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訪問したのは、山梨県須玉町黒森という「増富温泉」があるところ。
アフリカでよく見られるような石山がランドマークです。
黒森集落は、60歳以上の方が住民の6割を占める「限界集落」で、農地も日帰り温泉
も放置されている状態でした。そこに、NPO法人「えがおつなげて」がはいっていって、
都市と農村をつなぐ様々な活動を通じて「村おこし」をしています。
http://www.npo-egao.net/
日本の農村問題からアフリカの農村問題・食料問題にも思いをはせるという趣旨で、
ゼミ生・卒業生・他大学の学生・家族・友人(元UNHCR職員)の総勢19名で行って
きました。
しかし、そこは「アフリカ・ゼミ」なぜか爆笑に次ぐ爆笑の連続・・・。
まずはこれから行く場所を確認しようと、ビジターセンターの手書きの地図を眺めて
いました・・・。
むむむ、下のほうに奇異な絵が。増富温泉は日本一のラジウム含量だそう。しかし、
この絵はあまりに傑作。是非、身体の奥から悪いものを追い出そう!温泉も楽しみだ。
今夜のお宿は民宿「大熊荘」。まさか・・・。と思いきや。そうだったんです。玄関に
でーんといました。大きなクマが。「レンジャー(野生動物の保護者)」になることを
夢見ている我が子がショックを受けないといいけど・・・とぶつぶつ言いながら、階段
を上がっていくと。大きな笑い声が炸裂。
どうしたの?とふすまを開けて、私も絶句。
「かわいい」んだろうけど、これ本物、だよね。死んでるんだよね。目もクリクリ輝い
ているところを、どうにかして活かしたかったんだよね。愛情だよね・・・。そう言いな
がら自分たちの部屋に移動して、もっと絶句。
なにげなく上着をかけようと思ってみたら・・・これなんだか変。洋服掛けなんだけど、
毛むくじゃら。よく見ると蹄???これは、もしやシカの前脚・・・ですね。しかも、直角。
「箸が転げても可笑しい年齢」ではないものの、箸が転げるどころのおかしさでは
なく、さっそくみんなの期待が高まります。(なんのきたいや!)
笑いすぎてお腹をすかせた皆は、地元のおばあちゃんたちの「手打ちそばの店」に
向かいます。
http://www.npo-egao.net/operation/operation7.html
14人がぞろぞろ入ってくるのを見て、お店のおばあちゃんたちが絶句。
しかし、そこからがすごかった。気を取り直し、おもむろにソバをそのばで打ち始めた。
失礼ながら、どう見ても「おばあちゃん」といっても、かなりの年齢に見える。
そこは職人技。あっという間に二人で14人分のソバを仕上げてくれた。
「限界集落」などと言うけれど、ここで出会ったおじいちゃん・おばあちゃんの現役として
元気な様子に、私たちが元気をもらいました。
お腹が満ち足りると人間眠くなる。みよ、後に控える3年生のけだるーい様子を。
しかし、そこはアフリカ・ゼミ。3時間の厳しいやりとりを経て、やっと終了。
4年生の卒論の進捗確認のための合宿だが、先が思いやられる展開であること
間違いなし。
朝4時まで騒いでいたそうですが、そこは若さですね。翌日の農作業には全員が集合。
東京からICUの学生さんも駆けつけ(途中ヒッチハイク)、19人でいも掘りをします。
指導してくれるのは、NPOの小黒さん。世界を自転車でまわった後、このNPOを手伝って
いた奥さんのさやかさんと、横浜から移住してきたそうです。だから、この村に親戚がい
るわけではないという言葉に、皆驚いていました。御二人は近くの広場でFARM Wedding
なるものをしたそうです。
芋を掘ると、今度は食べる分だけ川に洗いに行きます。清流の水は飲めるということで、
ぐいぐいとみんな水を飲みました。そのうち、いも掘りそっちのけで川遊びを始めてしま
った・・・・みんなでした。
どんな集団にもみなが遊んでいるときにも、一生懸命働く人がいるんですよね。そうで
ないと集団は成り立たないのですが、いました。伊佐治さんたち、3年チーム。一生懸命
火を起こしています。
おかげで無事美味しい御芋を食べることができました。
ゼミ合宿はこれにて終了。なぜか民宿の屋根の上でくつろいでいるゼミ生たち。
さすが「アフリカ・ゼミ」。大いに笑って、大いに働いて、大いに遊んだ1泊二日でした。
来年は、ゼミの畑を借りて、外語祭の屋台でふるまうアフリカ料理の原料となるトウモロ
コシから、この黒森で育てて、「100%自給アフリカ料理」を出したいね、という夢もふくら
みました。
種まき→草刈り→草刈り→収穫を、シフトを組んでやってみようか、と考えています。
外大生だけでなく、関心がある人たちみんなでやれると良いね、と話しています。
今年は学園祭で出店はしませんが、ゼミ生の参加するサークルの発表などもあります。
世界中の料理が食べられる外語祭、ぜひお越しください。11月20日~
http://www.gaigosai.com/
しかし、5名中正規履修者が3名という摩訶不思議な授業です。
近隣大学からも引き続き参加者あり。
授業が2限から1限に変更しています。
10月15日(水) 「貧困と開発」序章(三浦)
10月22日(水) 「貧困と開発」1章(三浦) +修士論文発表(カネコ)
10月29日(水) 卒論発表(中村)
以上
一生懸命働いていますが、ザンビアはもうすぐ雨季。
最初の雨が降るまでの間に土地を耕してしまわねばなりません。
(耕してすぐ種まきしないと、雨が降ってしまっては意味がありません)
この話の詳細は
http://africaclass.blog.shinobi.jp/Category/22/
しかし、悲しいかな舩田クラーセン一家で支援できたのは<4頭の牛と1つの鋤
&チェーン>だけ。これでは、一か所しか耕すことができません。
当初は6頭を支援するはずが、ユーロの下落や送金手数料に取られるなどで、4頭
しか買えませんでした。。。このブログでヘルプを呼びかけたところ、さっそく励ましの
声が届きました。後2頭、買うつもりでザンビアにコンタクトしたところ、モンデさんから
メールが来ました。スタッフまで急死して、本当に大変そう・・・。
話を分かりやすく解説すると、
ザンビアでも、場所によっては、2頭の牛で耕しているところもあるのですが、この
地域では通常4頭を使っていることと、今回私たち家族の融資で購入できたのは1
つの鋤+チェーンだけなので、非常に効率は悪いです。
支援しているコミュニティは、Limulunga, Mabumbu, Sefulaの3つだそうです。
今、最初のコミュニティLimulungaで、少しずつ牛が畑を回り始めていますが、とても
雨が降る前までに残りを回れそうにありません。
あと、<2頭+2鋤+2チェーン>あれば、1コミュニティに1つのチームがまわせ、3つ
のコミュニティで同時に牛チームが活動できます・・・。(2頭を使った牛耕の方法につい
ては、他のNGOに問い合わせ中です)
またしても計算。増やすための雌牛は後で考えるとして、今雨季が始まる前に至急必要な
3つの牛チームのために不可欠な雄牛2頭・チェーン2・鋤2を購入するためには、
4.480.000クワッチャ必要です。しかし、前回送金分の残り1,723,000 クワッチャがあるので、
必要なのは2,757,000クワッチャ=つまり、8万円となっています。
計算式とメール本文は以下の通りです。
一人でも多い人の「牛プロジェクト」への参加よろしくお願いします。
今、学生たちにこの「牛プロジェクト支援」の名称などを考えてもらっています。
が、現地は雨が降るまであと1か月という緊急状態なので、ご協力いただける方は、どしどし
ご連絡ください。
sayakafcjp<アットマークを入れてください>yahoo.co.jp
2 Oxen, 2 more ploughs and 2 chains.
2,000,000 (2 Oxen)
1,500,000 (2 ploughs)
530,000 (2 chains)
150,000 (transportation)
= 4,480,000 K
Basing on the balance that you have sent us last time,
We still have 1723000 K.
4,480,000-1,723,000=2,757,000K
(Almost 80,000 Yen).
I hope you are fine, I am ok though with alot of troubles with the Internet and also the death of my coleague Mushashu was died on Saturday last the other week and we put her to rest on monday last week. Internet has been a problem for the past days because the satelite dish, I hear it had a problem. All in all, we are cross ploughing now in Limulunga though a bit slow, it is like people here don't know how plogh with only two cows, I tried to introduce the idea to them, and also we are trying not to overwork the Oxen, Our community in Mabumbu and Sefula are waiting as the rains are about to start, they keep on asking me, but I tell them that we need to finish the limulunga one first. I am looking for someone who can teach people how to use two oxen, this was going to easy for us, because we were going to divide the six to 3 areas. Limulunga 2, Mabumbu 2 and Sefula 2, but now we have 4 with 1 plough and 1 chain.
It was going to be very good I dea for us to have even just six for now, so that when the other get tired, we replace with the other 2. Another plough is also needed and a chain. The Organisation could have used its money to buy but at the moment, there is nothing, we will have money after we have harvested next year, because I believe that something is going to come out after all these efforts.
始まったばかりというのに、アフリカ・ゼミは大忙し。
7日(火)には、ケニア在住の早川千晶さんの講演会。元外大生の
早川さんがどのようにして大学を辞めて、ケニアに移り住むことに
なったのか。ナイロビ・スラムの「面白職業」と「子供たちの様子」
を写真と具体的なお話とともに披露してくれました。
講演会後の飲み会では、ゼミ生一人一人の研究テーマや手法に
ついて、厳しい突っ込みをくださいました。
「なんで自分の目で見て書かないの?」
「なんで自分が学んだ言語の使われている国を選ばないの?」
という質問に学生もタジタジ。
とっても考えさせられた・・・というコメント続出の「飲み会」でした。
早川千晶さんが語る
「ケニア キベラ・スラムの子どもたち」
2008年10月7日(火)16時半~18時
東京外国語大学研究講義棟 226号室
早川千晶さんは、本学のインド・パーキスターン語学科で学ばれた後、ケニアで20年間暮らし、アフリカから情報発信をする一方、ナイロビのスラム(キベラ)で子どもの支援活動に取り組んでこられました。ケニアでは、今年初めに選挙をめぐる混乱が暴力対立に発達し、キベラでも多くの人が犠牲になりました。そんな中、早川さんは仲間たちと、一人でも多くの子どもを助けるため、救出活動や救援活動を行っています。
このような早川さんの活動に共感したミュージシャンのMISIAさんも、10月1日から「CHILD AFRICA」というキャンペーンを開始しています。今回は、8月から日本全国をまわっている早川さんに本学に来ていただき、ケニアでの活動の様子をじっくり聞かせてもらいます。参加は自由です。是非お越しください。
そして、ミュージシャンのMISIAさんが、CHILD AFRICAを立ち上げてくれた日でもあります。
その10月1日、JICA地球の広場(広尾)で行われたキックオフ会で、MISIAさんとケニアで
活動する早川ちあきさんがトークショーをしました。会場には入りきれないほどの人がつめ
かけてくれました。
司会を務めながら、MISIAさんの本当に一生懸命説明する姿・言葉に心を打たれました。
アフリカを日本のみんなに知ってもらおうと活動を始めて13年。
何かが変わりつつある・・・そんな気がしました。
アフリカが日本を必要としている以上に、日本がアフリカを必要としているのかもしれません。
CHILD AFRICAの今後については、近々ウェブが立ち上がる予定です。
東アフリカにおける食料流通の新しい動き
【セミナーの概要】
国際協力機関、途上国の農業支援の取り組みをしている団体は、最近では日本へ
も届くようになったケニアのバラなど、アフリカ大陸の園芸作物に注目していま
す。どこでどのような作物が作られ、どういったルートをたどって消費地に届く
のか、生産者、流通業者はどれだけの収益をあげているのか、将来性はどうなの
か、現在の原油価格高騰、先進国で広がるグリーン・マイル、そしてフード・
チェーンの関係といった問題意識に基づく調査が行われています。
今回のセミナーでは、東アフリカの園芸作物流通に関する調査を行った上野さん
に、調査の目的・概要、調査を通して感じた食料生産・加工の課題などについて
問題提起していただきます。
講師:上野 一美さん(海外貨物検査(株)コンサルタント部)
日時:2008年710月21日(火)午後6時半~9時(午後6時受付開始)
会場:環境パートナーシップオフィス EPO会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
最寄駅は、表参道駅(東京メトロ:銀座線、千代田線、半蔵門線)
渋谷駅(JR、東急、京王井の頭線、東京メトロ)
地 図:http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html
資料代:AJF会員400円 一般800円
問い合わせ:AJF事務局 担当:斉藤
電話:03-3834-6902
参加申し込み:事前に参加申し込みをいただけると助かります。
e-mail:info<at>ajf.gr.jpもしくはFAX 03-3834-6903に、「10月21日セミナー
参加」とタイトルして、以下をお知らせ下さい。
1)参加者名:
2)AJF会員:会員 非会員
3)質問など:。
主催:(特活)アフリカ日本協議会(AJF)
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
URL: http://www.ajf.gr.jp/
--
かわいい・・・。(写真は9月20日現地撮影のもの)
ザンビア西部州のコミュニティ支援を行っているCBO(コミュニティをベース
とするNGO)、Zambezia Valley Development Initiative (ZVDI)
-Barotseland.com (ザンベジア渓谷開発イニシアティブーバロツェランド
.コム)の活動を視察してきました。 http://www.barotseland.com/
この団体は、西部州のロジ王国の住民たちが、自分たちのコミュニティの
問題を自分たちの手で解消するために設立されています。コミュニティの
支援をしている他、世界に有名なロジ王国の伝統行事コンボカを紹介する
ことによって、団体の運営費などをねん出しています。
http://www.barotseland.com/kuomboka1.htm
去年度は気候変動の適応をコミュニティから考えるというプロジェクトを、
セネガルを拠点とするアフリカNGO・ENDA-TMと実施しています。
このCBOと共に、一緒にコミュニティをまわると、住民の大半が口々に訴え
るのが・・・水の不足、化学肥料の不足ではなく、「牛」でした。
この地域では伝統的に結納に牛を送る習慣があったほど牛は重要な
家畜でした。しかし、ツェツェ蠅などの蔓延や牛価格の高騰から、大半の
住民にとって「牛はしょせん手にできない高値の花」となってしまいました。
この地域は、周期的に氾濫する平原にあるため、水と肥沃な大地に恵まれ
ていますが、土地を耕すことに相当の動力が不可欠となっています。
そのため、せっかくの水と土壌であるというのに、食料生産の規模を拡大
することが非常に難しい状態にあります。
男性は歴史的に出稼ぎ労働に従事する傾向があり、女性が農業の重要な
従事者となっています。しかし、女性にとって、この水気のあり、粘着力の
ある土をくわ一本で耕すのは容易ではありません。
どのコミュニティに行っても、「牛」と「有機農法」へのニーズの高さが顕著
でした。とはいえ、牛は一頭1万5000クワッチャ。400ドル(4万円)近くします。
伝統的には、牛での農耕は最低4頭~6頭の牛が必要で、全部買うとなる
と、2400ドル(24万円)近くのお金が要ります。
幸い、このCBOの御目付役はロジの王様で牛をたくさん持っています。
王様に1頭1万クワッチャで売ってもらうことができるということだったので、
家族に相談し、思い切って20万円をこの団体に貸し付けることにしました。
(残念ながら、CBOが動物を購入する費用を拠出するドナーなどないのが
現状です。)
写真は、買ったばかりの牛を使って農耕している様子。
20万円で、なんとか4頭の雄牛と金属の鋤+チェーンを購入することがで
きましたが、ユーロで送金したため、急激なユーロの下落で本来買えるは
ずだったあと2頭の雄牛と増やす用の雌牛2頭が買えませんでした・・・。
(詳しくは、末尾の収支決算をご覧ください)
これらの雄牛は、これから貧しいコミュニティーを順繰りに回り、なんとか
雨季(つまり種まき)が始まる11月までに、各農家の畑を耕すことになって
います。(各農家は牛のメンテのために、収穫物でいくらかを支払うことに
なっています。)しかし、あと1か月半しかないというのに、牛ちゃんたち、
どう頑張っても、1週間に1農家がせいいっぱい。
さらに、4頭を常時使うのでは、多くの農家、コミュニティを回ることはで
きません。あと2頭の雄牛は絶対必要です。
また、牛は再生産可能な生き物です。当初のプランは、雌牛を2頭購入し、
次の世代を増やしていき、10年後にお金を返してもらうことになっています。
(とはいっても、10年後に新しいニーズがあればそちらに回す予定ですが)
まだ我々のお金の残高もあり、後2,770,000クワッチャがあれば、この
プロジェクトを自律した形でまわすことができます。
2,770,000クワッチャと送金代をあわせると、3,000,000クワッチャが必要
です。それは、日本円でずばり、89,434円です。
ザンビアで牛をかって(買/飼)みたいという方がいれば、ぜひご協力くだ
さい! 10人が9000円ずつ出せば、なんとかなります!
連絡先:舩田クラーセンさやか
sayakafcjp(アット)yahoo.co.jp
(アットのところを@にしてください)
Break Down of the K6,888,000
Oxen |
1,000,000 x 4 = K4,000,000 |
Plough |
750,000 x 1 = K 750,000 |
Chain |
265,000 x 1 = K 265,000 |
Transporting the chain and a Plough from Lsk |
150,000 = K 150,000 |
TOTAL SPENT |
K5,165,000 |
Balance Brought Forward |
= K1,723,000 |
TOTAL GRANT |
K6,888,000 |
2 Oxen |
1,000,000 x 2 = |
2 Cows |
900,000 x 2 = K1,800,000 |
TOTAL |
= K3,800,000 |
|
- K1,723,000 |
|
= |
子供と二人で合計3時間で完成。
http://solarcooking.org/plans/default.htm
で最も簡易のものの設計図をプリントアウトして、カレンダーの裏紙
で実寸大の型紙をつくり、段ボールをチョキチョキ。
料理用のアルミをテープとボンドでくっつけて出来上がり。
翌日早速、太陽が出ている時間に鍋に水と卵をいれてラップで
くるむ。どうやら、耐熱性のプラスチック袋でないといけないらしい
が我が家にそれが見当たらず・・・。
1時間後、ラップでくるまれた鍋は触れないほどの熱さに。
ラップのしたからは蒸気も発生。
2時間後・・・しかし、ゆで卵はまだ温泉卵状態でした・・・。
やはり、ラップが駄目だったのか。
ガスで5分だけ追い炊きをしてゆで卵完成。
いつもよりとっても美味、と家族は慰める。
実は、我が家は煮炊きの際は、最初の5分ー10分だけガスコンロを使い、
後は・・・・鍋を保温する形でじっくりと調理します。このほうがご飯もカレー
も断然美味しい。
カレーやおでんが翌日のほうが美味しいのにはわけがあったのです。
最近は便利なものがあって、コンロでの調理→その後の保温を効果的に
するための「真空保温鍋」がある。THERMOS製のシャトルシェフ。
これはこれで非常に便利なものなのだが・・・。
どうしてか、昔のやり方に戻ってしまう今日この頃。
つまり・・・・
10分焚いた後、タオルでくるんで保温調理するやり方にもどってしまった。
おそらくその理由は、シャトルシェフ用のなべが気に入らないから。
家はご飯は全部土鍋で炊いているので、どうしてもサイズが合わない。
それで、いつまでも原始的なやり方を続けてしまっている。宝の持ち腐れとは、
このこと。シャトルシェフ・・・かなり高かったが、これははっきり言って無駄な
出費だった。
Simple is the best.
ソーラークッカーのほうはまだまだ実験中のはずが、雨続きでなかなか威力
発揮ならず。
さて、冬が近づきつつある中、我が家のCO2の最も大きな部分を
占める「ペレットストーブ」の燃料「白ペレット」が見つかりました。
今まで外国産の木の白ペレットを岡山から取り寄せていたので
費用的にもカーボンフットプリント的にも、これが一番の問題でした。
NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)のメーリスで 質問したらすぐに泊さんからお返事が。 http://www.npobin.net/ やはり埼玉県にありました。 http://www.tokyopellet.jp/ しかし、「白ペレット」で探していたから見つからなかったよう。 「ホワイトペレット」だったんですね。 さっそく連れに報告。喜ぶかと思いきや、「僕は岡山の業者が好き だから」「・・・・」。「好き」「嫌い」の問題なんですね…。 気を取り直して、やっとたどり着いた研究室で「お気に入り」の タンザニア有機紅茶でも飲もうとパックを開けたら・・・なかった。 いつかお茶ソムリエでもなろうかと思うほどのお茶好きの私として は、これはショック。 ゼミ生が2年前の学園祭で大量に仕入れた「わかちあいプロジェクト」 というフェアトレードをしているNGOの紅茶、これほど美味しい紅茶 はなかなかないと思っていたのです。
早速、「わかちあいプロジェクト」のページで、この紅茶の産地を見る。
http://www.wakachiai.com/shop/tea/tanzania.html
うん。素晴らしい。
しかし、注文ページの下のほうにマラウィの紅茶の紹介が。
「これぞアフリカの味」というキャッチ付き。
「これぞアフリカの味の紅茶」ってどんな味なんだろう・・・。
つい「生産者情報」を確認すると・・・・なんという美しい農園&宿泊施設
http://www.satemwa.com/accommodation/
まず「アフリカの味」を試してみよう。
10月11日(土)~12日(日)の2日間
山梨の「限界集落」でもある北杜市須玉町に行ってきます。
「限界集落」というのは、60歳以上の人口が60%を超えて、
農地の3分の2が耕作放棄されているコミュニティのこと。
「えがおつなげて」というNPO法人が、この地域の農地や
森林など使われなくなった資源を都市部の人々にも参加し
てもらいながら活用し、交流を通じて地域を元気にすると
いう活動をされています。
http://www.npo-egao.net
アフリカの貧困と発展を考える上で農村の問題は避けて通れ
ません。他方、私たちはどれほど日本の農村を知っているだ
ろうか・・・という気持ちがますますしてきます。
このコミュニティ&NPOには、2月にウガンダとシエラレオネの
NGOの方々と訪問し、お互いの課題がかなり似通っていること、
「若者に魅力のある働ける農村をどうつくっていくのか、という点」
が分かりました。
ゼミで卒論研究を披露しながら、夜は温泉につかり、朝には
農作業を手伝います。
AJF・HFW・JVC・明治学院大学国際平和研究所共催
連続公開セミナー「食料価格高騰がアフリカ諸国に及ぼす影響」第4回
砂漠化に直面する人々にとっての食料価格高騰問題
アフリカ大陸では、かつて自給自足的な生活が成り立っていたものの土壌劣化や
乾燥化の進行による砂漠化に直面する人々がたくさんいます。砂漠化が進行する
地域では、農業生産が不安定なため、他の地域や国外から運び込まれた食料を購
入しなくてはなりません。
連続公開セミナー第4回では、チャド、ブルキナファソで砂漠化に対する取り組
みを続けてきた緑のサヘル代表の岡本さんが、砂漠化に直面する地域の歴史や現
状を紹介しながら、食料価格高騰が及ぼす影響を検討します。
ふるってご参加下さい。
講師:岡本敏樹さん(緑のサヘル代表)
日時:2008年10月9日(木)午後6時半~8時半(午後6時受付開始)
会場:明治学院大学白金校舎 本館4階1455番教室
(最寄駅は、JR品川駅・目黒駅よりバスで約10分、東京メトロ白金高輪
駅、白金台駅、高輪台駅より各徒歩約7分)
地 図:キャンパスマップ http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane/
資料代:AJF・HFW・JVC会員・明治学院大学在籍者および緑のサヘル会員 無料
/一般 500円
問い合わせ:(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC) 担当:渡辺
電話 03-3834-2388
e-mail:nabekama(アット)ngo-jvc.net
参加申し込み:事前に参加申し込みをいただけると助かります。
e-mail:nabekama(アット)ngo-jvc.netもしくはFAX 03-3835-0519に、「7月31日セミ
ナー参加」とタイトルして、以下をお知らせ下さい。
1)参加者名:
2)共催団体の関係:AJF会員、HFW会員、JVC会員、明治学院大学在籍(学生・
院生・教職員)、緑のサヘル会員、その他
3)質問など:。
共催:(特活)アフリカ日本協議会(AJF)
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
URL: http://www.ajf.gr.jp/
(特活)ハンガー・フリー・ワールド(HFW)
〒102-0072 千代田区飯田橋4-8-13 山商ビル7F
URL: http://www.hungerfree.net
(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
URL: http://www.ngo-jvc.net/
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
URL: http://www.meijigakuin.ac.jp/^prime
それでというわけではないが、カラマーゾフの兄弟を読み終えた。
何を隠そう中学生の頃の愛読書がドストエフスキーとトルストイ。
スタンダールも好きだった。熱が出ると心の中で「やったあ」と呟き、
布団にもぐって名著を読みふけった日々。
それほど読書が好きだったというのに、あまりに忙しい日々をおく
っているが故に、「小説を読む」という習慣もまた、「身体を動かす」
という習慣とともに失っていた。
まったく時間がなかったわけではなかった。たぶん、眠りに就く前
の7分30秒ぐらいは読書に割けたはずだった。でも、気持ちが小説
に向かわなかった。身の回りで起こっているあまりにもリアルな
事件や出来事に、「フィクション」を読む気に一向になれなかった。
それが、洞爺湖サミットが終わって、大学の授業も点数付けも終
わったある晩、むしょうに小説が読みたくなった。たまたま開いてい
た本屋に平積みになっていたのが、『カラマーゾフの兄弟』の新訳
であった(訳はもちろん亀山学長)。
子供のころ、あれほど読みまくったのに、悲しいかな話の筋しか
覚えていない・・・。実際、どれもこれも、あんなに入り込んで読んだ
というのに、ほとんど記憶が、ない。覚えているのは、断片的な
シーンの美しさとか、翻訳が読みづらかったとか・・・そういうことばか
リ。読みやすさを重視した新訳というのに惹かれた。というか、ほんま
か?と思い読み始めた。
が、タイムリミット。アフリカへの出発が目の前に迫っている。
諦めてアフリカに1、2巻を持参。
しかし、驚いたのは我が子。
本を読んでいると、声に出して読んでほしいという。日本語に飢えて
いる様子。アフリカの前にドイツに3週間行っていたのだから、そりゃ
そうだろう。ここは、モザンビーク、ポルトガル語の国だ。
声に出すと、今度は訳がわからんから、分かりやすい言葉で解説
してほしいという。そうやって、読み上げては、解説を、なぜかアフリカ
で毎晩やり続けた。さすがに辛くなった2巻(哲学的すぎて解説も無理)
は、筋だけを教えた。
そして、昨日一人で読破したことを伝えると、一言。
「誰がお父さん殺したん?」
そうか。この本が「父殺しの本」だということを、彼も直観で感じたのか、
あるいは、それにばかり興味があって聞いていた?
「誰やと思う?」
「イワン」
私は正直どきりとした。1巻と2巻の途中しか読んでいないとしたら、
ドミートリー(長男)といってもおかしくない。素直に考えても長男だろう。
しかし、我が子は譲らない。
「まん中のお兄ちゃんに決まってる」
実際は、長男が殺害現場におり、逮捕・有罪判決を受ける。
次男のイワンは犯行時モスクワに向かう電車にいた。
それを伝えても、首を横に振る。
実際のところは本を読んでいただかなくてはならない。
子供いわく、
「話の中に、アリョーシャ(三男)とイワンが道端で話しているところが
出てきたでしょ?あの話で最後のやりとりで、僕はイワンがお父さんを
殺すことになると思った」とのこと。
これは、5巻の訳者の解説にも書いてあるシーンだった。
我が子ながら、恐るべし8歳。
子供は見せられたものをそのまま信じると大人は思いこむ。
しかし、自分の経験からも、親としての経験からも、「そうではない」と
思う。子供はそんなに単純じゃない。そこに、子供の抱え込んでいる
大きな宇宙があると思う。その宇宙を否定するのではなく、どうつきあ
っていったらよいのか一緒に考えることができればなあ、と思う今日
この頃。
第1回 ODA改革パブリックフォーラムのご案内 この度、国際協力NGOセンター、関西NGO協議会、ODA改革ネットワーク、名古 屋NGOセンターの共催により、第1回ODA改革パブリックフォーラムを開催 いたしますので、ご案内申し上げます。 本フォーラムは、多様な市民が所属やセクターにとらわれず、それぞれがひと りの市民としてODAについて考え、発言する場として立ち上げられました。 第1回目となる今回は10月の新JICAの発足を前に、ODAのあり方に注目が寄せられ る中、特に「理念・原則」、「実施体制」、「市民参加」の三つの点に着目し、 各方面からのご参加をいただき、意見を交わしたく考えております。 皆様のご参加をお待ち申し上げます。 記 1.開催日時: 2008年9月30日(火)13:30-21:00 第1部:13:30~14:30 オープニング、基調講演 第2部:14:45~16:40 分科会 第3部:18:30~21:00 全体会 2.会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 東京都渋谷区代々木神園町3-1 (地図)http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html 3.主催:(特活)国際協力NGOセンター、(特活)関西NGO協議会、 ODA改革ネットワーク、(特活)名古屋NGOセンター 4.プログラム(予定) 【第一部】 13:30~14:30 オープニング(於:センター棟405室) 13:30~13:40 主催者による趣旨説明 13:40~14:30 基調講演及び質疑応答 講演者:龍谷大学研究フェロー 中村尚司氏 【第二部】 14:45~16:40 分科会(於:センター棟404、413、508室) 分科会1:「ODAの意義と役割は何か?~国際協調とアジアの経験からの教訓」 コーディネーター: 高橋清貴 (ODA改革ネット) リソースパーソン:竹内幸史氏 (朝日新聞編集委員) 長瀬理英氏 (フィリピン開発問題研究家) 熊岡路矢 (国際協力NGOセンター理事) ODA関係者または研究者(予定) 分科会2:「新生JICAはどのように生まれ変わるのか?~NGOの視点から考える」 コーディネーター:下澤嶽 (国際協力NGOセンター 事務局長) リソースパーソン:加藤宏氏 (国際協力機構(JICA)開発研究所準備室長) 田辺有輝氏 (「環境・持続社会」研究センター(JACSES)) 山口誠史氏 (シェア=国際保健協力市民の会事務局長) 山田順一氏 (国際協力銀行(JBIC)連携担当審議役) 分科会3:「開発の主役はだれか?~「住民」参加と「市民」参加」(予定) コーディネーター:加藤良太(関西NGO協議会) リソースパーソン:山中悦子氏(草の根援助運動) ODA関係者依頼中 【第三部】 18:30~21:00 全体会(於:センター棟309室) 三つの分科会の報告を受けて、ODAのめざすもの、具体的な課題、 市民参加の意義とあり方などについて広く市民が参加して議論を行う。パネリス トには一般市民、ODA関係者、議員、研究者、NGO関係者などが分かりやすく論を 展開し、参加者からの質問・ディスカッションも交え、共に広く問題意識を共有 することをめざす。 コーディネーター:大橋正明 (国際協力NGOセンター理事長) パネリスト:犬塚直史氏 (参議院外交防衛委員会委員)(依頼中) 大野泉氏 (政策研究大学院教授) 金子節志氏 (国際協力機構理事)(依頼中) 木寺昌人氏 (外務省国際協力局長) 庄野真代氏 (歌手/(特活)国境なき楽団代表理事) 5.参加費: 第1部+第2部 1,000円(学生500円) 第3部 1,000円(学生500円) 通し参加 2,000円(学生1,000円) プログラムの詳細は以下のURLをご覧下さい。最新情報を随時掲載いたします。 http://www.janic.org/modules/eguide/event.php?eid=72 6.お申込み 参加ご希望の方は、以下の5点を明記の上、9月25日(木)までに、下記事務局ま でE-mailないしFaxにてお申し込み下さい。 (1)お名前(ふりがな) (2)ご所属先名 (3)役職 (4)ご連絡先(Tel/Fax/E-mail) (5)ご参加方法 1)通し参加(第1部~第3部) 2)第1部+第2部のみ※第2部のご希望分科会も明記ください。 3)第3部のみ お問い合わせ・お申し込み先(事務局) 国際協力NGOセンター(JANIC)/ 担当:竹崎、宮下 TEL:03-5292-2911 FAX:03-5292-2912 E-mail: advocacy(at)janic.org 以上
■朝日中学生ウィークリー
2008年2月17日
「アフリカを考えよう」(p.19)
インタビュー記事一覧
■女性たちの21世紀 特集「危機と希望の『食』」
2008年9月号 No.55
「アフリカの食料危機:出口の鍵は女性たちが握っている」
http://www.ajwrc.org
■国際開発ジャーナル
2008年8月号 621号
http://www.idj.co.jp
NEWS&TOPICS
インタビュー「アフリカ開発会議、NGOはこうみる」
58-59
■朝日新聞「アフリカ特集号」1日編集長
ボブ・ゲルドフ&ボノ
2008年5月31日朝刊
「もっと知りたい」
「アフリカに足を運ぶ機会はなかなかありませんが、
身の回りにはアフリカを知るヒントがたくさんあります。
東京外国語大学のアフリカ現代史ゼミ(舩田クラーセン
さやか準教授)の学生が、身近な物や風景からアフリカ
の現状を探りました。(12p.)」
■月刊 国際協力新聞
2008年5月9日 164号
Zoom Up
「アフリカと日本をつなぐNGO活動現場から」
「アフリカ市民の声をTICADに」(p.9)
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東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.