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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□□□□□■ 日本国際ボランティアセンター(JVC) ■□□□
■■■■■■■元南アフリカ現地代表 津山直子報告会■■■■■
           アフリカと私たち
     ~南アフリカの人々とともに生きた20年~
<対談>
津山直子(元JVC南アフリカ現地代表)
×道傳愛子(NHK解説委員 国際情勢担当)
------------------------------------------------------------
アパルトヘイト撤廃に向けての活動に参加し、
民主化後も「世界の縮図」と言われる南アフリカで
格差社会の底辺に生きる人々とともに、
教育、HIV/エイズ、農業などに取り組んできた津山直子。
今回は津山が、自身も南アフリカを訪問した経験があり、
現在は国際情勢担当のNHK解説委員としてアフリカに造詣が深い
道傳愛子氏と対談します。
過去を見つめ直すとき、今後の歩みが見えてきます。
国際協力、民主化、アフリカ・・・ に関心がある方必聴の対談です。
ふるってご参加ください。
--------------------------------------------------------------
【日時】2009年7月4日(土) 14:00~16:30
                                (開場13:30)
【会場】早稲田大学14号館(社会科学部棟)102教室
    http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
※14号館:①西門から入り、左手斜め前の建物。1階へ
/②北門より入り、右側二つ目の建物。
	〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1
	・J東京メトロ東西線・都電 早稲田駅より徒歩5分 
	・JR山手線・西武線 高田馬場駅よりバス「早大正門行」、
     西早稲田下車徒歩5分(西門よりすぐ)
【参加費】無料
【懇親会】終了後1時間程度、津山との懇親会があります。ルイボス
ティ、南アのドライフルーツ等を用意します。(参加費500円。定員
40名、先着順)
【定員】300名
【主催】日本国際ボランティアセンター(JVC)
    早稲田大学平和学研究所
    早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター
******************************************************
【お申込み・問合せ】事前にお申込みください。
以下のサイトよりお申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/176/
PR
受講生の皆さん

グループワークなどで2週間分遅れたので、以下に変更しています。
6月22日:日本・アフリカ間関係の歴史を知る(1)~アフリカの日本人
6月29日:同上(2)~対アフリカ援助
7月6日:同上(3)~2008年「アフリカ元年」
7月13日:公開講演「アフリカの手話を通して開発を考える」
本学アジアアフリカ言語文化研究所 研究員 亀井伸孝氏
7月23日:期末試験

*6月15日に足りなかった資料はすでに部屋のドアノブにかけてあります。
一人一部(それ以上は取らないで!)でとってください。
ゼミの来週の予定を書いておきます。

6月23日(火)
4限:去年の食糧価格高騰に関する新聞記事の感想
5限:掛谷誠(共編)『アフリカ農耕民の世界~その在来性と変容』(京大出版会)
の第5章、重田眞義「アフリカにおける持続的な集約農業の可能性:
(4年生も含め、全員読んでくる)
<=資料がない人は、研究室に取りに来てください。

6月27日~28日(土日):合宿@アジア学院@栃木県西那須野
農作業&ガーナ人の先生との懇談&卒論発表&温泉!

6月30日(火)
4限:英語記事(ルワンダにおける女性の起業)
5限:博士課程の先輩(アブディン)の研究発表(卒論執筆の参考に)
舩田クラーセンによる発表(どうやって研究してきたか)
*著書『モザンビーク解放闘争史』の書評(アフリカ研究)を読んでくること

本日の国際関係とアフリカ地域の授業ですが、週末の日本平和学会で議論
した「頭でばかり考える知ではなく、身体や心を使って考える知を創造しよう」
という提案にのっとって、グループワークをしてみました。

先週の「社会関係資本」の話の続きで、「友達」「友情」をキーワードに、色
を想像してみたり、グループをつくって身体で表現してみたりしました。同じ
ような動きもあれば、まったく異なった動きもあり、どれも言葉だけで想像
して書いてもらうよりも、深みがあったように思います。

戦いながらも、仲を深める。

皆と一緒に歩いていく
マサイの友達
一体感
つながる
あったかい
インスピレーション
複雑な人間関係
頼れる仲間
日本の友達
力を与え合って、もらう
色々広がる横のつながり
辛いことも一緒に楽しく
転んだ仲間を助けて一緒に歩いていく
友情の輪で一緒に盛り上がる
6月15日(月)は、山田肖子さん(名古屋大学国際協力研究科)の「アフリカにおける
内発的な教育理念と外生的カリキュラムの適応に関する課題」『国際教育協力論集』
(第7巻第2号、2004年10月)を精読した。

次回以降の予定は以下のとおり。
■6月22日(月) 研究発表by中里君(三浦さん?李さん?)
細見眞也(著)『アフリカの価値観』(御茶ノ水書房)
■6月29日(月) 研究発表by今城君、寺田君(三浦さん?)
■7月6日(月) アマルティア・セン(著)『不平等の再検討』
序~4章(今城)、5章~9章(寺田)
■7月13日(月) 夏休みに向けた研究計画
BoPとは、ボトム・オブ・ピラミッドのこと。市場として飽和状態になりつつある
「先進国」に代わって、従来顧客として認識されてこなかった新興国の特に最
貧層の人々(階層ピラミッドの最底辺)を[Next Market」として位置づけ、そこ
に働きかけるビジネスを模索することを意味しています。

副代表を務めていたNPO法人・TICAD市民社会フォーラムの研究センター
勉強会でもBoPを一度取り上げました。アフリカにおけるBoPを考えるとい
う趣旨だったので、日本ではまだ珍しく、たくさんの専門家や企業の方が結
集してくださいました。

以来、アフリカでBoPをしたいのだけど、どうしたら良いのかという相談をよ
く受けます。先日も、国内有名某メーカーさんのCSR室の方々が研究室を
訪問されました。これまでアフリカとはまったく関係がなかったということで、
「アフリカで何かしたい」という強い熱意には感動しました。

しかし、注意したいのは、BoPをCSRと勘違いしている人、意図的にCSRと
して売り出しておいて、実際は利益主導型のビジネスを考えている企業が
あるという点です。

同じことは、「国際協力における官民連携」という掛け声にも現れています。
実際は、日本のODAを日本企業が海外進出しやすいように使うにすぎない
ものが、あたかも企業のCSR面での政府機関との連携に摩り替えられてい
ることも多々あります。

本気でCSR、あるいはビジネスを通じた貧困削減を考えている企業は依然
少ないのが実際のところ。もちろん、企業なので利益を生まねばならぬという
ことは理解できますが、実際の目的はどこにあるのか、貧困者のメリットは
どこにあるのか、ここが企業のやる気を図るうえで重要なポイントかと思います。
今週の授業は、「アフリカの貧困」を多様な角度から考え直してみた。

さまざまな統計を見て、経済的な貧困が与える生活上の困難を
想像してみた。日本との経済格差も確認してみた。その上で、
世界価値観統計を元に、なぜ貧困者の割合が多いナイジェリアの
都市ラゴスとフィリピンの都市で、「生活満足度」や「幸福度」が高
いのか・・・について考えてみた。

色々背景はあるだろうが、この両都市の住民に共通する傾向とし
ては、宗教(どんなのであれ)活動が活発であり、濃い家族・親族
・友人関係を構築しているという点であった。そこで、日本の我々
の生活について振り返ってみた後、「社会関係資本(Social capi
tal)」の概念を紹介してみた。

早足だったので、十分な理解にいたらなかったかもしれない。が、
「いざというときに頼れる人はどれぐらいいて、それはどんな人?」
という質問をした際、ほとんど手があがらなかったのが、「親族」
「近所」であった。勿体無い。他方、「親」「同級生」が重視された。

私たち家族は、関西から出てきたこともあり、「親」はいない。
小さい子供を抱え、共働きということで、戦略を練った。そこで、得た
結論が「アフリカ方式で暮らす」ことであった。アフリカでは、血縁は
重要だが、地縁も非常に重要である。そこで、「地縁の創造」に血道
をあげてきた。深大寺を暮らす場に選んだのも、単に深大寺が素晴
らしい地域だからではない。そこに東京に珍しく、コミュニティがある
からだった。

「不足から生み出される豊かさ」を、最近よく考える。
血縁者がいないからこそ、地縁を重要とする。
テレビがないからこそ、テレビを見せてくれる人と仲良くする(!?)。

ここのとこ、ワールドカップの最終予選だった。急にサッカーに燃え
るようになった親子は、「見たい!」気持ちでいっぱいになった。皆さ
んだったらどうするか?

先日、我が家に関西から遊びに来ていた母は、「電器屋に連れてっ
て」。それは、地縁がないからだ。親子は、お友達の家に通って、テ
レビで観戦を続けている。途中から観戦はそっちのけで、子供たちは
おもちゃを奪い合い、大人は酒をつぎあう。実に、楽しい。

そんなことができる関係になるには、プロセスがさすがにいる。でも、
そのプロセスもまた楽しい。(もちろん、TVのために仲良くしているの
ではない!)しかし、今回の予選は夜11時開始・・・さすがに頼めない。
どうするか?すると、

テレビがない我が家の事情を知っている近所の別のサッカー好きさ
んから、クラーセンはスポーツバーでの観戦を誘われた。その夜は、
いそいそと、買ったばかりの自転車に乗って、国領のスポーツバー
までえっちらこっちら向かった。彼は、嬉しそうだった。単にサッカー
をリアルタイムで見られるからではない。誘ってもらって、バーに
行けたからだ。

家にもしテレビがあったなら、なかった夜のちょっとした観戦パーティ。
これが、我が家の社会関係資本の一例。
(元々は、ボーリングクラブの観察から始まった概念なのですが)
本年から3年の計画で始まった共同研究「紛争後
の亀裂社会における地域開発の課題~モザンビ
ークとルワンダを中心に」の第1回、第2回勉強
会を以下の通り実施いたします。

参加希望の方は、お名前・ご所属・連絡先を
お書き添えの上、それぞれ以下の締め切り日ま
でにafrica.seminar(アット)gmail.comまでお申し
込みください。

第1回勉強会(ルワンダ)6月10日(水)正午まで
第2回勉強会(ザンビア)6月15日(月)午前10時

~~第1回勉強会:ルワンダ地域開発~~~
■題目:
「虐殺後のルワンダにおける地域開発の課題」
■講師:
武内進一氏(JICA研究所)
■コメント:
小峯茂嗣氏(アフリカ平和再建委員会)
米川正子氏(JICA客員専門員)
■日時:
6月12日(金)15時半~17時半
■場所:
JICA研究所2階大会議室2
■アクセス:
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/about/access.html
東京都新宿区市谷本村町10-5
JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分
都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」A1番出口 徒歩10分
東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」6番出口 徒歩10分

~~第2回勉強会:ザンビア西部州伝統農業~~
 (共催:特定非営利法人 アフリック・アフリカ)
(第4回「アフリカにおける有機農法普及の課題と可能性
 を考える」を振り替え開催いたします)
■題目:
「ザンビア西部における伝統的な地域開発
 ~ 在来の生業システムに着目して」
■講師:
岡本雅博氏(人間文化研究機構・総合地球環境学研究所/
            特定非営利法人 アフリック・アフリカ)
■日時:
6月18日(木)18時30分~20時30分
■場所:
東京外国語大学 本郷サテライト7階
文京区本郷2-14-10
■アクセス:
大変わかりづらい場所にあるので、事前に必ず以下の
サイトで地図をダウンロードしてからお越しください。
http://www.tufs.ac.jp/info/hongou.html
地下鉄(丸ノ内・大江戸線)本郷三丁目駅下車徒歩5分
JR中央線・総武線 御茶ノ水駅下車徒歩10分

<勉強会「アフリカにおける有機農法普及の課題と
可能性を考える」>
2008年3月に解散した特定非営利法人TICAD市民社会フォ
ーラム(TCSF)の研究センターで実施した勉強会が好評
につき、その後も有志で連続開催し、現在まで3回実施
しております。今回は、過去の勉強会で出てきたいくつ
かのポイント(農業と牧畜、伝統農法の見直しと継承
の課題)が含まれるため、本研究会を第4回勉強会に振
り替え実施いたします。
詳細→http://www.ticad-csf.netの研究センター
<特定非営利法人アフリック・アフリカとは?>
アフリカにおける地域社会の自立的な発展と、日本に
おけるアフリカ理解を促進するための活動を通して、
人びとがより豊かに生きることができる社会の創造を
めざして、2004年に京都大学大学院アジア・アフリカ
地域研究研究科在籍の院生を中心に結成されたNGOです。
詳細: http://afric-africa.vis.ne.jp/
<「紛争後の亀裂社会における地域開発の課題
~モザンビークとルワンダを中心に」について>
科学研究費補助金若手A研究 2009~2011年度
(研究代表:舩田クラーセンさやか)
本研究は、ポスト冷戦期に急増したサハラ以南アフリカ
の紛争が地域社会に残した深い亀裂に注目し、1990年代
初頭に導入されるようになった平和構築活動が、地域社
会においていかなる課題と成果をもたらしたのかについ
て、実証的に明らかにすることを目的としています。
現地・日本の研究者・実務家・NGO関係者とともに、モザ
ンビーク、ルワンダ、ザンビアの比較調査を行い、政策
提言につなげる予定となっています。
恩師の小倉充夫先生が代表を務める科研の最終報告書が完成しました。
第一章が拙稿「アフリカにおける市民社会の現況~ザンビアの事例から」
となります。
去年のザンビア出張報告となるので、学術論文としての完成度は十分で
はないのですが、これまで活動としてのみ関わってきたアフリカ市民社会
を学術的な検討対象として初めて見て書いたものなので、自分としては
とても良い経験になりました。大変な試行錯誤ではありましたが・・・。
今後は、もっと学術的な完成度をアップさせていきたいと思います。
なお、小倉先生は、つい最近東大出版会から以下の本を出版されています。
南部アフリカ社会の百年―植民地支配・冷戦・市場経済
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4130561049.html

活動をしている間は、極力「活動」と「研究」をマゼコゼにしないように気を
使っていました。今から思うとそこまでストイックにする必要がなかったのに
と思う反面、だからこそ両方とも思いっきりできたのだという気もします。
研究者として活動を客観視しながらやっていたら、できないことがたくさんあ
りました。例えば、アフリカや日本政府・議員との応対など。
活動を少しばかりお休みすることができる今日この頃においては、両方に
橋をかけてみてもよいな、と思うようになりました。
「続きはこちら」へ
米川さんより中田ヒデが、コンゴ東部に再度行った際の映像
が放映されると連絡がありました。本日放送のようですので、
見てみてください。

『NEWS ZERO』 (日本テレビ系列チャンネルで放送予定)

放送日:2009年6月4日(木)
放送時間:22:54~23:58

http://www.unicef.or.jp/osirase/back2009/0906_02.htm

以上のサイトで詳細をご確認ください。
続けて、第2回勉強会の案内です。第1回(ルワンダ)
と同様、10日(正午)までにお申し込みください。

~~第2回勉強会:ザンビア西部州伝統農業~~
■題目:
「ザンビア西部における伝統的な地域開発
~ロジの生業複合について」
■講師:
岡本雅博氏(人間文化研究機構・総合地球環境学研究所)
■日時:
6月18日(木)18時30分~20時30分
■場所:
東京外国語大学 本郷サテライト7階
文京区本郷2-14-10
■アクセス:
大変わかりづらい場所にあるので、事前に必ず以下の
サイトで地図をダウンロードしてからお越しください。
http://www.tufs.ac.jp/info/hongou.html
地下鉄(丸ノ内・大江戸線)本郷三丁目駅下車徒歩5分
JR中央線・総武線 御茶ノ水駅下車徒歩10分

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本年から3年の計画で始まった共同研究「紛争後
の亀裂社会における地域開発の課題~モザンビ
ークとルワンダを中心に」(科学研究費補助金
若手A研究、代表:舩田クラーセンさやか)の
第1回勉強会を以下の通り実施いたします。

参加希望の方は、お名前・ご所属・連絡先を
お書き添えの上、6月10日(水)正午までに、
「続きはこちら」のアドレスにお送りください。

(内輪の勉強会のため、場合によってはご期待
に添えないこともある点、予めご了承ください)

■題目:
「虐殺後のルワンダにおける地域開発の課題」
■講師:
武内進一氏(JICA研究所)
■コメント:
小峯茂嗣氏(アフリカ平和再建委員会)
米川正子氏(JICA客員専門員)
■日時:
6月12日(金)15時半~17時半
■場所:
JICA研究所2階大会議室2
■アクセス:
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/about/access.html
東京都新宿区市谷本村町10-5

JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分
都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」A1番出口 徒歩10分
東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」6番出口 徒歩10分
卒論のテーマ探しに悩んでいる皆さん。
現場の話を一つでも多く聞いてくださいね。
CanDoの連続勉強会、ぜひ行ってください。

第5回(6月6日):住民の保健教育とプライマリヘルスケア
第6回(6月13日):エイズ基礎知識、ムインギでの課題と住民へのエイズ教育
第7回(6月20日):小学校におけるエイズ教育
第8回(6月27日):環境問題:砂漠化か、気候変動への適応か
第9回(7月4日):(未定:参加者とつくります)
第10回(7月11日):(未定:参加者とつくります)
■■■■国際開発協力NGO・CanDo連続勉強会ご案内■■■■
【テーマ】ケニアの人々が抱える課題と参加型開発協力の役割
【連続勉強会の趣旨】
 (特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)は、1998年よりケニア
共和国の半乾燥地である東部州ムインギ県で、地域に住む人たち
自身が考え、その行動によって、暮らしがより豊かに変わること
をめざして、暮しの基盤となる教育・保健・環境保全の3つの分
野で開発協力の活動を行なっています。
 本連続勉強会では、当会代表の永岡宏昌が、ケニアの人々が抱
える課題について、歴史的経緯をふまえて紹介し、課題の解決に
向けた人々の取り組みや、CanDoの事業を事例に外部者による課題
解決に向けた協力の可能性について検討したいと思います。

【第5回:住民の保健教育とプライマリヘルスケア】
ケニアの地域でくらす人々は、公的サービスによって守られる部
分が極端に少なく、住民自身が、健康を守るための知識・技能なら
びにライフスキルを獲得・向上させることが、先進国に暮らす私た
ち以上に、生存にかかわる直接的な課題のように思います。
 今回は、まず、プライマリヘルスケア(PHC)の概要と歴史的経緯
を確認します。つぎに、当会の事業地・ムインギ県の人々の健康に
関わる生活環境を説明します。そして、当会が実施してきた地域住
民の保健・健康に関する様々なトレーニングとその後を紹介します。
 また、健康の課題とともに、援助として入ってくることによって
派生する地域ポリティクスなども話し合いたいと思います。
【日時】
2009年6月6日(土) 14:45 - 16:45
【会場】
文京区立 不忍(しのばず)通りふれあい館 4階会議室
東京都文京区根津2-20-7  TEL: 03(3822)0040
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_shinobazu.html
交通機関:東京メトロ千代田線 根津駅 A1出口より徒歩2分
(注意:第1回・2回の会場と異なりますので、ご注意ください)
*申込みなどの詳細は、「続きはこちら」をクリック
  いつも大変お世話になっております。JICAでは、今般、外務
省招聘により来日しているウガンダのサム・カハンバ・クテサ
外務大臣による講演会を6月5日(金)に下記の通り開催します。

ウガンダは日本と並んで安保理非常任理事国に加盟したことか
ら今後大湖地域をはじめとしたアフリカ地域での紛争予防にお
ける役割が期待されています。平和構築・復興支援や紛争予防
にご興味をお持ちの方は是非ご参加ください。

               記

1.  講演テーマ:Conflict Prevention and Management in 
Africa(仮題)
2.  講演者:ウガンダ共和国 サム・カハンバ・クテサ外務大臣
3.  日時:6月5日(金) 10:30~12:00(10:00開場)
4.  場所:JICA研究所4階 400会議室
     東京都新宿区市谷本村町10-5
     (最寄駅:市ヶ谷 徒歩10分)
5.  言語:英語のみ
6.  議事次第:
(ア) 10:30                 開会
(イ) 10:30~10:35        橋本栄治JICA理事による挨拶
(ウ) 10:35~11:15        サム・カハンバ・クテサ外相による講演
(エ) 11:15~11:45        意見交換、質疑応答
(オ) 11:45~12:00        JICAアフリカ地域平和構築支援事業紹介
(カ) 12:00                閉会
大学院ゼミの皆さん

来週6月8日(月)4限の授業は、アジア経済研究所のアフリカチーム
の児玉由佳さんが主査をして実施している「アフリカ農村の住民組織
と『市民社会』」研究会の中間報告書を取り上げます。

http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/Report/2007_04_13.html
第一章を読みますが、あわせて他の章で興味深いものがあれば、
それも読んで感想を述べてください。

また、私の去年のアフリカ出張の報告書も読んで来て、コメントくだ
さい。「アフリカ市民社会組織の現況~ザンビアを事例として」
出張報告なので、学術論文としての体裁はまだ整っていませんが。
<ファイルが大きすぎるようなので、個別にメールします>
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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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