、TCSFのこれまでの成果や
ノウハウ、反省を十分に共有していくことは、我々の責任でしょう。
また、TCSF関係者が、そういう新しい動きの中で、それぞれ役割
を果たしていってほしいなあ、と思っています。

今、アフリカをめぐって多様な新しいアクターが誕生しています。昨
日宮本亜門さんの会に行ってそう思いました。
移籍するMisiaさんたちの動きもそれを示しています。Misiaさんの
本気度に、先日お会いした際に心打たれたものでした。メディアの方々
の熱意こもった報道にもアフリカへの関心は出ています。企業ももち
ろん資源とか色々背景はあるものの、アフリカに強い関心を抱いて
います。学生たちも元気いっぱいにアフリカに飛びだしています。
国会議員ですら、アフリカに関心を示すようになりました。

5年前には想像できなかった現象が、そして私たちが夢見た状態が、
今生まれています。

このような新しい状態が生まれる中、これまでアフリカに関わって
きた古くからのアクターたちも、岐路に立たされていると思います。
日本のNGOもそうだと思います。外務省やJICA、JBICといった援助
機関。研究者や教員もそうでしょう。これまでの蓄積と経験を大切に、
そして外に開いて共有しつつ、新しいやり方を試したり、飛躍するべ
きときが来ているのだと思います。


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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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