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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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ガバナンスの重要性がやっと叫ばれるようになってきました。日本はガバナンス
の世界ランクが決して高い方ではありませんが。アフリカ開発を進めるうえで
援助・投資する側、される側のガバナンス改善は不可欠です。これを市民で担
おうという動きです。

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日本におけるガバナンスの実態と課題―地方の視点を含めて
 
(特活)市民によるガバナンス推進会議 「第2回研究会 11/22(土)」のご案内 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■ PDG 第2回研究会  ■
日 時 :11月22日(土)14:30~17:30
会 場 :世界銀行情報センター(PIC東京)
富国生命ビル1階 ロビーフロア東京都千代田区内幸町2-2-2
http://www.worldbank.or.jp/ptokyo
資料代:500円(非会員の方のみ)

主な内容:「日本におけるガバナンスの実態と課題―地方の視点を含めて」
【報告1】日本における民主的ガバナンスの実態と課題
国連大学客員教授 久山純弘氏
【報告2】予算策定プロセスにおけるガバナンスの必要性について
福岡県新社会推進部社会活動推進課予算係・事務主査 笠由美子氏
【コメンテーター】前港区長 原田敬美氏

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【報告趣旨】
「日本におけるガバナンスの実態と課題―地方の視点を含めて」
【報告1】日本における民主的ガバナンスの実態と課題
国連大学客員教授,元国連行政監視機構委員長・国連事務次長補 久山純弘氏
日本におけるガバナンスの実態は、民主主義が戦後外から与えられたものと
いうこともあり、本来あるべき「良きガバナンス」からは程遠い。即ち国レベル
では「政治の劣化」、国会の機能不全、国民による「お上信仰」等を背景とした
官僚主導体制、また地方レベルでも、自治体による行政と議会への住民の
関心は希薄で、「お任せ民主主義」の域を出ていない。 
この様な状況に対処するには、政策策定の場であるべき議会の機能強化、
政策実施に関わる行政活動の透明性、効果・効率性の確保、行政監視制度
並びにアカウンタビリテイの強化等が欠かせない。
しかしここで基本的に必要なのは国・地方を問わず政策を最終的に決めるのは
自分達であるとの国民(市民)の意識改革のみならず、官僚・政治家の意識改革
である。
 
【報告2】予算策定プロセスにおけるガバナンスの必要性について
福岡県新社会推進部社会活動推進課予算係・事務主査 笠由美子氏
行政における政策決定は、法令に基づくとともに予算に裏付けられていることが
前提となっている。このため予算編成は、政策議論の場でもあるが、その過程の
ほとんどは行政内部での作業となっており住民参加(住民ニーズの反映)をどの
ように確保すべきかが課題ともなっている。
このため、福岡県の予算策定プロセスの実例を紹介し、予算編成においての
ガバナンスどのような形で確保がすべきなのか、また、その課題は何であるの
かを検討を行う。

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問い合わせ先:
■(特活)市民によるガバナンス推進会議(PDG)事務局
E-mail:office(アット)pdgj.org  ホームページ:  http://www.pdgj.org/
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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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