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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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ブログを読んでいるのか、連れが「今年の冬もストーブ焚くから」と宣言。
ああ、今から先が思いやられる。

もう一つ「エコ内紛ネタ」が「竹」。4年前、引っ越してきたとき竹は数本あった
だけ。それが、今数えてみると・・・途中で断念・・・、少なく見積もっても100本
近く・・・。なぜ?

この写真は今日の写真。(これでも日曜日にさんざん喧嘩して10本近く
間引いてもらった後)。実家の父にもらったたった2本の竹が2年でこの
調子。世界で一番発育が早い植物といわれている竹もすごいが、ここは
かつての「生ゴミちゃん」を育てていたところ。栄養もたっぷりなんでしょう。


おかげでこの真上にOfficeスペース(といっても2畳ほど)を持つ連れは、
「竹のカーテンに」夏場の眩しくて暑い太陽を遮ってもらい、快適だそう。

しかし、竹の成長スピードは猛烈で、隣の領域にも拡大しつつある。
しかも、庭中、竹だらけで、どんどん家に迫ってくるし、狭い庭だけに檻の中
にいるような圧迫感。「素晴らしい庭になったねええ」と感嘆する連れの横で、
「もっと菜園のスペースがほしい・・・。第一、竹ばっかりの庭って・・・」の
一言がいけなかった。

最近は「二酸化炭素は温暖化の原因ではない説」を熱心に学習中の
彼なのに、「竹のCO2吸収力は植物で一番」と防戦。
確かに、竹の二酸化炭素吸収力は世界的に認められている。
ここは、我慢するしかないのか・・・・。

しかし、間引くのは必要というところまでは同意してもらった。が、間引いた竹の
使い道が今度は問題に。まさか燃えるゴミで出すわけにもいかないし、コンポスト
には硬すぎるし・・・。竹の箸をつくるったって、何百・何千つくれてしまいそう。
竹炭をつくるのが一番だと思うのだけれど、この東京でどうやって?
いや、待てよ。近所のソバ屋向けに竹の箸を作るのはなかなか良いアイディアかも!

今週の連休は竹箸づくりに近所の子供たちと挑戦しよう。
(どうなるかはお楽しみ)

ところ変わってアフリカ。
某製紙企業がアフリカに進出するというので、パーティで話をした。
ユーカリを植えるという。ユーカリは色々問題も多いと聞く。
竹は使えないのか聞いてみた。

「アフリカの竹は細いから紙には使えません」
「????」
「そんなことないですよ。太い竹沢山見たことあります」
「いえ、アフリカの竹は細いです。」
そんな押し問答の末、とにかく「竹はなし」だそうな。

諦めの悪い私は、モザンビークに着いて最初に行ったのが、大学キャンパス。
あそこには立派な竹藪があった。
あった。あった。竹の子ちゃん。


立派な太い竹がたくさん群生中。
「あるじゃない!」
ザンビアでも竹藪発見。しかも、かなり太い竹だった。

ザンビアのあるコミュニティに行ったところ、調理のための薪や炭作りのために
木を切らざるを得ないが、森が減少している。どうしたら良いだろう・・・。という
話が頻繁に出た。

あるじゃない!ソーラークッカーが。
そして、竹が!
と思うのだけれど、押しつけてもいかん。ということで、まずはこちらでお勉強中。



我が家の竹戦争からなんとかしないとね。

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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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