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東京外国語大学舩田クラーセン(船田クラーセンさやか)の公式ブログです。アフリカ・市民社会(NGO)・環境関係のイベントや授業、耳寄り情報を流しています。特に、アフリカに関心を寄せる学生の皆さん必読情報を満載しています。 ************************ *************** 現在、朝日新聞Web版(アサヒ.コム)に記事を連載中。 「魅惑大陸アフリカ」「モザイクアフリカ」のページ をご覧ください。【連載】変わりゆくアフリカ最前線   http://www.asahi.com/international/africa/mosaic/ *********************************** ** This is an Official Blog Site of Sayaka FUNADA-CLASSEN,Associate Professor of Tokyo University of Foreign Studies (TUFS). The following info. is about events & classes on Africa, Civil Society (NGOs), Environmental issues. English/Portuguese sites are not yet available... Sorry, but please study Japanese!
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     アジア太平洋資料センター(PARC)主催セミナー
  『コンゴ紛争の現状と背景―これから和平に向かうのか?』
*********************************
◎日時:2009年3月9日(月)19:00 ~ 21:00
◎スピーカー 米川正子(JICA客員専門員(平和構築)/元UNHCRゴマ事務所
所長)
☆☆☆米川さんからのメッセージ☆☆☆
世界に忘れられた世界最悪のコンゴ紛争は、この10年間540万人の犠牲者を出
しました。この紛争の背景は大変複雑ですが、遠く離れた日本と決して無関係
ではありません。紛争の構造を理解したうえで、日本に何ができるのかを考え
てみませんか。
http://www.afpbb.com/article/pressrelease/contribution/2421360/3157102
◎参加費:PARC会員・2008年度自由学校受講生 500円
     その他の方・800円
◎会場:PARC自由学校
☆参加されるかたは直接会場までお越し下さい。
 http://www.parc-jp.org/guidance/guidance_04.html
*∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴*∴∴∴*∴∴
◎お問い合わせ:特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC) 
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail:office(at)parc-jp.org   http://www.parc-jp.org/
∴∴*∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴*∴∴∴*∴∴
PR
2月26日にJICA広尾(地球ひろば)で、アフリカ外交団(ADC)主催のイベントが
開催された。アフリカと日本をつなぐワンストップサイトの開始発表会だった。
http://www.adc-japan.org

これは、TICADIII(2003年のアフリカ開発会議)のときから日本にいるガボン大使
念願の企画で、多様性に富み日本から「遠い」アフリカと日本を近づけるために
バーチャルでもよいので「出会いの場」を創出しようという試みであった。
日本にいる人にアフリカを紹介するだけでなく、アフリカにいる人に日本の紹介も
しており、なかなかよくできたサイト。

しかも!約束通り、NGOとの相互リンクのコーナーを2つ確保してくれている。
ガボン大使は、TICADを改善するため急先鋒となり、市民社会とも一緒に日本
政府にプレッシャーをかけてきた。お国の市民社会状況は褒められたものでは
ないが、ここ日本では市民社会との連携は相当に進めてきたのも事実。
数年以内にお国に帰るという大使。お国でぜひ市民社会のポジション改善に
尽力してほしいものだ。

JETRO(日本貿易振興機構)からお知らせが届きました。

=================================================================== 
【参加者募集】  ☆「アフリカビジネス創出支援セミナー」☆ 
=================================================================== 
ジェトロではアフリカを中心とする開発途上国製品の開発・改良を支援する、 
開発輸入企画実証事業を実施しております。同セミナーでは、本事業を通じ 
て日本企業が取り組んだ開発輸入事例を紹介するとともに、開発輸入企画実 
証事業のコンセプトを説明します。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
=================================================================== 
■日  時: 2009年3月9日(月) 13:30~16:30
■会  場: ジェトロ東京本部5階AB会議室 
http://www.jetro.go.jp/jetro/profile/map.html 
■プログラム: 
事例紹介 
(1)「マラウイ産プーアル茶の製造開発とねらい」(仮題) 
  合同会社アースティー代表者 佐渡友雄基氏 
(2)「ケニア産ハーブティー・ジャムの品質向上と日本での販売戦略」(仮題) 
  フェアトレードカンパニー株式会社 生産管理担当 福原美子氏 
(3)「タンザニア産ミックススパイス開発への挑戦」(仮題) 
  バラカ株式会社代表取締役 住谷弘子氏 
事業説明 「優れた開発輸入案件の実現を目指して」 
■主  催: ジェトロ 
■定  員: 80名(先着順)参加費無料。受講票は発行いたしません。 
この点で質問がありました。
アフリカ関係の各種イベントですが、以下のサイトをご覧ください。

http://positiveafrica.net/ ポジティブ・アフリカ
(アフリカ開発メーリングリスト)
http://www.jca.apc.org/~ryosaito/aol-intro.html
アフリカ・オンライン
http://africa-rikai.net/
アフリカ理解プロジェクト
来年度卒論を執筆する皆さん

 春休みをどう過ごしていますか?就活で忙しいと思いますが、卒論の方もお
忘れなく!さて、春休み明け(4月14日)に各自提出してほしいものを個別に
オーダーメイド方式でメーリングリストに流しました。詳しくはそちらを。
 なお、書評の書き方ですが、皆なっていません!各自書評の書き方を調べて
から書いてください!
 4月14日は変更部分だけでなく、最初に発表したものも変化がわかるように
持参してください。(各自20部印刷)

■休学から復帰する皆さん  
以下の①~⑥までやってきて同じく4月14日に提出してください。
①卒論テーマ、②なぜ今あたながこのテーマを選んだのか(自分と社会的意義)、
③卒論で検討したい大きな問いを示してください。④仮説(仮)と結論(仮)を立
ててください。⑤実証方法を明示してください。⑥テーマに関する参考文献一覧を
少なくとも30は挙げてください。①との絡みで重要と思われるもの順で。そし
て、最優先のものの書評を提出。
UNFPAから招待状が届きました。女性への暴力は、日本でも大きな問題とな
っています。セクシャルハラスメントやDVだけでなく、就職等での差別も
暴力の一種です。日本では、結婚・退職後の女性の多くが非正規雇用労働
を余儀なくされ、男性給料の実に半分ほどしか平均して女性労働者はもら
っていないため、日本のジェンダー・エンパワメント指数は、人間開発指
標が世界で8位にもかかわらず、なんと58位となっています!!
最新の人間開発報告書が発行されています。詳細は、UNDPの以下サイトへ。
http://www.undp.or.jp/news/docs/2008_00265.shtml

本題のイベントですが、ウェブから申し込むことができるようなので、
「続きはこちら」を見て、申し込んで行ってみてください。(終了後のレセ
プションにも参加できます)
****
 国連は3月8日を「国際女性の日」と定め、女性たちが平等、安全、開発、
組織への参加のための努力により、どこまで可能性を広げてきたかを確認
すると同時に、今後のさらなる前進に向けて話し合う場として設けられた
記念日としています。
 日本では2009年3月6日(金)、在日国連諸機関が東京・渋谷の国連大学
本部ビルにおいて公開フォーラムを共同開催します。今年のテーマは、20
08年から2015年にかけて国連が実施している“UNiTE to End Violence Ag
ainst Women”キャンペーンの取り組みの一環として、“Women and Men: 
United to End Violence against Women” (「女性への暴力~根絶に向け
男女が力をあわせて今できること~」)が選ばれました。
 女性への暴力は、個人を心身ともに傷つけるだけでなく、家族をも傷つ
け、コミュニティを不安にさせ、やがては社会全体の暴力を助長する傾向
にあります。また、女性への暴力は、被害者の能力開発やスキルを身につけ
る機会を奪うことから、経済生産性を低下させると同時に、保健などの公共
サービスに負担をもたらします。世界銀行のデータによると、世界的に見て
15歳から44歳の女性は、癌、交通事故、戦争、またはマラリアにかかるより
も、DV(ドメスティック・バイオレンス)の被害にあう確立が高いとされて
います。
 国際女性の日2009は、家族で、職場で、そして社会でこの問題を語り合う
ことで、女性への暴力の根絶をめざす機会です。

日時: 2009年3月6日(金) 14時~19時
場所: ウ・タント国際会議場 (国連大学本部ビル3階)
モザンビークが浜松町駅からすぐにあるアフリカ・レストラン「カラバッシュ」
にて開催中です。

土曜日に、オープニング・レクチャーをモザンビーク大使と一緒にやって
きました。十数名ぐらいかなあと思っていたところ、かなり多くの方に参加
いただいて嬉しかったです。しかし、不思議な客層。かなり年配の方々、
中年男性、若い女性がメインのお客さんでした。年配の方々は退職後の
世界旅行で変わった所を探してアフリカ旅行にはまった人たち?中年男性
の皆さんは、仕事で行く人・行った人?若い女性たちはアフリカ好き?

いずれにせよ、企画した道祖神(アフリカ専門旅行会社)の意図がどうで
あれ、モザンビーク大使たちがどれほど煌びやかな宣伝をしたかったかと
も気にすることなく、私は「モザンビークのお化け話」をしたものだから、
多分、いや確実に冷や汗をかかせてしまいましたね。

しかし、数十回はしたことがある講演・レクチャーの経験で、「お化け」や
「ハート」の重要性を話したのは始めてのことだったように思います。さすが
に、時速300キロで夜空を飛ぶお化けの墓荒らしの話にはお客さんも引い
ていたようですが・・・私がいいたかったことは、「行った・見た・食べた」では
もはや旅というのは不十分であること。また、「知った、考えた」だけでは
理解に近づけないこと。そこに、「触れ合った、感じた」がないと!ということ
でした。

通常この「触れ合った、感じた」の「感じた」は、「感激した」とか「喜び」とか
「嬉しかった」というものを指すようですが、元来天邪鬼の私はそういう予想
されたものだけでは飽き足らないのです。というか、「喜び」「嬉しさ」だけだった
ら高校時代のアメリカでのホームステイでも十分インパクトのある体験だと思う
のです。

しかし、わざわざアフリカのしかもモザンビークくんだりまで行くのであれば、
やはり「自分との関わりを痛切に問い直されて苦しい」「傷に触れたことによっ
て心が揺さぶられた」という経験をしてほしいと思うのです。だから、日本で
モザンビークが一般の人に知られるきっかけとなった「戦争」の話を中心に
してみました。これから訪問する方々が出会うであろう人々はそんな話はし
ないだろう(モザンビークは忘れることによって前に進もうとした国だから)、
けれども現在のモザンビーク社会の根底にはこれらの戦争と逞しく蘇って
きた人びとの力があることを忘れないでくださいね、と締めくくりました。

とはいえ、そこまでは容易ではないかも。そこで手っ取り早い方法として、
「怪談」を聞きまくるという手法も紹介してみました。唖然とする大使たちを尻
目に、怪談話に花咲かせてしまったら、クロージングで大使から

「ご心配なく!モザンビークは安全・安心なところです!もう戦争も終わり、
平和を大切にしている国です!(お化けはいませんとは言われなかったの
で面目は丸つぶれにはなりませんでしたが!)」と念押しされてしまった。

終わった後、会場にいたモザンビークの人たちからやたら握手を求められ
まくりました。どっちの意味にも取れるのですが、大使からはご褒美?(ある
いは???)に、モザンビーク・ビールをおごっていただきました。その後す
ぐ、飛行機で関西に飛ばなければならず、その後の松山からお越しの皆さん
の太鼓やお話が聞けなかったのが無念です。

タンザニア大使のお別れ会での写真。アフリカらしい多様性ですね。
モザンビーク、ジンバブエ、ガボン、セネガル、タンザニア、ザンビア大使。

しかし、皆さん外交団長、次期外交団長、副外交団長を務めるツワモノども6名
の大使たちに囲まれ、さすがの私もタジタジ。ごく内輪の席ということもあり、かな
り高度な外交・政治的ジョーダン合戦がすごかったのですが、一番の槍玉にあげ
られたのは、ジンバブエ大使。当然です!!(お国のやり方に必ずしも同意され
ているわけではないようですが)
特に、隣国そして政権交代を果たし、故大統領がSADC(南部アフリカ開発共同
体)議長としてジンバブエに外交圧力をかけ続けたザンビアの大使が一番キツー
イジャブを放ち、私も応援。対するジンバブエ大使がせっかくパワーシェアリング
政権が始まったから様子を見守ってよね、と懇願。でも、逮捕や人権抑圧はいけ
ないいよね、とザンビア大使と二人で迫りました。
表面上のおべんちゃらではなく、お互い嫌なことも言える関係こそ、やはり外交
の基本だなあ、とつくづく思いました。これは私の実践してきた民際外交の基本姿
勢でもあります。対政府もこれでやってきました。が、日本社会には、まだそこに
は寛容さがない・・・言い換えれば「個人的」「感情的」に受け止めてしまうようです。
クールさが足りないのですよね。個人攻撃と勘違いする。すべて自分という狭い
領域で考えてしまう。日本の現在の政治を見ていると、マスコミもそれを煽ってい
る感があります。大人になりきれていない社会・・・それが日本なのかもしれません。
しかし、「パートナーシップ」というのは、そんな綺麗ごとではないはずです。これ
は、夫婦関係を思い出せばすぐ分かりますね。やっぱり、おかしいことはおかしい
と言えなければならない。
それにしても、ザンビア大使の高度なユーモアを交えながらのキツイ一言と、そ
れにボケながら応酬するジンバブエ大使の笑顔のやり取りを聞きながら、まだまだ
学ぶことが多い、修行が足りんと思ったしだいです。やはり、アフリカならではの
スピード感とポレポレ(ゆったり)感が一緒に出ているところはウルトラD技です。
しかし、大使たち。私がボケと突っ込みの里・関西の人間と知り、大いに「納得」
だったそうな。(あまりに、東京で出会う日本人とかけ離れているらしい・・・)
それもどうかと思いますが・・・。
 一番大変な時期にアフリカ外交団長を務めたムタンゴ大使(タンザニア大使)が今月
いっぱいで日本を去り、悠々自適のご隠居生活をダルエスサラームで送ることになっ
た。大使と出会ったのは5年前。本学で講演会を開催した際。タンザニアの外交官ら
しく、生真面目で優しい笑顔が印象的だった。
その後、私がタンザニアでも調査をすることになり、ビザ発給やタンザニア政府への
レターなどで大変お世話になった。
が、本当に一緒に「活動」したのは、「アフリカ2008キャンペーン」を立ち上げてから。
http://www.africa2008.jp/ アフリカのために、エッセイコンテストをしたり、走ったり、
泳いだり・・・と実にめまぐるしい活動に献身的に、そして身体をはって(!水着姿で
プールで泳いだ)、協力してくださいました。それまでは、キャンペーンにまったく興味
がなく、僕は真面目にビジネスについて考えたいと言っていたのに!

そんな大使にお別れを言おうものの、オーストラリアから韓国までカバーする大使。
1月からまったくつかまらず、泣く泣く諦めていたところですが、そこはモザンビーク
大使。ごく内輪のお別れ会に呼んでくださり、ゆっくりとお別れとお礼を言うことができ
ました。
かけつけた大使たちもごく親しい大使たち。特に、TICADに向けて精力的に動いた
人たちで、夕食の場は外交官だらけというのに堅苦しくなく、冗談に次ぐ冗談に多い
に楽しい時間が過ぎていきました。(若干、下ねたが多かったのですが・・・)
タンザニア大使からは、私たちとの活動の結果、市民社会の重要性や交流の促進
の重要性を痛感した。帰国したら、日本とアフリカをつなぐ民際交流に今度は市民社
会の一員として尽力したい、とスピーチされました。涙涙でした。
お友達のアドゴニーさん(ベナン出身)から案内がありました。
是非、ご参加ください。アフリカに行ったことがなくても、行った気分
になるホットなパーティをいつも開催してらっしゃいます。是非ご参加を!
  -------------------------------------------------------
◆2009年 第二回和フリカンパーティ◆
2月21日(土)、今年二回目の和フリカンパーティが開かれます!
来月より、みなさまのおかげで全国展開をすることになりました!
東京での和フリカンパーティに参加するには今が絶好のチャンスです!!
■日時 2月21日(土)19:00~23:00
■場所 IFC国際親善センター 東京都港区南青山4-13-16トミタハウス1F
電話番号:03-3479-8038(わたべさん)
■料金 お一人様 前払い(振込)→\4,000 当日払い→\5,000
Food+Drinks付き!Foodは食べ放題!!
事前に振り込まれた方は、領収書を必ずお持ちになってください!

みなさまには、いままでの感謝をこめて最高に楽しんでもらえるようにパーテ
ィ を準備しております!!お祭り騒ぎできるパーティです!みんな一緒に盛り
上がりましょう!!

祖母から教わったアフリカ料理を、食べやすくアレンジしたのが、和フリカン
料 理!南フランスのワインと共に、東京のど真ん中のすばらしい会場でアフ
リカの田舎に来ている気分で騒ぎましょう☆
たった1日のハンガーストライキを終えました。
たった1日なので、書くほどのことはあまりないのですが、感想だけ。

まずは「そこに胃がある」ということを最初は常に意識させられたということ。
それゆえ、いつも何のためにこれをしているのかということを意識させられ続けたと
いうこと。そのため、何をしていても、ジンバブエの人々のこと、自分とのつながりに
ついて考えざるを得なかったこと。

今までいろいろな活動をしてきましたが、これは発見でした。
自分の身体の中に問題提起を抱え込むこと。簡単に忘れない。簡単に通り過ぎない。
同じ時代に生きる主体として。そのことを考えさせられました。
普段色々なことを意識して生きてはきましたが、それでも体内に何かを感じることによ
って問題を考える、つながりを感じるというのは初めての経験でした。

先日、JANICさんのセミナーで、「市民社会とは?」というスライドを最後に紹介しました。
正直、直前まで何を書こうか迷っていました。
その定義も捉え方も、実態も多様である。それこそ、星の数ほど!
しかも、言いたいことは沢山ある。

それでも、私の中に残ったのは次のようなポイントでした。
特に、「市民社会とは主体である!」というのは、一番言いたい点でした。
政府任せにしない。NGO任せにしない。人任せにしない。
自分から出発し、社会(狭い日本だけを指さず)の中に飛び込み、そして自分に戻る。
そんなことを、考える機会でした。

1.市民社会は政府が国家機能を果たすための補助組織ではない

2. 市民社会を政府のWatch Dogとしてのみ捉えてはならない
  Watch Dogは必然。抗政府(権力)は忘れてはならないが。
3.  市民社会はNGOだけを指すのではない
4. 市民社会とは「主体」である
  ( 国づくりの主体であって、民主主義下において市民社会が
政府を選び・形成するはず

先日のハンガーストライキ(ジンバブエの人々との連帯のための)を主導した
CIVICUS(立ち上げはクミ・ナイドゥーさん)にいらした今田さんの報告会です。
==========================
http://go.worldbank.org/SZLZ806AS0
『地球規模での市民社会の優先課題~CIVICUSの視点~ 』
 
南アフリカに拠点をもつCIVICUS: World Alliance for Citizen Participation は、
世界100カ国以上に会員団体をもつ、シビルソサエティ団体(CSO)の連合組織
です。 国連、世界銀行、世界経済フォーラムなどで、途上国のCSOのとりまとめ
役を担うほか、世界各国の市民社会の成熟度を測定する市民社会インデックス
(Civil Society Index) を開発しています。
今回のコーヒーアワーでは、一時帰国予定の今田克司さんを迎え、南の市民社
会のネットワークとしてのCIVICUSの優先課題、グローバルな市民社会と国際
機関、ドナー国の連携、日本への期待などについてお話しいただきます。奮って
ご参加ください。

今田克司さん(CSOネットワーク共同事業責任者・CIVICUS事務局次長)
1990年代に米国で日米NPOセクターの人材交流推進を手がけ、2000年に帰国。
日米NGOの連携を進めるCSO連絡会の事務局長を経て、 2004年から、CSO(
市民社会組織)や国際NGOの役割に関する調査・研究、情報発信・普及活動を
行うCSOネットワークの共同事業責任者。2007 年10月よりCIVICUSに出向、
現職。南アフリカ・ヨハネスブルク在住。
日時:2009年2月17日(火) 午後6時30分~8時00分
場所:世界銀行情報センター(PIC東京)
東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル1階
地下鉄三田線 内幸町駅、日比谷線・千代田線・丸の内線 霞ヶ関駅下車(C3出口)
早速ですが、本日アフリカ料理・神楽坂トライブスにて、「アフリカのために食べよう!」
というチャリティ・ナイト企画があります。本日のテーマは「ガーナのチョコとしあわせの
物語」で、18時30分~22時の開催です。
参加費は無料ですが、特別料理とドリンクが500円でついています。
直接お店に行ってください!
トライブス(神楽坂か飯田橋駅から徒歩3分)http://www.tribes.jp
企画:ハンガーフリーワールド&緑のサヘル
http://www.hungerfree.net
新ゼミ生の皆さん
いよいよ春休みに入りますね。無事進級されていることを祈りつつ、春休み中の
課題についてお知らせします。その前に、一応ガイダンスの時間を設けておくの
で、来れる人は来てくださいませ。留学予定の人も是非お越しください。

ゼミも6年目を迎え、私もゼミ生もグレードアップすべく、今年からゼミに入る前の
春休み中の過ごし方のガイダンスをすることになりましたので、よろしく。
===================
2月17日(火)14時半~15時半@750号室
新ゼミ生向けガイダンス
===================
その時に詳しく説明しますが、春休み中にやってもらいたいのは、次の点です。
1.指定図書の『新書アフリカ史』講談社を読破しておいてください。
*いつも最後まで読み通せない人が出るのですが、最後の方は非常に重要。
*最初のゼミの際に感想を披露してもらいます。
2.休み中に、なんでも良いのでアフリカ関連の映画を見て感想を書いてください。
*ツタヤに一通り置いてあります。
*今週末からはユッスンドゥールの『魂の帰郷』、
3月14日から『バオバブの記憶』http://www.baobab.polepoletimes.jp
3.なんでも良いのでアフリカ関係のNGOの勉強会・報告会などのイベントに
参加してみて、感想を書いてください。
*何もない・・・ということはないと思いますが、万一何もないときは相談を。
アマゾンに並び世界の肺といわれているコンゴの森林保全についての
シンポです。コンゴ東部紛争の影響についてもきちんと触れられると良
いのですが・・・。
==============================
「アフリカ・コンゴの森を守れ-コンゴ河流域熱帯雨林保全シンポジウム」
http://www.jica.go.jp/event/090224.html
主催:独立行政法人国際協力機構(JICA)
日時:2009年2月24日(火)13:00開場、14:00開演~17:00終了
場所:国際協力機構 研究所(JICA研究所)二階 国際会議場
内容(日仏同時通訳):
1.基調講演:「コンゴ河流域熱帯雨林における人と動物の共生」
  山極寿一教授(京都大学大学院人類進化論研究室
2.現地報告:「コンゴ河流域熱帯雨林からの報告」
コンゴ河流域国の森林官
3.パネルディスカッション:「コンゴ河流域熱帯雨林の現状と課題」
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プロフィール
HN:
舩田クラーセンさやか
性別:
非公開
自己紹介:
舩田クラーセンさやか
東京外国語大学 外国語学部 准教授
(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表

専門は、アフリカにおける紛争と平和の学際的研究。
モザンビークをはじめとする南東部アフリカの調査・
研究に従事。大学では、ポルトガル語・アフリカ地域
研究・紛争と平和を教える。

1993年よりNGO活動に積極的に関わり、援助改革、
アフリカと日本をつなぐ市民活動に奔走。

国際関係学博士(2006年 津田塾大学)
国際関係学修士(1995年 神戸市立外国語大学)

-1994年、国連モザンビーク活動(ONUMOZ)で国連ボラン ティアとして選挙支援に携わる。
-1996年、和平後のパレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで政府派遣選挙監視団に参加。
-1995年、阪神淡路大震災時のボランティアコーディネイター(神戸市中央区)
-2000年より、モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク(モザンビーク支援ネットワークに改称)設立、代表を務める。
-2002年、「食糧増産援助を問うネットワーク(2KRネット)」設立に関わる。
-2004年より、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム 副代表に就任。
-2007年8月より、TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet) 運営委員に就任。

単著『モザンビーク解放闘争史~モザンビーク現代政治における「統一」と「分裂」の起源を求めて』御茶ノ水書房 2007年
(日本アフリカ学会 研究奨励賞<2008年度>受賞)

共著 The Japanese in Latin America, Illinois University Press, 2004.
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