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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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南アフリカにいる津山直子さんからのメッセージです。
私もハンガーストライキやってみます。(家族と相談して
から日にちを決めます)皆さんも是非、連帯を!

南アや世界各国のNGO、宗教組織、労組などで
Save Zimbabwe Now! キャンペーンが行われています。
ジンバブエの人々に連帯し、その声を伝え、支援を
広げていくものです。
www.savezimbabwenow.com
昨年G8の時にも来日したCIVICUSのKumi Naidooさんは、
21日の断食(ハンバーストライキ)をしています。
水だけ飲み、今日で19日めです。

12月にジンバブエを訪れた時に何日も食べ物を口にできない
人々の現状を見て、連帯とメッセージを広げるためにはじめ、
また、誘拐、不当逮捕などで投獄されたり、行方不明
なっているNGOや野党の人々の釈放を要求しています。
ジンバブエ訪問時に撮った映像は以下で見られます。、
www.civicus.org/video-feeds

世界中の人が、要望書への署名、ハンバーストライキに加わって
います。ハンガーストライキは一食でも、一日でもいいので、
その連帯の輪を広げていってほしい、とクミさんは言っています。
ジンバブエでは、億単位の紙幣になっているジンバブエドル
ではなく、店頭ではUSドルで表示され、USドルか南アの通貨(ランド)
で買わなければならなくなっています。店にあるものはほとんど
南アなど外から入っており、主食のメイズ、小麦粉、油なども
南アで買う2-3倍の値段になっています。

ジョハネスバーグ市の市街にあるメソディスト教会には
800人以上のジンバブエ人が寝泊りしています。
私はジンバブエ人やコンゴ人が多く住む地区で住んでいますが、
ジンバブエから来る人は日に日に増えています。
少しでもお金を得て、それで食料を買い、ジンバブエの家族に
送っています。ジンバブエに行くバスの発着場は特別に
設けられていて、ジンバブエに行く人、荷物を送る人で、
毎日ごった返しています。

ジンバブエでは1月が新学年が始まるときですが、
学校の先生がジンバブエドルではなく、USドルで給料が支払われ
るよう要求していて、学校は休校が続いています。
コレラに65000人以上が感染し、3600人が亡くなり、毎日その数が
増えています。南アとジンバブエの国境には、治療を求める人
がたくさん来ています。南ア側の川も汚染され、JVCが活動する
リンポポ州でも川の水に頼っている人々の間でコレラが広がって
います。

HIV/エイズや結核の治療薬もUSドルやランドで買うしかなく、
大多数の患者さんは治療薬にアクセスできなくなっています。
日本でも、これまで以上に、ジンバブエの状況への理解と
連帯の輪を広げていくことが大切だと思います。
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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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