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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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我が家では、生ゴミは「生ごみちゃん」と呼ばれ大切にされている。
エセ・ベジタリアン(魚は食べる)の我々としては、野菜や果物、茶がら
の残りの処理はエコ生活での死活問題。
当然ながら燃やすのも、電気で動く生ゴミ処理機もダメ。
ということで、「土・雑草・生ゴミ」のコンポストづくりにもう8年も取り組ん
できた。今は3つのコンポスト容器を使いまわしている。



EMも試した。EMとは「有用微生物群」のこと。
http://www.emro.co.jp/


しかし、においがたまらなくて断念。
今はもっぱら、「ミミズ君」と「ぬか」を活用。
それにしても、我が家のミミズ君は蛇のように太くて長い。
子供と見つけては、コンポストに入れてあげているせいか、
栄養満点。是非一度激写をと待ち構えているが、これがなかなか難しい。

家でよく学生のパーティがあるが、ゼミ生たちも慣れたもの。
最初は生ゴミがバケツに入ることにかなり抵抗があったよう。
でも、後で判明したことは、学生の抵抗の最大は「生ゴミちゃん」ではなかった。
なんと、「うてなちゃん」だった。

「うてなちゃん」とは?
「生ゴミちゃん」の隣にうつっている台所用せっけんのこと。
天ぷらなどの廃油を固めてつくっている再生品。
これがめっぽう汚れに強い。

石鹸でお皿を洗うというコンセプトに、化学物質に慣れた学生には抵抗感が
すごいそう。勿論、油汚れはペーパーでふき取ってからなのだが・・・。

しかし、そういうゼミ生の中からも、いつの間にか、環境社会学を志す学生
が出てくる。アフリカを学びにゼミに入ったのに、お皿を石鹸で洗っているの
に驚いてそこからライフスタイルと環境の問題に関心が移った人も。

こちらが教えようと思わないことにこそ、学生は食いつくのだなあ、と実感。
そういえば、私もそういう学生だった。

「アフリカ」と「エコ」。
関係にないように見えて、つながっているのかも。


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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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