東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。
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現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。
「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ
をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/
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This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University
of Foreign Studies (TUFS).
The following info. is about events & classes on
Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues.
English/Portuguese sites are not yet available...
Sorry, but please study Japanese!
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タンザニア大使のお別れ会での写真。アフリカらしい多様性ですね。
モザンビーク、ジンバブエ、ガボン、セネガル、タンザニア、ザンビア大使。
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しかし、皆さん外交団長、次期外交団長、副外交団長を務めるツワモノども6名
の大使たちに囲まれ、さすがの私もタジタジ。ごく内輪の席ということもあり、かな
り高度な外交・政治的ジョーダン合戦がすごかったのですが、一番の槍玉にあげ
られたのは、ジンバブエ大使。当然です!!(お国のやり方に必ずしも同意され
ているわけではないようですが)
特に、隣国そして政権交代を果たし、故大統領がSADC(南部アフリカ開発共同
体)議長としてジンバブエに外交圧力をかけ続けたザンビアの大使が一番キツー
イジャブを放ち、私も応援。対するジンバブエ大使がせっかくパワーシェアリング
政権が始まったから様子を見守ってよね、と懇願。でも、逮捕や人権抑圧はいけ
ないいよね、とザンビア大使と二人で迫りました。
表面上のおべんちゃらではなく、お互い嫌なことも言える関係こそ、やはり外交
の基本だなあ、とつくづく思いました。これは私の実践してきた民際外交の基本姿
勢でもあります。対政府もこれでやってきました。が、日本社会には、まだそこに
は寛容さがない・・・言い換えれば「個人的」「感情的」に受け止めてしまうようです。
クールさが足りないのですよね。個人攻撃と勘違いする。すべて自分という狭い
領域で考えてしまう。日本の現在の政治を見ていると、マスコミもそれを煽ってい
る感があります。大人になりきれていない社会・・・それが日本なのかもしれません。
しかし、「パートナーシップ」というのは、そんな綺麗ごとではないはずです。これ
は、夫婦関係を思い出せばすぐ分かりますね。やっぱり、おかしいことはおかしい
と言えなければならない。
それにしても、ザンビア大使の高度なユーモアを交えながらのキツイ一言と、そ
れにボケながら応酬するジンバブエ大使の笑顔のやり取りを聞きながら、まだまだ
学ぶことが多い、修行が足りんと思ったしだいです。やはり、アフリカならではの
スピード感とポレポレ(ゆったり)感が一緒に出ているところはウルトラD技です。
しかし、大使たち。私がボケと突っ込みの里・関西の人間と知り、大いに「納得」
だったそうな。(あまりに、東京で出会う日本人とかけ離れているらしい・・・)
それもどうかと思いますが・・・。
モザンビーク、ジンバブエ、ガボン、セネガル、タンザニア、ザンビア大使。
しかし、皆さん外交団長、次期外交団長、副外交団長を務めるツワモノども6名
の大使たちに囲まれ、さすがの私もタジタジ。ごく内輪の席ということもあり、かな
り高度な外交・政治的ジョーダン合戦がすごかったのですが、一番の槍玉にあげ
られたのは、ジンバブエ大使。当然です!!(お国のやり方に必ずしも同意され
ているわけではないようですが)
特に、隣国そして政権交代を果たし、故大統領がSADC(南部アフリカ開発共同
体)議長としてジンバブエに外交圧力をかけ続けたザンビアの大使が一番キツー
イジャブを放ち、私も応援。対するジンバブエ大使がせっかくパワーシェアリング
政権が始まったから様子を見守ってよね、と懇願。でも、逮捕や人権抑圧はいけ
ないいよね、とザンビア大使と二人で迫りました。
表面上のおべんちゃらではなく、お互い嫌なことも言える関係こそ、やはり外交
の基本だなあ、とつくづく思いました。これは私の実践してきた民際外交の基本姿
勢でもあります。対政府もこれでやってきました。が、日本社会には、まだそこに
は寛容さがない・・・言い換えれば「個人的」「感情的」に受け止めてしまうようです。
クールさが足りないのですよね。個人攻撃と勘違いする。すべて自分という狭い
領域で考えてしまう。日本の現在の政治を見ていると、マスコミもそれを煽ってい
る感があります。大人になりきれていない社会・・・それが日本なのかもしれません。
しかし、「パートナーシップ」というのは、そんな綺麗ごとではないはずです。これ
は、夫婦関係を思い出せばすぐ分かりますね。やっぱり、おかしいことはおかしい
と言えなければならない。
それにしても、ザンビア大使の高度なユーモアを交えながらのキツイ一言と、そ
れにボケながら応酬するジンバブエ大使の笑顔のやり取りを聞きながら、まだまだ
学ぶことが多い、修行が足りんと思ったしだいです。やはり、アフリカならではの
スピード感とポレポレ(ゆったり)感が一緒に出ているところはウルトラD技です。
しかし、大使たち。私がボケと突っ込みの里・関西の人間と知り、大いに「納得」
だったそうな。(あまりに、東京で出会う日本人とかけ離れているらしい・・・)
それもどうかと思いますが・・・。
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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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