東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。
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***************
現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。
「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ
をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線
http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/
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This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University
of Foreign Studies (TUFS).
The following info. is about events & classes on
Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues.
English/Portuguese sites are not yet available...
Sorry, but please study Japanese!
×
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東京外国語大学の一番賑やかな季節がやってきました。最寄駅が「多磨(霊園)」というだ
けあって、とっても寂しい雰囲気が漂っているこの近辺も、色づく紅葉とともにやってくる
学園祭で華やぎます。 11月20日~24日までの5日間開催!
世界の料理が堪能できるとあって、お年寄りから子供づれまでいっぱい来られていました。
しかし、売り子の学生は寒さに震えあがって、これから5日間連続で店を出し続けるのはさ
すがに可哀想。今どき5日間学園祭をするのは外大ぐらいのもの。とはいえ、自分の学ぶ
言語で行う「語劇」に、自分の学ぶ文化の「料理」を披露する学園祭は教育的効果は決し
て低くはないよう。

3年前から毎年展示・屋台を運営してきた「アフリカ・ゼミ」ですが、今年はなんと申込に遅
れ、ゼミ紹介の展示だけやりました。去年の展示に使ったアフリカの地図(あまりの力作に
涙が・・・。幸い今回の展示で見事復活。場所は一番奥でしたが、とっても目立ってました。


来年こそ、外大に「アフリカあり」を見せるために室内展示できるといいね。毎年1500人
ー2000人が見に来てたらしいし。
しかし、普段はおとなしいなと思っていたゼミ生の中にも、祭となるとしっかりした姿を披
露してくれる人が出てきます。4年間の大学生活を部活やサークルといったスペースで
思う存分満喫している姿に安心しました。勉強も頑張ってね。
けあって、とっても寂しい雰囲気が漂っているこの近辺も、色づく紅葉とともにやってくる
学園祭で華やぎます。 11月20日~24日までの5日間開催!
世界の料理が堪能できるとあって、お年寄りから子供づれまでいっぱい来られていました。
しかし、売り子の学生は寒さに震えあがって、これから5日間連続で店を出し続けるのはさ
すがに可哀想。今どき5日間学園祭をするのは外大ぐらいのもの。とはいえ、自分の学ぶ
言語で行う「語劇」に、自分の学ぶ文化の「料理」を披露する学園祭は教育的効果は決し
て低くはないよう。
3年前から毎年展示・屋台を運営してきた「アフリカ・ゼミ」ですが、今年はなんと申込に遅
れ、ゼミ紹介の展示だけやりました。去年の展示に使ったアフリカの地図(あまりの力作に
涙が・・・。幸い今回の展示で見事復活。場所は一番奥でしたが、とっても目立ってました。
来年こそ、外大に「アフリカあり」を見せるために室内展示できるといいね。毎年1500人
ー2000人が見に来てたらしいし。
しかし、普段はおとなしいなと思っていたゼミ生の中にも、祭となるとしっかりした姿を披
露してくれる人が出てきます。4年間の大学生活を部活やサークルといったスペースで
思う存分満喫している姿に安心しました。勉強も頑張ってね。
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卒論執筆中の4年生の序の発表会終了。それぞれやっと方向性が決まった感あり。
良かった良かった。これで、今年はクリスマス・年末を、家族の白い目を気にせず
楽しめる「はず」?!
卒論をじっくり読んで赤を入れる・・・そんな当たり前のことを、ふりかえってみれば
私自身やってもらわなかった。修士論文ですらその状態だった。
赤まで入れる必要はないかもしれないが、そこは大学教育の最終成果の卒論で
ある。完成度の高いものを書いて社会に出てほしい、そう思うのだ。
(と書くと、これまでお世話になった先生方は言うだろう。何を偉そうに!自分の論
文こそ赤入れしろ!と。それほどまでに、私は論文を書くのが苦手だった。)
とにかく、基本は楽しい「アフリカ・ゼミ」だが、論文は「きつい」らしい。
何度言っても、年末年始にドイツと日本でファイルのやりとりをする羽目になる。
今年こそは、ドイツの両親のためにも、クリスマス前に終わってくれーーー。
ということで、各自1章分(3章から書く人もいる点ご注意を)12月1日(月)までに
メールで送信のこと!
良かった良かった。これで、今年はクリスマス・年末を、家族の白い目を気にせず
楽しめる「はず」?!
卒論をじっくり読んで赤を入れる・・・そんな当たり前のことを、ふりかえってみれば
私自身やってもらわなかった。修士論文ですらその状態だった。
赤まで入れる必要はないかもしれないが、そこは大学教育の最終成果の卒論で
ある。完成度の高いものを書いて社会に出てほしい、そう思うのだ。
(と書くと、これまでお世話になった先生方は言うだろう。何を偉そうに!自分の論
文こそ赤入れしろ!と。それほどまでに、私は論文を書くのが苦手だった。)
とにかく、基本は楽しい「アフリカ・ゼミ」だが、論文は「きつい」らしい。
何度言っても、年末年始にドイツと日本でファイルのやりとりをする羽目になる。
今年こそは、ドイツの両親のためにも、クリスマス前に終わってくれーーー。
ということで、各自1章分(3章から書く人もいる点ご注意を)12月1日(月)までに
メールで送信のこと!
イベントラッシュでこのブログも大忙しです。マリの女性たちの支援を長
年やっている吉祥寺にあるNGOの討論会です。とっても素敵な民芸品もたく
さん扱っていますので行ってみてください。マリは世界遺産のトンブクトゥ
でも知られているように、文化水準が非常に高く、地元で織った布の泥染め
などは非常に質が高いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
主催:(特活)カラ=西アフリカ農村自立協力会
■武蔵野パネル討論会 「アフリカ その豊かさ と 貧しさ」■のご案内
日時:2008年12月7日(日曜) 午後1時30分から約2時間 (休憩含む)
会場:武蔵野市 御殿山コミュニティー・センター1階 第1会議室
東京都武蔵野市御殿山1-5-11
交通:JR中央線, 京王井の頭線 「吉祥寺駅」公園口から徒歩5分
(サンロードと反対側)
地図は、こちらのチラシをご覧ください。
http://www.ongcara.org/event/musashino2008.pdf
パネリスト:
マンスール・ジャーニュ (タレント・セネガル出身、三鷹市在住)
尾関葉子 (アフリカと日本の開発のための対話プロジェクト DADA代表)
村上一枝 ((特活)カラ=西アフリカ農村自立協力会 代表)
コ-ディネ-タ-:足立則夫(日本経済新聞社 特別編集委員)
資料代:500円
当日は、マリ共和国の工芸品や、アフリカ女性の手作りアクセサリーや泥染めの
布などの 展示も併せて行います。
お問合せ:(特活)カラ=西アフリカ農村自立協力会
〒180-0002東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-6-102
電話:0422-29-7640 Fax:0422-29-7688
E-mail:centre(アット)ongcara.org
ホームページ: http://www.ongcara.org/
年やっている吉祥寺にあるNGOの討論会です。とっても素敵な民芸品もたく
さん扱っていますので行ってみてください。マリは世界遺産のトンブクトゥ
でも知られているように、文化水準が非常に高く、地元で織った布の泥染め
などは非常に質が高いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
主催:(特活)カラ=西アフリカ農村自立協力会
■武蔵野パネル討論会 「アフリカ その豊かさ と 貧しさ」■のご案内
日時:2008年12月7日(日曜) 午後1時30分から約2時間 (休憩含む)
会場:武蔵野市 御殿山コミュニティー・センター1階 第1会議室
東京都武蔵野市御殿山1-5-11
交通:JR中央線, 京王井の頭線 「吉祥寺駅」公園口から徒歩5分
(サンロードと反対側)
地図は、こちらのチラシをご覧ください。
http://www.ongcara.org/event/musashino2008.pdf
パネリスト:
マンスール・ジャーニュ (タレント・セネガル出身、三鷹市在住)
尾関葉子 (アフリカと日本の開発のための対話プロジェクト DADA代表)
村上一枝 ((特活)カラ=西アフリカ農村自立協力会 代表)
コ-ディネ-タ-:足立則夫(日本経済新聞社 特別編集委員)
資料代:500円
当日は、マリ共和国の工芸品や、アフリカ女性の手作りアクセサリーや泥染めの
布などの 展示も併せて行います。
お問合せ:(特活)カラ=西アフリカ農村自立協力会
〒180-0002東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-6-102
電話:0422-29-7640 Fax:0422-29-7688
E-mail:centre(アット)ongcara.org
ホームページ: http://www.ongcara.org/
ここにきて、ゼミ説明会に参加できなかったので個別に説明してほしいという問い合
わせが多数メールで舞い込んできています。が、できませーーーん!
説明会なるものが設定されているのは、こういう事態を避けるためです。
「ゼミ案内」に書いている以上のことは話していないので、あとはよく案内を読み、ブロ
グを見てください。
質問が集中している点についてお答えします。
(1)ゼミ選抜
やります。ゼミ説明会は19名。後からの問い合わせが5名いますので(みなが希望する
わけではないという大前提ですが)、ゼミ案内に書いている通りのプロセスで、希望届を
出してください。(締切は12月1日。提出先は教務です。)
書いてほしいこと:
①志望動機(一生懸命書いてください)
②連絡のつくメールアドレス(判読できる字で)
2)何人取るか?
10名のつもりでしたが、やる気を見て10名を超えて取るかもしれません。皆さんの熱意
しだいで人数調整します。がんばってみてください。
3)ゼミ見学は?
4日を指定してましたが、こちらも希望が多いので、明日18日(火)4限@742号室に来て
ください。
4)注意事項
すべてゼミ案内に書いています。もちろん、国際政治・開発経済・国際法のことなども、
アフリカを通じて学びますが、基本はアフリカです。アフリカ漬けになるので、その覚悟が
なければ「アフリカ・ゼミ」は苦痛なものとなるでしょう。それだけ注意してください。
あと、先輩から。今まで知らなかった者同士が出会える場として最高だった。御友達と一
緒にゼミに入るという趣旨ではもったいない。一人ずつで門をたたくべし。だそうです。
わせが多数メールで舞い込んできています。が、できませーーーん!
説明会なるものが設定されているのは、こういう事態を避けるためです。
「ゼミ案内」に書いている以上のことは話していないので、あとはよく案内を読み、ブロ
グを見てください。
質問が集中している点についてお答えします。
(1)ゼミ選抜
やります。ゼミ説明会は19名。後からの問い合わせが5名いますので(みなが希望する
わけではないという大前提ですが)、ゼミ案内に書いている通りのプロセスで、希望届を
出してください。(締切は12月1日。提出先は教務です。)
書いてほしいこと:
①志望動機(一生懸命書いてください)
②連絡のつくメールアドレス(判読できる字で)
2)何人取るか?
10名のつもりでしたが、やる気を見て10名を超えて取るかもしれません。皆さんの熱意
しだいで人数調整します。がんばってみてください。
3)ゼミ見学は?
4日を指定してましたが、こちらも希望が多いので、明日18日(火)4限@742号室に来て
ください。
4)注意事項
すべてゼミ案内に書いています。もちろん、国際政治・開発経済・国際法のことなども、
アフリカを通じて学びますが、基本はアフリカです。アフリカ漬けになるので、その覚悟が
なければ「アフリカ・ゼミ」は苦痛なものとなるでしょう。それだけ注意してください。
あと、先輩から。今まで知らなかった者同士が出会える場として最高だった。御友達と一
緒にゼミに入るという趣旨ではもったいない。一人ずつで門をたたくべし。だそうです。
ガバナンスの重要性がやっと叫ばれるようになってきました。日本はガバナンス
の世界ランクが決して高い方ではありませんが。アフリカ開発を進めるうえで
援助・投資する側、される側のガバナンス改善は不可欠です。これを市民で担
おうという動きです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
日本におけるガバナンスの実態と課題―地方の視点を含めて
(特活)市民によるガバナンス推進会議 「第2回研究会 11/22(土)」のご案内
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■ PDG 第2回研究会 ■
日 時 :11月22日(土)14:30~17:30
会 場 :世界銀行情報センター(PIC東京)
富国生命ビル1階 ロビーフロア東京都千代田区内幸町2-2-2
http://www.worldbank.or.jp/ptokyo
資料代:500円(非会員の方のみ)
主な内容:「日本におけるガバナンスの実態と課題―地方の視点を含めて」
【報告1】日本における民主的ガバナンスの実態と課題
国連大学客員教授 久山純弘氏
【報告2】予算策定プロセスにおけるガバナンスの必要性について
福岡県新社会推進部社会活動推進課予算係・事務主査 笠由美子氏
【コメンテーター】前港区長 原田敬美氏
------------------------------------------------------------
【報告趣旨】
「日本におけるガバナンスの実態と課題―地方の視点を含めて」
【報告1】日本における民主的ガバナンスの実態と課題
国連大学客員教授,元国連行政監視機構委員長・国連事務次長補 久山純弘氏
日本におけるガバナンスの実態は、民主主義が戦後外から与えられたものと
いうこともあり、本来あるべき「良きガバナンス」からは程遠い。即ち国レベル
では「政治の劣化」、国会の機能不全、国民による「お上信仰」等を背景とした
官僚主導体制、また地方レベルでも、自治体による行政と議会への住民の
関心は希薄で、「お任せ民主主義」の域を出ていない。
この様な状況に対処するには、政策策定の場であるべき議会の機能強化、
政策実施に関わる行政活動の透明性、効果・効率性の確保、行政監視制度
並びにアカウンタビリテイの強化等が欠かせない。
しかしここで基本的に必要なのは国・地方を問わず政策を最終的に決めるのは
自分達であるとの国民(市民)の意識改革のみならず、官僚・政治家の意識改革
である。
【報告2】予算策定プロセスにおけるガバナンスの必要性について
福岡県新社会推進部社会活動推進課予算係・事務主査 笠由美子氏
行政における政策決定は、法令に基づくとともに予算に裏付けられていることが
前提となっている。このため予算編成は、政策議論の場でもあるが、その過程の
ほとんどは行政内部での作業となっており住民参加(住民ニーズの反映)をどの
ように確保すべきかが課題ともなっている。
このため、福岡県の予算策定プロセスの実例を紹介し、予算編成においての
ガバナンスどのような形で確保がすべきなのか、また、その課題は何であるの
かを検討を行う。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
問い合わせ先:
■(特活)市民によるガバナンス推進会議(PDG)事務局
E-mail:office(アット)pdgj.org ホームページ: http://www.pdgj.org/
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の世界ランクが決して高い方ではありませんが。アフリカ開発を進めるうえで
援助・投資する側、される側のガバナンス改善は不可欠です。これを市民で担
おうという動きです。
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日本におけるガバナンスの実態と課題―地方の視点を含めて
(特活)市民によるガバナンス推進会議 「第2回研究会 11/22(土)」のご案内
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■ PDG 第2回研究会 ■
日 時 :11月22日(土)14:30~17:30
会 場 :世界銀行情報センター(PIC東京)
富国生命ビル1階 ロビーフロア東京都千代田区内幸町2-2-2
http://www.worldbank.or.jp/ptokyo
資料代:500円(非会員の方のみ)
主な内容:「日本におけるガバナンスの実態と課題―地方の視点を含めて」
【報告1】日本における民主的ガバナンスの実態と課題
国連大学客員教授 久山純弘氏
【報告2】予算策定プロセスにおけるガバナンスの必要性について
福岡県新社会推進部社会活動推進課予算係・事務主査 笠由美子氏
【コメンテーター】前港区長 原田敬美氏
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【報告趣旨】
「日本におけるガバナンスの実態と課題―地方の視点を含めて」
【報告1】日本における民主的ガバナンスの実態と課題
国連大学客員教授,元国連行政監視機構委員長・国連事務次長補 久山純弘氏
日本におけるガバナンスの実態は、民主主義が戦後外から与えられたものと
いうこともあり、本来あるべき「良きガバナンス」からは程遠い。即ち国レベル
では「政治の劣化」、国会の機能不全、国民による「お上信仰」等を背景とした
官僚主導体制、また地方レベルでも、自治体による行政と議会への住民の
関心は希薄で、「お任せ民主主義」の域を出ていない。
この様な状況に対処するには、政策策定の場であるべき議会の機能強化、
政策実施に関わる行政活動の透明性、効果・効率性の確保、行政監視制度
並びにアカウンタビリテイの強化等が欠かせない。
しかしここで基本的に必要なのは国・地方を問わず政策を最終的に決めるのは
自分達であるとの国民(市民)の意識改革のみならず、官僚・政治家の意識改革
である。
【報告2】予算策定プロセスにおけるガバナンスの必要性について
福岡県新社会推進部社会活動推進課予算係・事務主査 笠由美子氏
行政における政策決定は、法令に基づくとともに予算に裏付けられていることが
前提となっている。このため予算編成は、政策議論の場でもあるが、その過程の
ほとんどは行政内部での作業となっており住民参加(住民ニーズの反映)をどの
ように確保すべきかが課題ともなっている。
このため、福岡県の予算策定プロセスの実例を紹介し、予算編成においての
ガバナンスどのような形で確保がすべきなのか、また、その課題は何であるの
かを検討を行う。
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問い合わせ先:
■(特活)市民によるガバナンス推進会議(PDG)事務局
E-mail:office(アット)pdgj.org ホームページ: http://www.pdgj.org/
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今東京で公開中のWar Danceが評判を呼んでいる。すでにこのブログでも紹介したが、
子ども兵についての映画で、映画としても非常に良い出来だという。
http://africaclass.blog.shinobi.jp/Entry/110/
で、本題のユッスー・ンドゥールの映画。「魂の帰郷」である。
奴隷として世界に散ったアフリカの人たちと共に海を渡ったアフリカの音楽を求めて彼が
世界を歩く、「音楽ロードムービー」だそうだ。2月14日にシアターN渋谷で公開。
http://www.alcine-terran.com
明日の米川正子さんのコンゴについての講演会にあわせて、連続映画上映会を大学で
開催した。Lord of WarとBlood Diamondだ。前者は武器商人、後者はダイヤ商人の話
で、アフリカの紛争地がメインの舞台である。
映画としてどうという評価をし始めると長くなりそうなんで(中学生から映画クラブに入って
いたほどの映画好きなんで)、武器とタイヤの話だけ。しかし、レオ様効果か、後の映画の
方が圧倒的人気。
冷戦崩壊後の世界でだぶついた武器がアフリカに流入して、紛争を悪化させた話について
は有名である。学生たちも、松本仁一さんの名著『カラシニコフ』を読んでよく知っていた。
問題は、武器の輸出国の大半が国連安保理の常任理事国だという事実を知らなかったと
いうこと。そうなんです。世界の紛争に平和をもたらすことにおいて圧倒的に重要な役割を
果たすべきこれらの理事国こそ、世界の紛争をバクアップしているという矛盾。
日本は武器を製造・輸出しない(原則では・・・いろいろありますが)国として、この点は大きな
アピールポイントである。猪口邦子議員(あのお衣装で有名になってしまった元少子化大臣)
が議員になる前、軍縮会議の委員長として大きな役割を果たしたことはあまり知られていな
いかもしれない。が、アフリカの小型武器規制運動に取り組む市民社会機関の中には、彼
女の議長ぶりに感銘を受けたという人も多かった。その後も国連での議論は続き、先日ブロ
で紹介したとおり大きな前進があった。
http://africaclass.blog.shinobi.jp/Category/19/
一方のダイヤ。キンバリープロセスによって、「紛争ダイヤ(血のダイヤ)」と呼ばれる紛争
地のダイヤ取引は規制されることになった。が、本当に止まっているか・・・というと油断でき
ない。それ以上に、ダイヤ以外の資源が、紛争を継続させる資源として紛争当事者たちに
使われている。
コンゴ東部のコルタンは有名であるが、そのほかにも「木材」などが「紛争資源(Conflict
Resource)」として取引されている。そこに、映画でも描かれているように、所謂「先進国」
がどれほど関わっていることか。もちろん、最近は中国の存在も大きい。コンゴしかりであ
る。が、携帯やPCに不可欠なコルタンの問題は私たちの問題でもある。自分たちの消費
生活の裏側にある紛争に、目を向けなければならない。
子ども兵についての映画で、映画としても非常に良い出来だという。
http://africaclass.blog.shinobi.jp/Entry/110/
で、本題のユッスー・ンドゥールの映画。「魂の帰郷」である。
奴隷として世界に散ったアフリカの人たちと共に海を渡ったアフリカの音楽を求めて彼が
世界を歩く、「音楽ロードムービー」だそうだ。2月14日にシアターN渋谷で公開。
http://www.alcine-terran.com
明日の米川正子さんのコンゴについての講演会にあわせて、連続映画上映会を大学で
開催した。Lord of WarとBlood Diamondだ。前者は武器商人、後者はダイヤ商人の話
で、アフリカの紛争地がメインの舞台である。
映画としてどうという評価をし始めると長くなりそうなんで(中学生から映画クラブに入って
いたほどの映画好きなんで)、武器とタイヤの話だけ。しかし、レオ様効果か、後の映画の
方が圧倒的人気。
冷戦崩壊後の世界でだぶついた武器がアフリカに流入して、紛争を悪化させた話について
は有名である。学生たちも、松本仁一さんの名著『カラシニコフ』を読んでよく知っていた。
問題は、武器の輸出国の大半が国連安保理の常任理事国だという事実を知らなかったと
いうこと。そうなんです。世界の紛争に平和をもたらすことにおいて圧倒的に重要な役割を
果たすべきこれらの理事国こそ、世界の紛争をバクアップしているという矛盾。
日本は武器を製造・輸出しない(原則では・・・いろいろありますが)国として、この点は大きな
アピールポイントである。猪口邦子議員(あのお衣装で有名になってしまった元少子化大臣)
が議員になる前、軍縮会議の委員長として大きな役割を果たしたことはあまり知られていな
いかもしれない。が、アフリカの小型武器規制運動に取り組む市民社会機関の中には、彼
女の議長ぶりに感銘を受けたという人も多かった。その後も国連での議論は続き、先日ブロ
で紹介したとおり大きな前進があった。
http://africaclass.blog.shinobi.jp/Category/19/
一方のダイヤ。キンバリープロセスによって、「紛争ダイヤ(血のダイヤ)」と呼ばれる紛争
地のダイヤ取引は規制されることになった。が、本当に止まっているか・・・というと油断でき
ない。それ以上に、ダイヤ以外の資源が、紛争を継続させる資源として紛争当事者たちに
使われている。
コンゴ東部のコルタンは有名であるが、そのほかにも「木材」などが「紛争資源(Conflict
Resource)」として取引されている。そこに、映画でも描かれているように、所謂「先進国」
がどれほど関わっていることか。もちろん、最近は中国の存在も大きい。コンゴしかりであ
る。が、携帯やPCに不可欠なコルタンの問題は私たちの問題でもある。自分たちの消費
生活の裏側にある紛争に、目を向けなければならない。
またカテゴリーを増やしてしまいましたが、この危機をより多くの人に知ってもらうために
しかたありません。
金曜日(11月14日)の朝日新聞の「私の視点」に米川正子さんの記事が掲載されました。
「「アフリカ大戦」再燃に目を」(米川正子:JICA客員専門員)
ネットで探しましたが、記事が見つかりませんでした。ご本人から最終原稿を取り寄せます
が、米川さんの講演会が月曜日(11月17日)14時50分~16時20分まで東京外国語大学
@115号室で開催となりますので、ぜひそちらにお越しください。
詳細はブログの「アフリカ関連イベント」をご覧ください。
http://africaclass.blog.shinobi.jp/Entry/119/
また、読売新聞の土曜日版にも、反政府ゲリラへのインタビューが掲載されています。
日本のメディアもようやく重い腰を上げつつありますが、まだまだ不十分です。
しかし、AUの調停担当がナイジェリアのオバサンジョ元大統領というところに、アフリカの
悲しい限界がありますね。もちろんこの紛争は1994年のルワンダ虐殺に端を発している
わけですが、資源をめぐる争いでもあり、石油資源を豊富に抱えるナイジェリアの政権交
代を民主的に行うことができなかった元大統領が調整役ということに疑問を感じます。
2時間前の最新情報は次のサイトで。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7730897.stm
日本にもヒューマンライツウォッチの事務所が設置されたということですが、この地域の
資源と紛争の関係については、Human Rights Watchが一番詳しく重要な活動をしてい
ます。詳細は以下サイトへ。
http://www.hrw.org/english/docs/2008/11/12/congo20193.htm
しかたありません。
金曜日(11月14日)の朝日新聞の「私の視点」に米川正子さんの記事が掲載されました。
「「アフリカ大戦」再燃に目を」(米川正子:JICA客員専門員)
ネットで探しましたが、記事が見つかりませんでした。ご本人から最終原稿を取り寄せます
が、米川さんの講演会が月曜日(11月17日)14時50分~16時20分まで東京外国語大学
@115号室で開催となりますので、ぜひそちらにお越しください。
詳細はブログの「アフリカ関連イベント」をご覧ください。
http://africaclass.blog.shinobi.jp/Entry/119/
また、読売新聞の土曜日版にも、反政府ゲリラへのインタビューが掲載されています。
日本のメディアもようやく重い腰を上げつつありますが、まだまだ不十分です。
しかし、AUの調停担当がナイジェリアのオバサンジョ元大統領というところに、アフリカの
悲しい限界がありますね。もちろんこの紛争は1994年のルワンダ虐殺に端を発している
わけですが、資源をめぐる争いでもあり、石油資源を豊富に抱えるナイジェリアの政権交
代を民主的に行うことができなかった元大統領が調整役ということに疑問を感じます。
2時間前の最新情報は次のサイトで。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7730897.stm
日本にもヒューマンライツウォッチの事務所が設置されたということですが、この地域の
資源と紛争の関係については、Human Rights Watchが一番詳しく重要な活動をしてい
ます。詳細は以下サイトへ。
http://www.hrw.org/english/docs/2008/11/12/congo20193.htm
連れの仕事がない。そりゃそうだろう。ヨーロッパの製造業を得意先としたビジネス
コンサルタントに仕事がある方がおかしいご時世になってしまった。トヨタの生産・
マネージメント手法を教える仕事だが、そのトヨタもまた収益が7割減という状況。
11月に入っていた大きな仕事はキャンセルとなり、我が家にもサブプライム・ショ
ックが押し寄せてきた。このままでは、あと2-3か月で私だけの収入でやっていか
ねばならない・・・。(卒業したばかりの商社で働く元ゼミ生の収入より低いのに。)
とはいえ、実体経済と金融のかい離を嘆いてきた連れのこと。この事態は見越し
ていたため、今は80年に一回の大恐慌と、100年に一度の指導者(オバマ)を
朝から晩までインターネットでウォッチすることに情熱を傾けている様子。わが夫
ながら、やはり変わっている。
しかし、収入は途絶えた上に、この円安。しかも私の安月給に家のローン。とても
これでは生活ができない・・・・と思ったのか、急に「エコ(環境)によくエコ(お財布
に優しい)」路線を爆進しだした。少しでも太陽が出ると、ソーラークッカーで御湯
を沸かし、太陽が出るまでシャワーを控え(我が家はパッシブソーラーシステムで
お湯を沸かす)、ついにストーブの使用もずいぶん減らすようになりつつある。
が、一番燃えているのが、庭づくり。とはいっても、作業するのは何故か私。彼は
励ますのが仕事と思っている。役に立たん!
勢いよく種を撒いたのは良かったが、畑スペースが足りない。が、竹はもう切って
くれないという。残るは駐車場の余分なスペース。昔からソバ屋の駐車場だったた
め、石だらけ・土は堅い。なぜかそこだけは、造園業者を入れて石を撤去してもらう
という!なんという無駄!!!押し問答が続き、閃いた。
そうだ。今日は近所の子供たちが我が家に遊びに来る日。一緒に楽しく「石拾い競争」
をすればいいんだ!ということで、どんどん子どもが集まり、最後は6人の子供たちで

30分でこんなにも、石を集めてくれました。

先週末、子供たちと暗闇でまいた種も、寒さに負けず(シート被せたからだけど)、なん
とか芽が出た。週末はついに間引きと植えかえ。果たして、晩秋に植えて収穫できて、
家計は助かるんだろうか。うーーん。大いなる疑問が・・。

さっそく間引き、植えかえをしてみたが、どうも我が子は「間引き」の概念を理解するのが
難しいよう。「小さい子も生きてるんだよ!」と怒られっぱなし。なんとか今夜の手巻き寿司
の「カイワレ大根」にすることで同意をもらったが、夕方部屋に入ってみると・・・・こんな可
愛いものを作っていた。本人いわく、「ひとつだけは救いたかった」。う~。泣けるね。

コンサルタントに仕事がある方がおかしいご時世になってしまった。トヨタの生産・
マネージメント手法を教える仕事だが、そのトヨタもまた収益が7割減という状況。
11月に入っていた大きな仕事はキャンセルとなり、我が家にもサブプライム・ショ
ックが押し寄せてきた。このままでは、あと2-3か月で私だけの収入でやっていか
ねばならない・・・。(卒業したばかりの商社で働く元ゼミ生の収入より低いのに。)
とはいえ、実体経済と金融のかい離を嘆いてきた連れのこと。この事態は見越し
ていたため、今は80年に一回の大恐慌と、100年に一度の指導者(オバマ)を
朝から晩までインターネットでウォッチすることに情熱を傾けている様子。わが夫
ながら、やはり変わっている。
しかし、収入は途絶えた上に、この円安。しかも私の安月給に家のローン。とても
これでは生活ができない・・・・と思ったのか、急に「エコ(環境)によくエコ(お財布
に優しい)」路線を爆進しだした。少しでも太陽が出ると、ソーラークッカーで御湯
を沸かし、太陽が出るまでシャワーを控え(我が家はパッシブソーラーシステムで
お湯を沸かす)、ついにストーブの使用もずいぶん減らすようになりつつある。
が、一番燃えているのが、庭づくり。とはいっても、作業するのは何故か私。彼は
励ますのが仕事と思っている。役に立たん!
勢いよく種を撒いたのは良かったが、畑スペースが足りない。が、竹はもう切って
くれないという。残るは駐車場の余分なスペース。昔からソバ屋の駐車場だったた
め、石だらけ・土は堅い。なぜかそこだけは、造園業者を入れて石を撤去してもらう
という!なんという無駄!!!押し問答が続き、閃いた。
そうだ。今日は近所の子供たちが我が家に遊びに来る日。一緒に楽しく「石拾い競争」
をすればいいんだ!ということで、どんどん子どもが集まり、最後は6人の子供たちで
30分でこんなにも、石を集めてくれました。
先週末、子供たちと暗闇でまいた種も、寒さに負けず(シート被せたからだけど)、なん
とか芽が出た。週末はついに間引きと植えかえ。果たして、晩秋に植えて収穫できて、
家計は助かるんだろうか。うーーん。大いなる疑問が・・。
さっそく間引き、植えかえをしてみたが、どうも我が子は「間引き」の概念を理解するのが
難しいよう。「小さい子も生きてるんだよ!」と怒られっぱなし。なんとか今夜の手巻き寿司
の「カイワレ大根」にすることで同意をもらったが、夕方部屋に入ってみると・・・・こんな可
愛いものを作っていた。本人いわく、「ひとつだけは救いたかった」。う~。泣けるね。
実家で檻に閉じ込められっぱなしだったピイピイを連れて帰ってきてしまった。
8年前、実家の屋根裏で野良猫のお母さんが産んだ4匹の子猫の中で、一番病弱で
栄養失調で、誰も引き取り手が見つからなかったピイピイ。

それにしても、引き取り手のない野良猫・野良犬・野良カメ(?)・野良鳥(?)をせっせ
と家に持ち帰っては怒られ、しかし粘り勝ちして飼ってきたのだが、最後はいつも母
任せ。御母さん、ごめんなさい。ピイピイも、あんなに抵抗する母を(「どうせ私が世話
する羽目になるんでしょ」と)説き伏せて飼わせてもらたものの、結局はこちらで就職
し、置いて出てきてしまった。
取り壊し&建て替えが進む実家で、ピイピイは檻に閉じ込められて、しょんぼりしてた
のを見て、さすがに責任を感じ、つれて帰ってきてしまいました。今では我が家になく
てはならない存在です。
なんといっても、ピイピイの「フン」は大変貴重。はい、「ふん」が貴重なんです。
コンポストの生ゴミちゃんと土、枯葉と混ざり、とっても良い堆肥になります。「燃えるゴ
ミ」で捨てるよりずっと匂わないし、合理的かつ環境に良い!(はず)

8年前、実家の屋根裏で野良猫のお母さんが産んだ4匹の子猫の中で、一番病弱で
栄養失調で、誰も引き取り手が見つからなかったピイピイ。
それにしても、引き取り手のない野良猫・野良犬・野良カメ(?)・野良鳥(?)をせっせ
と家に持ち帰っては怒られ、しかし粘り勝ちして飼ってきたのだが、最後はいつも母
任せ。御母さん、ごめんなさい。ピイピイも、あんなに抵抗する母を(「どうせ私が世話
する羽目になるんでしょ」と)説き伏せて飼わせてもらたものの、結局はこちらで就職
し、置いて出てきてしまった。
取り壊し&建て替えが進む実家で、ピイピイは檻に閉じ込められて、しょんぼりしてた
のを見て、さすがに責任を感じ、つれて帰ってきてしまいました。今では我が家になく
てはならない存在です。
なんといっても、ピイピイの「フン」は大変貴重。はい、「ふん」が貴重なんです。
コンポストの生ゴミちゃんと土、枯葉と混ざり、とっても良い堆肥になります。「燃えるゴ
ミ」で捨てるよりずっと匂わないし、合理的かつ環境に良い!(はず)
調布でこんな企画をするそうです。是非ご参加を。 ** コートジヴォワ-ルのスター、ニャマ・カンテさんをゲストに迎かえ、 チャリティーコンサートを開催致します。 日時 :11月21日(金)18:30PM会場 19:00PM開演 会場 :調布市グリーンホール(小) 京王線調布駅南口徒歩1分 入場料 :一般2500円 学生2000円 小学生以下無料(但し保護者同伴) 「チャリティーコンサート多摩実行委員会」主催 「多摩アフリカセンター」後援 プログラム ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.72よりNo.1,2,8(連弾)他 primo 太田恵美子 secondo 後田美穂 サン=サーンス:白鳥 チェロ 佐藤智孝 ピアノ 八木宏子 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズOp.3他 チェロ佐藤智孝 ピアノ八木宏子 ニャマ・カンテ&ジェリドンの演奏: ディヤ・ナナ、アイヨ、ジャガ、サンバ等 ギニアとコートジヴォワールの ポピュラーソングをアレンジ。 収益金はNPO法人「少年ケニヤの友」(ケニアの孤児を救う会)の奨学金に寄付 します。 なお、当日アフリカのアクセサリー、ケニアの紅茶を格安で販売します。 連絡先: 八木宏子(TEL:042-374-3245/FAX:042-374-3038) hirokoyagi(アット)aol.com 「多摩アフリカセンター」 アフリカに関連する文化芸術及び科学技術の振興を目的とするNGOです。
2年間にわたってアジア経済研究所で実施してきた共同研究の成果が本になり
ました。
武内進一(編)『戦争と平和の間~紛争勃発後のアフリカと国際社会』です。
第9章「モザンビークにおける平和構築の課題~国家レベルの共存と地域社会
内部での対立の深化」を書いています。
著者割(3割引)で購入可能です。希望者はご一報ください。
ました。
武内進一(編)『戦争と平和の間~紛争勃発後のアフリカと国際社会』です。
第9章「モザンビークにおける平和構築の課題~国家レベルの共存と地域社会
内部での対立の深化」を書いています。
著者割(3割引)で購入可能です。希望者はご一報ください。
TICAD IVや洞爺湖サミットに向けてアフリカ報道促進に協力してくださったメ ディア関係者の皆さん。お祭は終わりましたが、継続して地道な努力を続け てくださっています。 以下、そんな皆さんから届いた情報です。ぜひ、テレビ・ウェブ等でご覧くだ さい! ■TBS「報道の魂」11月17日(月)24時50分~25時20分 http://www.tbs.co.jp/houtama/「世界最貧国は訴える~食糧危機の深層」 *ブルキナファソの若者を通じて気候変動・貧困問題が農村にどのような破 壊的インパクトを及ぼしているか抉った番組です。 *洞爺湖サミット直前にNEW23で報道され、高い評価を受けましたが、15分 ぐらいの枠だったため、30分番組に編集しなおされています。 ■日経ビジネスOnline 「吉田鈴香の世界の中の日本」 「なぜ日本の援助は『顔が見えないのか』」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20081031/175910/?P=2 *日経ウーマンで「国際協力を仕事にした女たち」連載の吉田さんの 記事です。全文を読むには登録が必要ですが、簡単で無料なので是非登録 してお読みの上、コメントをバンバン送ってください。
昨夜遅くにドイツの義父母から電話があった。93歳と81歳。なんと、一晩中アメリカ
大統領選のニュースを見続けていたという。感激のあまり電話したという彼らに、心
温まるものを感じた。
私たち家族がオバマ候補に注目したのは多分1年ほど前のこと。連れがスピーチをU-Tube
で聞いて感動したといって、「御父さんはケニア人」ということで私も注目するようになった。
しかし、その時点では、まあ無理だろうと思っていた。まあ、何せアメリカの選挙。世界の
今後に関係あるといえ、私たちに選挙権はないのだし。その時はかなりシニカルな対応だ
ったように思う。
が、子供が熱で学校を休んだとき、家で二人でU-Tubeで色々なものを観ていた(家には
テレビがない)。ふと思いついて、オバマのスピーチを聞いた。民主党の大統領候補選の
分岐点となったニューハンプシャーの予備選での勝利スピーチである。ただ「変化」を繰り
返しているだけと批判されてきたスピーチだが、「変化」を期待する人がこれほどいて、実
際に政治の中枢を変える流れの中にこのような候補者がいるという事実に驚き、単純に
感銘を受けた。http://jp.youtube.com/watch?v=Fe751kMBwms
「自分の手で社会を国を変えられる」・・・その実感を、日本の何人の人が持っているだろ
うか?若い人ですら夢を持つことを躊躇う社会に、この社会はなってしまった。「何も変え
ることなんてできないさ」というニヒリズムが、社会全般に渦巻いている。「政権交代前夜」
とメディアは煽り、実際に政権が交代するかもしれないが、社会に生きる草の根の一人
一人にその実感はない。
今日、アメリカの選挙が終わった。オバマ候補の圧勝。そして、彼のスピーチを家族で聞
いた。確かに、合衆国社会は本当に変わるのか・・・これからが正念場である。
でも、草の根の一人一人が「変化」に掛けて努力をし続けた結果のこの勝利に、アメリカ
の市民社会の強さを感じる。(選挙戦に使われた巨額のお金はあまりにもったいないが・)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/us_elections_2008/7710079.stm
オバマの勝利は、「変化」というスローガン以上に、このような「一人一人の政治参加」、
「参加を通じての変化の主体に皆がなりえること」をMass(数えきれないほどの人々)に
実感させた点にあると思う。
ひるがえって、日本。私たちは、「政治への参加意識」をどれほど持っているだろうか?
「政治は政治家の専売特許」と考えてないだろうか?日本が駄目になったのを、単に政
治家と官僚のせいにしていないだろうか?一人一人ができること、もっとないだろうか。
オバマ・ソングというのを子どもと見つけて聴いた。タイトルはズバリ、「YES WE CAN」。
http://jp.youtube.com/watch?v=SsV2O4fCgjk
そのすぐ後に、「No, We Can't」という歌を見つけた。前者の裏番で、マケイン候補が
オバマ陣営に対して「No, You Can't」と非難キャンペーンをしていたのにかこつけたも
のである。これがかなり面白い。
http://jp.youtube.com/watch?v=gI7WwY4a9ro
私たちもいつの間にか、「No, We Can't」の世界に入り込んでいないだろうか。
そんなことを考えながら、終えた一日だった。
大統領選のニュースを見続けていたという。感激のあまり電話したという彼らに、心
温まるものを感じた。
私たち家族がオバマ候補に注目したのは多分1年ほど前のこと。連れがスピーチをU-Tube
で聞いて感動したといって、「御父さんはケニア人」ということで私も注目するようになった。
しかし、その時点では、まあ無理だろうと思っていた。まあ、何せアメリカの選挙。世界の
今後に関係あるといえ、私たちに選挙権はないのだし。その時はかなりシニカルな対応だ
ったように思う。
が、子供が熱で学校を休んだとき、家で二人でU-Tubeで色々なものを観ていた(家には
テレビがない)。ふと思いついて、オバマのスピーチを聞いた。民主党の大統領候補選の
分岐点となったニューハンプシャーの予備選での勝利スピーチである。ただ「変化」を繰り
返しているだけと批判されてきたスピーチだが、「変化」を期待する人がこれほどいて、実
際に政治の中枢を変える流れの中にこのような候補者がいるという事実に驚き、単純に
感銘を受けた。http://jp.youtube.com/watch?v=Fe751kMBwms
「自分の手で社会を国を変えられる」・・・その実感を、日本の何人の人が持っているだろ
うか?若い人ですら夢を持つことを躊躇う社会に、この社会はなってしまった。「何も変え
ることなんてできないさ」というニヒリズムが、社会全般に渦巻いている。「政権交代前夜」
とメディアは煽り、実際に政権が交代するかもしれないが、社会に生きる草の根の一人
一人にその実感はない。
今日、アメリカの選挙が終わった。オバマ候補の圧勝。そして、彼のスピーチを家族で聞
いた。確かに、合衆国社会は本当に変わるのか・・・これからが正念場である。
でも、草の根の一人一人が「変化」に掛けて努力をし続けた結果のこの勝利に、アメリカ
の市民社会の強さを感じる。(選挙戦に使われた巨額のお金はあまりにもったいないが・)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/us_elections_2008/7710079.stm
オバマの勝利は、「変化」というスローガン以上に、このような「一人一人の政治参加」、
「参加を通じての変化の主体に皆がなりえること」をMass(数えきれないほどの人々)に
実感させた点にあると思う。
ひるがえって、日本。私たちは、「政治への参加意識」をどれほど持っているだろうか?
「政治は政治家の専売特許」と考えてないだろうか?日本が駄目になったのを、単に政
治家と官僚のせいにしていないだろうか?一人一人ができること、もっとないだろうか。
オバマ・ソングというのを子どもと見つけて聴いた。タイトルはズバリ、「YES WE CAN」。
http://jp.youtube.com/watch?v=SsV2O4fCgjk
そのすぐ後に、「No, We Can't」という歌を見つけた。前者の裏番で、マケイン候補が
オバマ陣営に対して「No, You Can't」と非難キャンペーンをしていたのにかこつけたも
のである。これがかなり面白い。
http://jp.youtube.com/watch?v=gI7WwY4a9ro
私たちもいつの間にか、「No, We Can't」の世界に入り込んでいないだろうか。
そんなことを考えながら、終えた一日だった。
環境に優しい生活をしようと思い立った人の最初のチャレンジは、自分の「惰性=さぼり癖」
と思われているが、実は「パートナー」ではないか・・・と密かに確信している。
子どもは最も柔軟でかつ、環境に優しい生活への取り組みを楽しむことが多い。
問題は、「親」・「夫」である。
「親」はさすがに何十年も同じやり方で生きてきたので変えようがない。私たち夫婦は、母の
家に3人で暮らしていたことがあったが(アフリカの母系集団マクア人方式で暮らしてみた)
、暮らし始めた当初、母の「非Ecoぶり」に何度驚き、衝突したことか・・・。有機野菜も、「野
菜の皮についてる土にうんちがついてるからヤダ!」と不思議な理由で拒否反応を起こして
いた。(お母さん、今時肥だめ使ってる農家多分ないよ。)そんな母も何故か「布おむつ」に
は大いに賛同してくれ、「天気の良い朝に、布おむつを干す瞬間になんだか幸せ感じる」と言
って手伝ってくれたものだった。(最近、日本も母系化していて、「さざえさん一家」のような
家族も増えているらしい。)
居候の身としては大きな顔もできず、また人生の先輩でもある「親」を変えようというのは失
礼かもと思いなおし、目をつぶることにした。問題は、「夫君」である。一緒に暮らしているし、
フリーランスのビジネス・コンサルタントで家で仕事をする連れがどういう生活を送るかによ
って、我が家のエコ度は大きく変わる。
ペレットを岡山から買う(カーボンフットプリントを信じてない)、あったかくてもストーブをつ
ける、どこに行くにも車が手放せない・・・など既に紹介したとおり、悩みはつきない。
と思われているが、実は「パートナー」ではないか・・・と密かに確信している。
子どもは最も柔軟でかつ、環境に優しい生活への取り組みを楽しむことが多い。
問題は、「親」・「夫」である。
「親」はさすがに何十年も同じやり方で生きてきたので変えようがない。私たち夫婦は、母の
家に3人で暮らしていたことがあったが(アフリカの母系集団マクア人方式で暮らしてみた)
、暮らし始めた当初、母の「非Ecoぶり」に何度驚き、衝突したことか・・・。有機野菜も、「野
菜の皮についてる土にうんちがついてるからヤダ!」と不思議な理由で拒否反応を起こして
いた。(お母さん、今時肥だめ使ってる農家多分ないよ。)そんな母も何故か「布おむつ」に
は大いに賛同してくれ、「天気の良い朝に、布おむつを干す瞬間になんだか幸せ感じる」と言
って手伝ってくれたものだった。(最近、日本も母系化していて、「さざえさん一家」のような
家族も増えているらしい。)
居候の身としては大きな顔もできず、また人生の先輩でもある「親」を変えようというのは失
礼かもと思いなおし、目をつぶることにした。問題は、「夫君」である。一緒に暮らしているし、
フリーランスのビジネス・コンサルタントで家で仕事をする連れがどういう生活を送るかによ
って、我が家のエコ度は大きく変わる。
ペレットを岡山から買う(カーボンフットプリントを信じてない)、あったかくてもストーブをつ
ける、どこに行くにも車が手放せない・・・など既に紹介したとおり、悩みはつきない。
と思っていたら、彼は変わった!直接のきっかけは、栃木の半農x半パパのお宅にお邪
魔したことだ。元自動車整備士、タンザニアで協力隊を経験したその方は、今は子育てを
しながら農業をされており、自分たちで食べる分、近所に販売する分を作っている。「地産
地消(地元で生産し地元で消費する)」を目指している彼の説明には、説得力があり、また
彼の作る料理があまりに美味しかったので、影響を受けやすい夫がコロリと考えを変えた。
(妻が口を酸っぱくして何度も言っても効果ないんですね。やっぱり)
数日後、夫君。いきなり、大事な大事な「竹ちゃん」を切り始めた。
(慣れない仕事に血まみれになって・・)
そして、今まで竹に覆われていて諦めていた庭に畑のスペースが出現!
さらに、栃木から来てもらった半農x氏に何を植えるか指導してもらうと、俄然やる気が
湧いたのか、どこを掘っても竹の根っこだらけだったのを、根性で切って、コンポストの
土を盛り、畑が完成!「野菜早く植えてよ!」とワクワクして頼む彼ですが・・・知らない
んですか?今、11月なんですが。
これから冬に向かうんですが・・・。つまり、野菜って冬に植えるもんじゃないんだけど。
いや、ここでこのままにしては、あっという間にまた竹藪に戻ってしまうし、その時には
また「竹もいいもんだよね」となる可能性大。あわてて、子供たちと緑化センターに行っ
て、11月でも蒔けるホウレンソウやわさび菜、小松菜の種を購入。近所の子供を総動
員して、なんとか種まき終了。しかし、急に寒くなってきた。はたして発芽するんだろうか。
なお、連れが畑づくりに燃え理由には、①ロールモデル(特に、同性の。栃木と山梨で
素敵な男性たちに出会った)を見たこと、②サブプライムローン問題で欧州経済に陰り
が出て、仕事がなくなって、出費が抑えられることは何でもやろうという意欲が出たこと、
が挙げられる。
「夫」を変えたいと思っているあなた。この①と②をやれば、きっと変えられます。
(たぶんね。)
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HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表
専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。
1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。
国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)
-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。
単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)
共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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